笠井あゆみさんのレビュー一覧

秘恋は咎に濡れ 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

四堂さんに私はどこまでも付いていきます

政治界が舞台。
主人公(政策秘書)の所属する党と敵対する党、さらにその中間の党の三角関係(?)
での間の確執。一波乱さってまた一波乱・・・

自分の主である彰良を盲目的に慕っている主人公の真船。
その真船を駒としか見ていない彰良。
この2人の想いの差に少なからずショックでした。
そんな時、四堂さんが割って入ってきて、最終的に真船も私も四堂さんに惚れてしまいました(笑)

純粋に四…

3

オトコの花道 コミック

笠井あゆみ 

これは……

ある意味、ものすんごい神ですよ!
笠井あゆみ先生の耽美で綺麗なイラストからは
想像出来ないようなギャグと下ネタのセンス(笑)

ご自身でもツッコミされてますが、
ギャップがありすぎですよ(゜o゜)\(-_-)

パロディがいっぱい盛り込まれてます!
ピョン吉のシーンはヤバいw
コウタくんが武蔵くんの平面コウタくんになってしまってます!
しかも、武蔵くんの逸物はコウタくんの中に~…

2

双薔薇の匣 小説

藍生有  笠井あゆみ 

己の理解力の無さにへこみました

エロ双子ものセカンドシーズンシリーズ3作目のエロエロ重視作品ではありますが、
今回の双子は淫魔!なのですが、人間でもあると言う摩訶不思議ファンタジー。
そんな淫魔エロ美形双子に愛されるのが神様の僕神父様のビオラ。

お話は神父様が毎夜淫猥な淫夢に魘されて毎日夢精して罪深いことだと
神に祈ることから始まるのです。
とても清廉なビオラは教会に捨てられた捨て子で村人に助けられ亡き神父が
親…

5

鬼子の夢 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

鬼ってなんだろう

ダークな空気と密閉した空間の中で、二人の愛だけがどこまでも穢れなく美しい。
そんなお話でした。

ほの暗くしっとりした雰囲気の中で、居場所を見つけられずにいた二人が出会い、お互いを居場所として惹かれあっていくお話。
二人の気持ちがだんだん近づいて寄り添って一つになっていく様子がていねいに描かれています。この気持ちの変化がとても説得力があって自然で、テンポとバランスがよかったです。
さらに…

12

猫耳探偵と恋人 猫耳探偵と助手(2) 小説

愁堂れな  笠井あゆみ 

モチーフは魅力的、受けをどう感じるかで評価は違うか?

猫耳探偵羽越と成り行きで助手になった環が恋人になってから3ヶ月。
初っ端から「にゃー」とやっていて、バカップル全開w
甘いムードで始まったこの続編だが、羽越の親友・等々力刑事が殺人容疑で捕まり
イチャイチャはお預けとなる。

事件の内容はお約束の火曜サスペンス劇場的、
経過の中で前巻での因縁の剛田が絡み、更には羽越の生い立ちの事情も出て来る。

途中でコスプレよろしく、タキシード姿…

2

双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

表紙に釣られて

笠井あゆみ先生の表紙のイラストに釣られて購入しました
表紙もそうでしたが中身のイラストもかなりエッチな感じで
個人的には受け様の表情とかすきです(;´Д`)

両親は事故で他界して兄弟3人で暮らしていますが
兄弟ながら受け様(兄)を取り合うような感じのスキンシップ
ブラコンを気にしていた受け様は仕事の転職を期に引っ越そうとしますが
そこを攻め様(双子たち)が阻止しようと
監禁して食…

0

ぼくたちは、本に巣喰う悪魔と恋をする 小説

ごとうしのぶ  笠井あゆみ 

妖しい雰囲気は素敵だけど・・・

これはシリーズ物?
あとがきも何もないので判断に迷いますが…。
本書のみで評価すると、BLとしても一般書籍としても恐ろしく消化不良なラストでした。
笠井あゆみさんの挿絵がなければ、買ったことを後悔していたかもしれません。


本の「声」を聞くことのできる高校生・恍一は母の遣いで、父の実家を訪れる。
古い屋敷で出会ったのは、同い年の義弟・龍一と、屋敷の書庫を管理する美青年・仰倉。
こ…

5

ぼくたちは、本に巣喰う悪魔と恋をする 小説

ごとうしのぶ  笠井あゆみ 

和洋の織り成すファンタジーラブ?

正直な読後感を申しますと、まさかここで終わるのか?でした。
BL度としてはかなり低め。帯のあらすじにあるような複雑な三角関係を思わせる描写は終盤にほんのり匂わせる程度。
ごとう先生だから元々露骨なシーンは控えめですが、それでも少ない。
続きを期待させるような広がりのある締め方は先生らしいと言えばそうですが、この巻だけで評価するとかなり物足りない内容となっています。あくまで序章、という感じ。

1

ぼくたちは、本に巣喰う悪魔と恋をする 小説

ごとうしのぶ  笠井あゆみ 

本のデザインとてもきれい

読み終えてまず感じたことは、これは次へのプロローグ?
恋をするってタイトルにあるけど、恋するの?誰が誰に?

的なモヤモヤが・・・・・
この登場人物で恋を現在している人は・・・恋という定義が人間世界がさすものなのか、どうかは、さておき、1人いることはいました。

ごとう先生おっしゃるところの、SF・・少し不思議
がお好きな方はとても楽しめるのではないかと感じました。

BLとして…

4

愛、ふたたび 小説

藤森ちひろ  笠井あゆみ 

すれ違い王道かな

誰よりも愛しているからその人の幸せを誰よりも願っているから思ってもいない言葉で
相手を傷つけながらも身を引くように別れを告げてからの10年ぶりの再会愛です。

再会すれ違いの王道的なラブストーリーで、これといって目新しい展開はありませんが
長い間会えなかった二人が、愛と憎しみに翻弄されながらもやはり愛は消えない。
そんな風なちょっぴり切なくてでも甘いラブでした。

受けになる櫂と攻め…

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