笠井あゆみさんのレビュー一覧

罪の蜜 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

暗いクライくらい

ホワイトハートで丸木文華!?
今回は近親でも3pでもなく、イラストも自らではなく笠井あゆみさん。
しかし、どよ~んと暗い雰囲気のその作風はそのままに、かえって読み終わったあとに悶々モヤモヤ、、、
執着と、壊れた人と、深いトラウマと、謎と、あまり後味のよいものではないですが、それもまたこの作家さんの持ち味で、好きな部分ではあるのですよね。

主人公は母は元モデルのデザイナー、父は高名な日本…

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麗人フェア記念小冊子・麗人festa side-A グッズ

4コマ漫画のノリ

笠井あゆみ:オトコの花道~出会い編
山田ユギ:人はなぜ働かなくてはならないのか~アフター忘年会
直野儚羅:接近禁止
わたなべあじあ:吉野の婿いびり

の4短編が入っています。
どれも4コマ漫画のような4ページ漫画です。
どれも、この小冊子を手に入れるために買ったコミックスの番外編なので、楽屋裏を見たようで楽しかったです。

ちなみに、あじあさんの作品だけは本編じゃなくて同時収録の…

1

オトコの花道 コミック

笠井あゆみ 

カオス?アート?はたまた悪夢?神か中立かって聞かれたら…

 萌えが無くても成り立ってるBL作品ってあるんだ!知らなかった!!…っていう驚きを与えてくれた作品なので神評価にしました。取りあえず表紙買いは止めといた方が無難ですww初めはいっそのこと萌えとかBLとかいうワクを一度取っ払っちゃってから読んだほうがこの異空間に入り易いかも知れません。

 私が萌えの境地に至れたのは表題作の『オトコの花道』のみでした…。それ以外の作品になると萌えるドコロの話じゃ…

5

オトコの花道 コミック

笠井あゆみ 

ほんとに作者バカだなって思いました(*´∇`*)

これ、ギャグ漫画なんですよ。
かなりのナンセンスギャグ漫画です。
ギャグ漫画なのにけっこうコマが読みにくいんで
おもしろさがあまりダイレクトに伝わってこないよなぁ・・・
なんて思ってたんだけど・・・

銭湯で転んで、受けの身体が攻めの身体に
『ど根性カエル』のピョン吉状態になった図を見た瞬間
あまりのバカさ加減に笑ってしまいましたよ。
ネタを考えることはあってもこれで出版する勇気…

5

オトコの花道 コミック

笠井あゆみ 

価値を下げる中立じゃありません~

これが噂のギャップ王……!
表紙だけならBL最前線みたいな格好良さなのに!
見目麗しい耽美な絵で繰り出されるギャグ、ギャグ、ギャグの大嵐。シュールという名の強風が吹き荒れてます。なんだこれ~!
前半は結構愉しんでいたんですが…ページが進むに従って、ワケも分からないまま異空間にたった一人で紛れ込んでしまったような心細さを感じました。笑

微妙な三角関係が築かれつつある表題作は、なかなかに萌…

7
非BL作品

ギムナジウムの貴公子 非BL 小説

愁堂れな  笠井あゆみ 

まぶしい!!キラキラ貴公子

 ちょっとシンデレラストーリー的な内容でした。
 笠井先生の描く兄、雄夏がきらきらとまばゆい☆学園中の生徒に崇拝される存在であるというのがどこかで読んだことのあるような気もしますが、まぁそれはそれで。
 陸は、下町の高校からすると、へんてこな学園に転校することになってしまったのですが、いじめあり、なじめない生活で日々苦労します。
 義理の兄弟になったわけですが、兄弟の絆というより芽生えるのは…

0

オトコの花道 コミック

笠井あゆみ 

何が描いてあるんだか、読めない凄さ

美麗な絵とシュールかつアホらしいギャグ。
  絵は実に美しく見ごたえがあり、手を抜かれることがない。
  内容はあんななのにい~!と感銘をうけてしまいますっ。
 (↑笠井先生のスバラしさを上の2行に集約したつもりです)。

表題作であり最近作である「オトコの花道」がイチバン読み易く、かつ面白く感じました。(絵も比較的さっぱりしてきているように思えます)。
純潔を守りたがっている&でもフ…

6

オトコの花道 コミック

笠井あゆみ 

武蔵くんは受でもぜんぜんいけると思う。寅之助とのカップル絶賛応援中

や、というか、この作家さんこんな作風なんだ。。(´・ω・`;)
というのが第一印象。
ずっと絵柄きれいだな~と思ってた作家さんだっただけにちょっとビックリ。
恐ろしいほどにアホくさい。
シュールなねたがなんともいえぬ味をだしていまして、面白かったです。
表題「オトコの花道」
強力なフェロモンを撒き散らすコウタ君が、ぬる~く貞操を守り通そうと努力するお話。
ガッツリやられてしまってい…

6

今、風が梢を渡る時〈後編〉 小説

かわい有美子  笠井あゆみ 

きゅうううううううん

前編は萌えにしましたが、後編で神にしました。たくさんの人に、この名作を手に取ってもらいたい気持ちになっちゃって。
オススメ、超オススメ。
かわい有美子さん、素晴らしい!
前編のレビューでも書きましたが、『空色スピカ』『流星シロップ』へと繋がってゆく、レモンサイダー味の淡くて切ない青春時代の恋のときめきが、ふんだんに詰まった小説でした。
エロはないです。
読者サービスとしか思えないような萌えシーンは…

7

今、風が梢を渡る時〈前編〉 小説

かわい有美子  笠井あゆみ 

神か萌えかで迷いました。傑作ですよ、これは

大正時代の寄宿舎モノです。『空色スピカ』『流星シロップ』の原点だなァと思いました。
たんたんと綴られる学校生活のなかに、過剰でくどい心理描写は存在しません。だけど、それが逆に、淡くて切ない恋心を浮き彫りにしてる感じ。
萌えか神かで迷いました。めちゃくちゃ面白かったです。かわい有美子さんはスゴイ!幅広いよ!
なんていうか、地に足がついてる感じがたまらないんですよね。BLにありがちな荒唐無稽な設定はど…

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