笠井あゆみさんのレビュー一覧

蜜を喰らう獣たち 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

根本はいつもの宮緒ー犬作品なのだが、変化球が面白い!

とにかく、表紙がかっこいい!
しかし実は、主人公(受)は表紙前面の二人ではなく
隙間にチョロッと見える少年。

Night headを思い浮かべるような世界観。
要塞のような孤島に基地を持つ、超能力者の秘密組織があり、
そこに超能力を使ってミッションをこなす男達「闘犬」「猟犬」と、
能力を使う為に雑音(疲労)の溜まる心身を
セックスで癒す「蜜花」がいる。

この闘犬、猟犬、蜜花…

11

蜜を喰らう獣たち 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

攻め二人を手玉に取る天然かわいい子の成長が見所

最初カバー絵を見たとき金髪と黒髪どっちがどっち?と思ってよく見たらその二人の間にもう一人いました、で3Pです。

やっと好みの3人恋愛の作品に出会えました。
出会いからまとまるまでの年月が長い。
幼い頃出会って、一人は兄のように真綿で包むような愛情を示し、もう一人は子供の好きな子いじめみたいにからかいながらも遠くから見守り愛し続けたという二人です。
カバー絵がなければ前者と結ばれてハピエ…

16

魔女の血族 オリジナルウィッチ 小説

西野花  笠井あゆみ 

あらっ・・・

表紙(笠井先生ですよ~♪)やタイトルで、やたらと期待していたら・・・。
ん?
確かに、ほとんどHしてる。
木馬プレイとか、初めの方にいきなりきます。
魔女ってことで、異端とかであわわっ(゜ロ゜;ノ)ノ
複数攻めですか?!
とまぁ、西野先生さすがのH盛りだくさんです。

他の方も有りましたが、もっとハードかなと思っておりました。
色んなHはあれど、素敵な耽美な絵ですが、ハードなもの…

1

魔女の血族 オリジナルウィッチ 小説

西野花  笠井あゆみ 

表紙がまぁアレだからw

思ったよりさらっと読了。
輪姦か!(≧◇≦)うほっ!っと思ったのもつかの間
結局は寸前のところで助けれちゃったのが残念。
ともあれ、好意を寄せていた相手とそっこー両想いなあげく
即物的に合体→気持ちい→合体のスパイラル。
全体的にはラブラブあまあまと言っても過言ではない仕上がり。
内容はあってないようなものなのでエロエロ重視で読むには
良い作品かとおもいます。

個人的にはもっと…

8

奈落の底で待っていて 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

ワンコというには・・・・

執着攻がおいしい一冊だと聞いての衝動買いww
相川らずネジが一本ならずもろもろ抜けてる攻が素晴らしい。
何故ここまでに執着するのかという心理がいまひとつわからないワタクシではありますが、
ま、「待て」がデキル犬はいい犬だとおもうのです。
なんのこっちゃい。

お話はといいますと、
もともと華族に生まれた受が借金のかたに遊郭へ。
これからたくさんの男たちに身体を開きつらさに耐え
借…

7

君と僕と夜の猫 小説

かわい有美子  笠井あゆみ 

強すぎない優しい依存関係

両親を早くに亡くし、自身も学生時代の事故で足が不自由な夏生。
そんな夏生を傍でずっと見守ってきたのが、向いに住む幼馴染の智明。

二人は互いに”相手の存在”に依存していますが、でもその間には深く踏み込みすぎない一定の距離があり、二人だけが分かっているその距離感が好きでした。
京都弁の独特の雰囲気も夏生の不幸な生い立ちとそれを過保護に見守る智明の雰囲気とマッチしていてよかったと思います。

3

熱砂と月のマジュヌーン 小説

木原音瀬  笠井あゆみ 

ページをめくる手が止まらなかった

木原さんの作品は初めて読んだのですが、とても読みやすい文体ですぐに物語に引き込まれました。
続きが気になってしまって、寝る間も惜しんであっという間に読み切りました。

私は、主人公のことが終盤になるまで好きになれませんでした。ここまで好きになれない主人公も珍しいです。
ただ、Ⅲ章の主人公があまりにもかわいそうで、好きになったというか同情の念が湧いてきました。
小説を読んでここまで心揺さぶ…

5

霧の楽園 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

ゾクゾクしたかった

ミステリーのようでミステリーとも言えず、盛り上がるシーンも特になく、気づいたら話が終わっていて、結局最後まで話に乗り切れないまま読了してしまいました。

「葵の手紙」で本編のオチが明かされているのですが、手紙なのに話し言葉で書かれており、さらにこの葵の話し言葉が癇に障り、そんな自信満々に説明してくれなくてもこのオチがわからなかった読者はいないと思うけど…となんだかイラッとしてしまいました(笑)…

4

累る-kasaneru- 小説

凪良ゆう  笠井あゆみ 

執着は時空を超えて

いや~怖かった。本作はホラーではなくスリラー(+サスペンス)だと思いつつ、怖いのが苦手な自分は「…うひょッ」となる場面もありましたが、のめり込んで一気読みしてしまうほど面白かったです。

頼りにならない父親を当てにせず、お互いを思いやり支え合って生きてきた兄の七緒と弟の奏人。異母兄弟である二人はある時期から不思議な夢にうなされるようになります。何かを知っている奏人と、何も知らないがゆえに奏人を…

3

魔女の血族 オリジナルウィッチ 小説

西野花  笠井あゆみ 

エロエロでご馳走様でした。

ストーリーとしては
平穏な生活を送れるよう幼少の頃に魔女の力を封じ込められた司(受)が
自身の通う大学の准教授・浅葱(攻)と交わることで魔女の力を解放され
怪しげな組織に”魔女狩り”されそうになるけど浅葱に助けられて
セーフ(実際いろいろアウト)…めでたし めでたし。という感じ。
上記の内容だけではこの本の厚さにはならないと思うんですが
なぜこの厚みかというと、そりゃあエロです。エロの…

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