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丸木文華 笠井あゆみ
ate
ネタバレ
大正主従もの、閉鎖的、鬱々!! 溺愛執着ハイスペ驕慢攻め。 受けのことは甘やかしまくりだけど外堀埋める系! 大好物です!!!!! 受けには捕まえようとすると壊れそうな脆さ。 ついつい魅了されちゃいます。 サスペンス要素もあって、モヤモヤっとあと引く怖さ。 全てが繋がってから、振り返ると、そういうことかーーーと 面白さも怖さも濃厚さも倍増!! えろは濃厚で甘やかしつつガツガ…
寺崎昴 笠井あゆみ
オクトパス
先天性の病気で狼みたいな見た目で生まれきた攻めの祭視点です。 とてもいい意味で、BLらしくない一作。 男同士の恋愛というよりも、「普通」ではない男ふたりが出会い、成長し、自分自身を受け入れるまでの話です。その過程で、お互いに惹かれ恋に落ちる。 祭の抱えている葛藤や苦しみは、誰もが似たような悩みを持ったことだろう。感情の描写や家族や友人との関係の描写もとてもリアルで、獣人という設定ではあるが祭…
愁堂れな 笠井あゆみ
七慰
個人的にはこのシリーズの中では一番好きです。 前2作は割とすぐに結末の予想もできましたが、これは解らなかった! ただ、CPがあまり好みではないのにも関わらず神にしたのは ひたすら柳さんに惹かれてしまったからです。 結末を知った後、3Pの部分が本当にああああ・・・(溜息)となりました。 後は執念というか、もはや怨念というのか・・・が凄いなと。 萌キュン要素が欲しい方向きではないと…
凪良ゆう 笠井あゆみ
碧雲
八墓村のBL版のような和風ホラー要素を盛り込んだ、 虐げられ自由が無い底辺で生きるマイノリティ二人と、生れ変り?の異母兄弟二人、 この四人が主役の凄く切ない因縁物語。 「累」と書いて「カサネル」と讀む。 夢で見た過去世と同じことを、無意識に累ねる=辿るように生きる七緒と奏の兄弟。 七緒は天気の予知ができる、優しい少年。 奏人は、烏の雛のようなカクシゴの異母弟。 二人が見る夢は…
kurinn
こちらのコミコミさんの小冊子は、ヤクザの柳視点のお話でした。 伊吹の父親との関係や、彼が亡くなる日のことが柳を通して語られています。 伊吹の父親の慎也の父親に対する妄執が、救いようの無いものであったことが何とも悲しいです。 息子達は伊吹の父親の呪いにかかる事なく、幸せな未来に向かっているようです。 ですがその代わりに全く無関係であった柳に、その呪いが降りかかってしまったように感…
こちらは93冊目のルチル文庫さんの作品だそうです。 カバーの愁堂れな先生の既刊本の欄が、老眼には驚異に思えるくらい多作の作家さまです。 そして多作故に当たり外れが多い作家さまだと、個人的に思っています。 でも今作はとても面白くて、最後の種明かしには「なるほどそう来たか!」と思いました。 ただね、このカラクリ自体が神野才という天才が居なければ、解けなかったであろう事がモヤつくので…
中原一也 笠井あゆみ
甘羅沙やこ
まさにタイトル通りで、なかなかレビューが書けませんでした。 タイムトラベルものです。 読みはじめて違和感が。 受けの一人称で物語が綴られているのですよね(ごく一部を除いて)。 ちょっと今回は外したかな? と思った自分を殴ってやりたい。 中原さんのあとがきや他の方のレビューでも触れられていますが、 ド○えも○(イケメン執事型バージョン)です。 季節が移り変わるさまをしっとり…
ナツ之えだまめ 笠井あゆみ
笠井あゆみさんの挿絵効果で、地味目な調理師男子の物語が、可愛らしく華やいで感じます。絵の効果って、凄いです。 スープが自慢のカフェ“灯心亭"を営む森宮光春は、母譲りの美貌。 母は、かつて商店街の美魔女、と言われた占い師。 母が父と一緒に田舎で農業を楽しみたいという事で引退、店を引き継いでカフェに改造。 「特別メニュー3万円」は、鑑定のこと。光春は、「鏡」になって導く。 ・・…
二時間サスペンス調 BL版推理小説 「サブリミナル効果」を仕込んだビオ・・と書いたらネタバレになりますね。 このシリーズ、1は、直球すぎてどんでん返が甘い。 3→2→1の順で読んじゃったからかな?? シリーズ3作目の半分ほどの面白さだった。 何故だろうと考えたのですが、 3巻は、柳さんという強烈な個性を持っているキャラのおかげで、読後の余韻があって深みがあった。 2巻は…
笠井画伯の淫靡な表紙絵のインパクトは、衝撃大です。 そしてタイトルの「淫具」も凄い。でも、中身はちっとも淫らじゃない。 「淫夢」に続く、才と愛の推理話。 故人の恋人が誰なのかを伏せて、遺された人を救う嘘の話。 心臓が悪かった夏樹の兄が孤独死。 仏国から帰国して、たった一人の肉親・兄を失い、兄との関わり方を後悔する。 兄の事を知らな過ぎて、葬儀にも戸惑う。 夏樹は、才に生前の兄の動…