笠井あゆみさんのレビュー一覧

秘恋は咎に濡れ 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

万年筆の正しい使い方

俺様攻めのスパダリの王道BL。うん、とても面白かった。沙野先生の作品初読みですが、非常に読みやすくて楽しかったです。

職業BL?というんでしょうか、恋愛よりも政治家の世界を主軸にした駆け引きを、男の身体を貢ぎ物として描くある種の王道BLでした。
王道なんですが、上滑りするような構成ではなくバッググラウンドも丁寧に描かれ、しつこさが無いので最後まで中だるみを感じる事なく読破できました。とにか…

2

小説家先生の犬と春 小説

砂原糖子  笠井あゆみ 

元カノの存在感が結構濃ゆい

「猫屋敷先生と縁側の編集者」で、右手を怪我して「一人で生きていられなくなったとでも泣きついたら、同情して戻ってきてくれるかもね」と呟いていた犬明先生。

その後、彼女とヨリを戻したかなぁ、うまくいってればいいなぁ…と妄想してたのですが、犬明先生もBL世界の攻めとしてお仲間入りしちゃったんですね。。。。
彼のスピンオフは特に望んでいなかったんだけどな。

でも、猫屋敷先生の攻めが大好きなの…

9

小説家先生の犬と春 小説

砂原糖子  笠井あゆみ 

溺愛攻めが好きな方に読んで欲しい

はぁ素敵でした。猫屋敷先生とは正反対の犬明の完璧ぶりがまた違った魅力があってとても面白かったです。

「小説家先生の犬と春」
最初は戸惑いながらも人助けのつもりで受け入れた元カノの弟の春。
その春がずっと作家の犬明に憧れていて初めて会ったのが姉の恋人としてで、好きになった途端に失恋決定とか切なすぎました。更に同じマンションの医師をゲイバーの太客として選んでいた理由もです。

犬明が酔っ…

5

処女執事~the virgin-butler~ 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

意外性にびっくり

淫靡な表紙絵やtitleから想像できない、意外性にびっくり。
淫靡な表紙にそぐわない、真面目な社会問題をとりあげています。

デザインベビーや臓器移植用のドナーとしてのクローン培養のお話。
これは、現実に起きて居そう。生々しい、恐ろしい。
私たちに公開されているのは、ヤギのクローンだけど、中国辺りならこの小説のようにデザインベビーを培養していそう。あの国は、胎児を若返りの薬として食う習慣…

5

「アルファの執愛~パブリックスクールの恋~」コミコミスタジオ特典ペーパー「その後の二人」 グッズ

料理まで

ロランが次期寮長に決まってのすぐの夏期休暇のお話でした。伊織は頑張って進級資格を得て休学したようでした。

伊織がつわりで具合を悪くしている間に、ロランはロンドンでの住居を探していたらしく、夏期休暇に入る前に高級マンションを購入していたらしいです。

そして夏期休暇に入って直ぐに伊織と一緒に引っ越しをしてました。更に12月に出産を迎える伊織に栄養のある食事を作ろうと決めて料理まで習い始めた…

3

アルファの執愛~パブリックスクールの恋~ 小説

ゆりの菜櫻  笠井あゆみ 

一途攻めは最高でした

実は私はゆりの先生の「パブリックスクールの恋」シリーズのオメガに一途な攻めが大好物なんです。

今回のロランにはちょっと詰めの甘さは見受けられましたが、幼い時からの伊織への並々ならぬ執着に萌えさせて頂きました。一目惚れにも近いのは「運命の番」だった事にも激萌えでした。お互いが初めての相手だったのも好感が持てました。


伊織の近くにいる者は例え新入生のファグでさえ嫉妬する狭量さとか、伊織…

7

魔女の血族 運命の蜜月 小説

西野花  笠井あゆみ 

この度も読むドラッグでした

今回もすすすごかった…

前作オリジナルウィッチで初めて西野作品を読み、この続編の電子書籍待ちの間に何作か読みました。3P4Pオメガバースにドラッグ…いざこちらのお話に戻って物足りなく感じるんじゃないかと思いましたが全く杞憂でした。今回も読むドラッグでした。

そしてやはりお話自体面白く説得力があって、自分が苦手意識があった要素要素(少年漫画で頻繁に出てくる血統や、BLで主人公が敏感でエッ…

1

小説家先生の犬と春 小説

砂原糖子  笠井あゆみ 

猫屋敷先生のスピンオフ

猫屋敷先生同様、笠井先生なのに着衣の表紙(カラー口絵2枚も95%着衣!)。優しい色合い、穏やかな表情、タイトルの字体、全部好きです、素敵です。内容も表紙に見合って穏やか、アップダウンは控えめに感じたのと、どちらかというと猫屋敷先生のキャラの方が好きだったので、こちらは萌にしました。大人な小説家先生のお話、本編160Pほど+その続き140P超+あとがき。

猫屋敷先生のお話で手をひねってしまった…

1

式神の名は、鬼3 小説

夜光花  笠井あゆみ 

とっても面白かったです。

 3巻、まとめて読めてよかった。
ほぼ、一気読みでした。
とっても面白かったー(≧▽≦)


 どうなることかの出来事が多々ありましたが、まずは子鬼の草太。
無事発見できて、一緒に家に帰ることができてました。
人を殺めることも、食べることもできないまま、姿は大人でも、中身は5才児並のままで。
よかったね〜と胸をなでおろしました。

 伊織は残念でしかなかった。
櫂の気持ちを考…

0

式神の名は、鬼2 小説

夜光花  笠井あゆみ 

どうなるの〜〜〜〜

 いそいそと読み出した2巻。
いや〜これ、どうなるの〜〜〜(;゜∀゜)
ラストまで、心配と驚愕の連続でした。


 登場人物の過去にまで遡って、いろんな糸が繋がってた!
予想外の相関図が少しずつ出来上がってきていて、続きが気になって気になってたまらないです。
重くなっていく展開なのに、羅刹と草太のケンカを始めると「修理代がかかる」と止める櫂のセリフに和んだりもしました。


 …

1
PAGE TOP