笠井あゆみさんのレビュー一覧

王子たちの初恋指南は甘すぎる コミコミ特典ペーパー もう一度の中庭 グッズ

ミモザに見守られて

本品は『王子たちの初恋指南は甘すぎる』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編後、
2人が思い出の中庭を訪れるお話です。

森宮と九条出会った学校は
元は伯爵家の屋敷だったそうで

当時の屋敷の一部が状態よく
クラブハウスとして残っている事から
指定文化財となっています。

そのおかげもあって学校では
年に数回一般公開をしていて
今日は2人で訪れる…

3

王子たちの初恋指南は甘すぎる 小説

ナツ之えだまめ  笠井あゆみ 

ミモザの花言葉に託して

今回は起業を目指すイケメンホストと
特殊能力を持つスープカフェ店主のお話です。

攻様との再会で受様が恋を自覚するまでと
受様の友人視点での後日談を収録。

受様は母から譲り受けた店舗を改装し
愛猫とスープカフェを開いています。

朝は日替わりモーニングを提供し
そろそろ終了間近の本日の店内に
残っているのは常連客3人のみです。

1人は頭がよくて朗らかで
いつもクラス…

3

王子たちの初恋指南は甘すぎる 小説

ナツ之えだまめ  笠井あゆみ 

これが恋だというのなら、この厄介なもの、感情、揺れる気持ち。

ミモザが好きなんです。
春といっても肌寒いこの季節に、ふわふわのポンポンとした柔らかな花をつける。
その愛らしい黄色の暖かさ。春の訪れを告げる、妖精の様な。
笠井あゆみ先生の美しい表紙にミモザを見つけて、その作品が温かなものに違いないという確信と、
タイトルに抗えない魅力を感じて。
わくわくとページをめくる。

笠井先生の描く絵、そのままに。美しい美少年、光春は、三銃士を自称するいず…

5

王子たちの初恋指南は甘すぎる 小説

ナツ之えだまめ  笠井あゆみ 

うーん物語の中に入り込めませんでした。

内容については割愛。早速感想を。

攻めの九条先輩は一見チャラチャラしているように見えて、その実、裏では苦労していながらも、堅実で真面目。自分や家族のために努力できるいい男なんですよね。そして受けの光春の事を本当に愛してる。うん、とても好きなキャラです。

しかしながら三銃士が光春が恋をしたら占いの力を失うと思って、九条との恋をあまり良く思ってない。果てはそんな光春のことを「堕落」したなん…

7

逢いては染まり 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

表紙がいい仕事をしてます!

沙野先生祭り開催中です。
仕事が忙しすぎて致し方なく積んでいた黒帝を
今朝、ようやく読み終えて猛烈に感動、
沙野ワールドにもっと浸るため、
電子の方で新刊として出ていたこちらを読みました。

ところで!電子化遅くないですか?!
ジャンル的にも表紙の絵的にも家族の目的にも
紙の本では集め続けるには難しいBL本、
電子化をどんどん進めていただきたいところです。
出版社さーーん、聞こ…

10

王子たちの初恋指南は甘すぎる 小説

ナツ之えだまめ  笠井あゆみ 

恋をするって素晴らしい!!

超甘々な初恋再会ものになります。

ミモザの中庭で出会った、風のような先輩。
甘く切ない思い出を胸に、大人になり再会した主人公の恋の行方はー?

ナツ之先生と言うと、硬質で透明感のある独特の文章が魅力だと思うんですよね。
今回、そんなナツ之先生の持ち味が存分に生きた、甘くて優しくて爽やかな、初恋をひたすらじっくり丁寧に綴った作品。
主人公の「恋する気持ち」にめちゃくちゃ萌え転がっちゃ…

17

蠱蝶の殉情 小説

和泉桂  笠井あゆみ 

挫折したけど、再読で神評価!

電子書籍で購入。
挿し絵、あとがきあり。

あらすじもレビューも読まず、作家買い。
もちろん、短編集ということも知らずに購入しました。
表題作を読み始めたところで、「しまった(汗)」と苦手な中華ということに気付き、読書意欲が下降。
さらに、内容も最初の数ページで結末が予想でき、そのわりには特筆すべき事件も起こらないし、中弛み感半端ないし……で途中で挫折。
積ん読本に。
で、削除する…

4

霧の楽園 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

読んでいる最中、不安で不安で

これはすごいわ。
『耽美』と紹介されてることも多いですが、私はサスペンスミステリとして「すごい」と思いました。
ホラー風味もあり、大正時代の霧に包まれたお屋敷の中で、何だかよく解らない不安感に弄ばれます。
まあ、読んでいて、不安なこと不安なこと……

これ、核心部分は絶対ネタバレしちゃいけないやつだと思うんですね。
だから私も出来るだけそこに触れないようにご紹介したいと思います。

5

僕の中の声を殺して 小説

渡海奈穂  笠井あゆみ 

攻め受け交互視点

初読み作家さんです。
まだまだ読んだことなくても好みの方は沢山いるんだな~!とホクホクしています。

状況描写より心理描写が多めに感じました。
何を思って行動しているのか、それが変化していく様子、さらにそれに伴った関係性の変化が読み取りやすいですし、感情移入がしやすいですね。

そして攻め受け交互タイプ!
統計があるか分からないですが、攻め視点のお話は大分少ないのではと思います。

3

赤ずきん王子 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

相変わらずその発想に脱帽!

この『官能童話BLシリーズ』、
毎回犬飼さんの発想とアレンジに驚かされます。
大胆にアレンジされつつ、しかし元の童話からは決して外れない。

今回の「赤ずきん王子」も、元の童話とは全く違うお話なのに、
ちゃんと「赤ずきんちゃん」なんですよね。
更に官能もてんこ盛り!
敢えて『エロ』とは言わず、『官能』と言いたくなる絡みのシーンv

頼りなく色々と分別のつかないリル王子。
謎だら…

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