笠井あゆみさんのレビュー一覧

「コンプリートセオリー」番外編「夢は叶うもの」 グッズ

夢が叶って欲しい

人の心が分からないという久嶋をそのまま愛せるのは音喜多しかいないでしょう。

そして、そんな音喜多の夢はいつか久嶋と一緒に暮らす事なのです。

いくら胸を突き刺すような冷たい言葉を言われようが、甘さのカケラもない態度を取られようが音喜多は何度挫けても立ち上がって来ました。久嶋限定Mですね。

そんな音喜多の夢が叶いそうだったのがマンション建設予定地を探していたところに、降って沸いたよう…

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コンプリートセオリー 小説

谷崎泉  笠井あゆみ 

続きが読みたいです!

「スクランブルメソッド」の謎は全て明らかになってて、スッキリしました。

そして今回も三話構成でしたが第一話で事件はあったものの、第二話は第三話への序章といった感じでした。

今作は音喜多と久嶋の仲がグッと深まっていたと思いました。自分の感情が分からない久嶋なりに無意識下で感情は育ってたと思います。
第三話の音喜多の過去に繋がる事件で、それが鮮明になったと感じました。

内容を書くと…

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スクランブルメソッド 小説

谷崎泉  笠井あゆみ 

夢中になって読みました

既に続編の「コンプリートセオリー」も刊行されてますが、2冊とも本棚に眠ってたので今月の新刊が届く前に読みました。

両方とも大ボリュームでしたので今まで寝かせてましたが、何故早く読まなかったのかと悔やまれました。

他レビューを見ると今巻では謎がそのままなのと、久嶋という人物が糖度が低いために中立が多くて驚きました。

でも私のようなBLにプラスを求める方には堪らない一冊だと思います。…

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ギフテッド~狼先生は恋をあきらめない~ 小説

寺崎昴  笠井あゆみ 

新人作家さんですが面白い

表紙につられて買ったら新人作家さんということで、読んでいきましたが面白かったです。
今後も頑張ってほしいと思える完成度でした。
ただ、差別や迫害の話をやるならもっと深淵まで描いて欲しかったです。

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天使の定理 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

至上の繋がり

予想のはるか上を行く面白さでした!!
沙野先生には毎回驚かされます。
最後まで気が抜けない、予定調和は一切ありません!
何となくお互い惹かれ合うなんて事にはならないのでご安心を。

兄弟の定理で掴みどころの無い「観察者」として結果的にはキューピットとなった式見槐
この式見がどのような恋愛をするのか…

沙野先生にしか書けない魂×魂がぶつかり合う命を削る様な恋愛でした。
弦宇の絶望…

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ギフテッド~狼先生は恋をあきらめない~ 小説

寺崎昴  笠井あゆみ 

笠井先生のイラスト最高!

ホントは萌えかなぁと思ったけど
笠井あゆみ先生のイラストが神100%で
神にしました!
お話の内容は、設定は面白かったけど
まぁ最初の方でこうなるんだろうなーと…
イラストは素晴らしく、獣人の祭が素敵でヨダレ物でした!!

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ギフテッド~狼先生は恋をあきらめない~ 小説

寺崎昴  笠井あゆみ 

文句なしの神!!

てっきりモロなファンタジー小説かと思ったんですよね。
だけど、読んでみたら違った。

「先天性獣化症」のため狼のような姿で生まれてきた攻めという点ではファンタジーです。

だけど特異な見た目のせいで「普通」から外れてしまっている攻めの祭が抱えているコンプレックスや劣等感。
それが決して特異な悩みというわけではなく、予想以上に等身大なんですよね。
大なり小なり、私たちが抱えているものと…

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ギフテッド~狼先生は恋をあきらめない~ 小説

寺崎昴  笠井あゆみ 

きれいなお話

先天性獣化症の主人公が恋した相手は、家庭教師として雇われた先の教え子でした。

主人公の祭が獣人の姿なのは、もちろん色々な比喩を意図したものなのだろうと承知しています。当事者にしかわからない重荷や苦しみを背負ってくれている彼には、弟の楽、母親、衝突しながらも親友となった森川と村瀬という理解者たちがいます。就活中、なかなか内定をもらえなかった祭を採用した塾の経営者も「理解のある」やり手。彼(女)…

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霧の楽園 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

濃厚ミステリアス

大正主従もの、閉鎖的、鬱々!!
溺愛執着ハイスペ驕慢攻め。
受けのことは甘やかしまくりだけど外堀埋める系!
大好物です!!!!!

受けには捕まえようとすると壊れそうな脆さ。
ついつい魅了されちゃいます。

サスペンス要素もあって、モヤモヤっとあと引く怖さ。
全てが繋がってから、振り返ると、そういうことかーーーと
面白さも怖さも濃厚さも倍増!!
えろは濃厚で甘やかしつつガツガ…

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ギフテッド~狼先生は恋をあきらめない~ 小説

寺崎昴  笠井あゆみ 

意外性のある話

先天性の病気で狼みたいな見た目で生まれきた攻めの祭視点です。
とてもいい意味で、BLらしくない一作。
男同士の恋愛というよりも、「普通」ではない男ふたりが出会い、成長し、自分自身を受け入れるまでの話です。その過程で、お互いに惹かれ恋に落ちる。
祭の抱えている葛藤や苦しみは、誰もが似たような悩みを持ったことだろう。感情の描写や家族や友人との関係の描写もとてもリアルで、獣人という設定ではあるが祭…

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