笠井あゆみさんのレビュー一覧

アルファの執愛~パブリックスクールの恋~ 小説

ゆりの菜櫻  笠井あゆみ 

公太子殿下 アマイと思います

先生買い。「アルファの耽溺・・」のスピンオフで、ロンドン郊外のパブリックスクール、エドモンド校舞台のお話。攻めを可愛いなと思いましたが、ちょっと見通しが甘くないですか・・とつっこみたくなってしまったので萌にしました。攻めのロランにはもっともっと頑張ってもらわねばと感じたお話230Pほど+後日談4P+前作カプのエドモント校最後のサマーバケーションのお話10P。前作カプが割合絡んでくるので、前作を読ん…

3

春淫狩り ―パブリックスクールの獣― 小説

高月紅葉  笠井あゆみ 

一気読みの面白さ

初読みの高月紅葉先生作品。
おーもしろかった〜〜!!!!
他の方も書かれているように、笠井先生表紙&タイトルでエロ特化型小説のような印象を受けますが、そして実際エロも多いし長いけど、描かれているのは純愛。
私には珍しく一気読みでした。

英国パブリックスクール内で寮代表を務める2人。
幼馴染で、子供の頃からの因縁がある2人は学校内の闇の集まり(キツネ狩り)に関わってしまい…なお話。

9

華妻 小説

西野花  笠井あゆみ 

萌はなかったかな?官能小説です

西野花先生作品初読みです。
笠井あゆみ先生のどエロいどインパクトな挿絵に
ノックアウトされて手を出しました。
この表紙に偽りない目眩く性生活でした。

正式に同性婚が認められている世界で、
華道家の久嗣と杏は夫婦。

妻になって欲しいとプロポーズされて結婚してるし
なんか、BLっていうか普通に男女モノの官能小説の
感覚で読んでしまいました。

久嗣の事が大好きでお互い大切な…

3

小説家先生の犬と春 小説

砂原糖子  笠井あゆみ 

切ない恋心に萌えが滾る

砂原先生の『猫屋敷先生と縁側の編集者』のスピンオフ作品。スピンオフ作品ではありますが、前作未読でも問題なく読めます。

実は前作『猫屋敷先生と~』があまりツボらなかったこともあって(いや失礼)今作品も購入をためらったのですが、うん。笠井さんホイホイされてお買い上げ。だって見てください、この表紙を!

めっちゃ綺麗。
そして優しさが詰まってる。
思わず手に取ってしまう、そんな素敵表紙なの…

10

猫屋敷先生と縁側の編集者 小説

砂原糖子  笠井あゆみ 

表紙と中身のギャップ

笠井あゆみ先生の表紙なのに二人とも着衣!?と逆に購買意欲をそそられて購入。
電子版は中の挿絵なし、SSあり、あとがきあり。

タイトル通り、猫屋敷に住むぐうたらな作家✕真面目な編集者なんだけど…原稿を貰うためにカラダでどうこうするという、BLあるある的な流れが少々残念。表紙の肌色率の低さから、勝手に、てっきりそれとは違うアプローチで、敏腕編集者が原稿を書かせるのかと思っちゃったので、それは自…

2

アルファの執愛~パブリックスクールの恋~ 小説

ゆりの菜櫻  笠井あゆみ 

健気な美人受けが辛い片思いに耐えてるのは萌える

「アルファの耽溺~パブリックスクールの恋~」のシリーズ作ですが、今作だけで問題無く読めます。
ちなみに、アシュレイと由葵がガッツリ活躍してくれるので、既読の方はその点もお楽しみに!

で、ゆりの先生と言うと、溺愛執着攻めと強気美人受けの攻防が楽しい、コミカルなお話の印象が強かったりするんですけど。
ただ今回ですね、次期大公の攻めに、そんな彼の側近となるべく付き従う受けでして。

この二…

10

蜜を喰らう獣たち 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

攻め二人の存在感が半端ない表紙(^_^;)

2014年刊。
犬の執着心に特殊設定を混ぜ込んで、紆余曲折な流れを作って一冊で上手くまとめている宮緒さんの力量はさすがだ。
それにしても、表紙からして攻め二人の存在感が半端ないね~、恰好いい!!

でも主人公は真ん中の子・ナギですよ!!
挿絵の笠井さんが遊んでいる気がしてならない(笑)

この子を巡って"エクス"という超能力特殊部隊VS闘犬・シナトと猟犬・イービス…

0

深窓のオメガ王子と奴隷の王 小説

小林典雅  笠井あゆみ 

こんなオメガバースならもっと読みたい

とても読みやすかったです。シリアスで典雅節は何処へ?と思ってましたが、そもそもこの平和な世界が典雅さんならではでしたね。

エロとロマンスの増量と作者さんの好きツボ満載にこちらも美味しく読了しました。

キリルの人生の第二章は本人にとっては辛いものでしたが、ちょっと思い込み激しすぎない?と思ったらやっぱり!ちゃんとロランに愛されてたんですね!
受けの前でだけ不器用で可愛さ余って憎さ100…

6

人魚姫の弟 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

おおっ!!攻めの一途さに腹黒さがない!!

2014年刊。
ルビー文庫の官能童話シリーズなら先に一通り読んでいるので、童話モチーフの元祖となる?こちらも読んだ。
この一冊には、幼い弟まで男娼として稼がせようと目論む両親から逃れてきた兄弟の物語『銅の足輪』と後日談、お馴染みの人魚姫を元にした表題作が収録されている。

『銅の足輪』ではヘンデルとグレーテルモチーフだけでなく、ヨーロッパではじゃがいもの普及で飢饉を乗り越えるようになった?…

2

溺愛調教 小説

西野花  笠井あゆみ 

4P?NTR?良いわ…説得力つよすぎるわ

4PもNTRも、奴隷もそれを素直に受け入れる人間も興味ないし良さも分からないのだけど(登場するSM作家の了一も「一般受けが悪くてな」と仰る)この作者にかかればすべて「良い・・・」と思わせるのが凄いです。もう夏乃と同じく読者も飼いならされておしまいになっているみたいです。

西野さんの作品を読んでいて良いなと思うところは、良いとこ美味しい展開を途中で止めたり省かずにちゃんとみっちり描いてくれると…

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