笠井あゆみさんのレビュー一覧

式神の名は、鬼 小説

夜光花  笠井あゆみ 

続いたよ

夜光先生×笠井先生なのでマストバイ。むっちゃ好きなキャラで、どんどんどんどん読んでいったら、あれ、終わってないよ・・・?あとがきチェックしたら、「次巻では」とありました。よかった。ということで何巻になるのやらさっぱり?な続きもの、本編250P+あとがき。気になるお話いっぱい状態のままお預け食らっているので萌2にしました。神仏?妖怪?魑魅魍魎?なんでもこい!なぐらい出てくるので、ぴっとでもダメという…

9

溺愛アルファに娶られたホテル王 小説

秀香穂里  笠井あゆみ 

スパダリ秘書は支配人を溺愛中♪

今回は多言語を操り各国でホテルで経験を積んだ秘書と
一族経営の老舗ホテルを任される若き総支配人のお話です。

受様が総支配人として父の影響を払拭し攻様を伴侶とするまでと
2人のハネムーンを描いた後日談を収録。

この世界には3種の人間により構成されています。

トップに君臨するアルファと呼ばれる特権階級層は優れた才能と容姿を
誇る生まれながらの王者たちです。独自のコミュニティを…

3

式神の名は、鬼 小説

夜光花  笠井あゆみ 

小気味好く散りばめられた謎が解き明かされていく。お見事!

夜光花先生の新刊は、鬼×陰陽師の現代ファンタジー。
笠井あゆみ先生の挿絵イメージそのままに、力強い鬼(攻め)と強気な陰陽師(受け)の、強い×強いCPで、個人的にすっっごく好きでした!
強さがベースにあると、ふとした弱さがとても際立つので、そうした描写にコロっと落とされちゃう。落差に弱い私です。

埼玉の山中、古く広い邸宅に住む陰陽師の櫂。
家には櫂の他に、家事を担う伊織という青年と、人間…

12

逢いては染まり 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

【沙野風結子式】浄化BL

…面白かった。
常に想像を超えた展開で楽しませてくれる作家さんですが、この作品も例に漏れず。
何がすごいって、常識を覆す世界観にも関わらず読者を置いてきぼりにしないこと、むしろ納得させて知らぬ間に酔わせちゃう所ですね。

はっきり言って設定はめちゃくちゃです。
人気アナウンサー倉科はプライベートでは秘密クラブで男を買い、真っ暗闇&昏睡寸前状態のセックスで身体をリセットしながらどうにか生き…

3

帝王の奴隷と天使 小説

愁堂れな  笠井あゆみ 

『追い詰められ感』の描写がすごい

このお話、ガッツリネタバレすると怒られちゃうやつだ……愁堂さんらしい、捻りの効いたお話で、どんでん返しが何度か(回数を書くとラストが想像しやすくなっちゃうんで、それは書かずにおきますね)あるので、中盤まではかなり手に汗握って読んじゃいました。
だって、追い詰められた人間の描写がとってもサスペンスフルなんですよ。
で、胸くそ悪いままで終わっちゃうのか、スカッとさせてくれるのかが解らないの。

2

神の聖婚-機械仕掛けの神と復讐者- 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

今期、いちおし!

……スゴイ。
「スゴイ」としか言いようがない、というのがこの3部作を読み終わっての感想です。
絶対に全部、それも順を追って読んだ方が良いと思いました。ストーリー自体はそれぞれ単独でも読めますが、読み終わった後にそれぞれの3つの国の在り方が重層的に絡まって、大きな世界観を持った話として浮かび上がってくる様な気がします。

このシリーズ、確実にBLなんだけど、間違いなくBがLしているお話なんで…

9

溺愛アルファに娶られたホテル王 小説

秀香穂里  笠井あゆみ 

ぬるめ

笠井先生なのでマストバイ。クール眼鏡のツンデレかと期待したのですが違った・・・受けが好みのタイプではなかったので中立より萌にしました。本編200P弱+その後日談14Pほど。

29歳という若さで日比谷公園の側にある格式高い東国ホテルの総支配人に就いた入間(いるま)。代々多賀一族が経営してきて、父から総支配人になるよう指名されたばかりで、秘書候補の人物が訪ねてきたのですが、顔を合わせた瞬間に「番…

2

帝王の奴隷と天使 小説

愁堂れな  笠井あゆみ 

不器用すぎる男の恋心に萌え。

電子書籍ってあまり買わないのですが、愁堂さん×笠井さん、という神タッグにつられ購入。

だってこの表紙!
素敵すぎじゃないですか。
もしかして3Pもの?
とかいろいろ妄想しつつ読み始めました。






主人公は竜生。
社長令息の彼は親の勧めで小学校卒業と同時に単身イギリスへと赴く。言葉も満足に話せず不安に押しつぶされそうになっていた彼は、そこで龍一という日本人の同級生…

6

式神の名は、鬼 小説

夜光花  笠井あゆみ 

百鬼夜行の単語に惹かれて

夏だ!ホラーだ!夜光花さんだ!ということで、買ってしまいました。久しぶりのキャラ文庫サイズだと思ってたら、続きものだった。まだ導入部分という感じで色々な謎はまだ解けていません。

主役はサラサラヘアーの現代の美貌の陰陽師。この人は一緒に住む家族もいなくて人ではない者達と共に広い日本家屋で寂しく暮らしている設定ですが、悲壮感は全くなくてちょっとギャグも入ってる変わった性格のヒロイン(受け)です。…

4

神の聖婚-機械仕掛けの神と復讐者- 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

互いを想いあう気持ちに泣きました

触手シリーズ三作目にして、完結です。
単品でも読めるのですが、他二作を読むと、より深く世界観を楽しめると思います。

で、こちら、「神」を信仰する事で平和を維持する「神制度」をとってきた三国。
その中の最後の一国で技術大国・ノイエが舞台となるんですね。
なんと、「神」は機械人形で、「管理者」は神への復讐を誓う技術者で。

苦痛も快楽も知らない無垢な神と、そんな神に復讐するためだけに、…

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