笠井あゆみさんのレビュー一覧

淫獣の楔 -生贄の花嫁- 小説

西野花  笠井あゆみ 

契約の代償

少々ファンタジー要素強めの一作でございます。
親を殺され、力を得るために魔獣と契約をする。
その代償は・・・!?

あまつさえな展開でございます。
力の代償に身体を与え、それを一族のものはみな知っているとか・・・
なんか一族になって気配を感じたいww(*´Д`)ハァハァ
わんことにゃんこってのもまた萌えですね。

ただ、西野さんの本を立て続けに読むと、
そろそろ1対1のカプが読…

2

花吸い鳥は高音で囀る 小説

中原一也  笠井あゆみ 

最強のハラハラドキドキ。終わり方もよし!

ハラハラドキドキワクワクしました。甘くないけどそこがいい!

半分まではなかなかページが進まずでしたが、そこからは一気読みでした。

白井は捜査官で眼白で、それでも自身の正体を知らず認められず眼白の人身売買など犯罪を追って。
さらに子供時代の話にも繋がりなんと!あの優しいお兄さんが白井にマーキングしてたなんて!
喰いたい喰いたいって長年執着されてて。

はぁ、上手く書けません。とに…

2

愛に耽る鷹 小説

ゆりの菜櫻  笠井あゆみ 

続編読みたい

タイトル通りに愛に耽ってました。スパダリ攻め好きには堪らない作品だと思いました。

ネタバレですが受けの真斗はCIAの工作員でとある理由からサフィールに近づくんです。ハニートラップを仕掛けてるつもりが、サフィールには殆どバレてます。

それでも真斗に夢中なので宮殿のハレムにまで入れて、宝物庫の中でも抱いちゃってます。何十億円もする宝石を使ったプレイはエロエロです。

サフィールを初めは…

2

隠し神の輿入れ 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

世界にはお互いしかいないふたり

幼い頃に神隠しに遭い、異界を長く経験した人間は、もとの世界に戻っても違和感と疎外感を抱き続けるらしい。依冶のベースにあるのは、ここは本当の自分の居場所ではない、という感覚。
そこへ昔、自分を連れ去った山の神、藍染が現れたために、依冶は二度と失いたくないという一心で、身も心も全て捧げてしまうような状態に。

藍染も神様というわりに決して万能ではなく、人々の生活が豊かになった代わりに、信仰心も失…

2

式神の名は、鬼 小説

夜光花  笠井あゆみ 

ちょっとワチャワチャ

まだまだ序章ですね。
陰陽師なのに守銭奴で今時の若者言葉で絶世の美形で主人公に興味津々です。

最初は一人称が3人現れ誰が主人公で誰が攻めか戸惑いました。あらすじを見て攻めは鬼のはずだよな?と。

でも草太も伊織も櫂の思惑を越えて。伊織の正体を知った時には驚きました。
伊織の過去に大きな秘密がありそうですね。

そして羅刹。BLではどんな形で現れても受けを愛して執着するものかと思い…

2

猫屋敷先生と縁側の編集者 小説

砂原糖子  笠井あゆみ 

猫作家

おもしろかった!

事前にここのレビューをチラ見して、「トンデモ設定ばっかかな?」と心配しながら読み始めたのですがそんなことはなかった!!
……いや確かに冒頭の出会いの場面はちょっとびっくりしましたが(笑)、読み進めるうちにそんなのは消え失せて、お話にのめり込んでしまいました。

猫まみれの猫屋敷先生(攻め)のワガママっぷりが可愛い!
そして綺麗系編集者(受け)の必死さがたまらない!!…

5

皇帝竜を飼いならせII 暴君竜を飼いならせ 8 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

攻め視点が嬉しい

長く続いている作品では定番の記憶喪失モノの亜種って感じでした。

前巻から一転してサクサク読み進められました。苦手としている潤視点が少なめで、可畏視点が多く、ツァーリ視点もあったことと、好きな恐竜化&戦闘がしっかり書かれていたからかと!

ガイ(ツァーリ)が潤と出会って2週間後のガイ目線が、まるで可畏のようで、少々愛しい。潤以外見えなくなって全てが二の次になる男たち…潤、恐るべし。…

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皇帝竜を飼いならせI 暴君竜を飼いならせ 7 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

電子書籍の統合版で購入

1,2巻統合版を電子書籍で購入しました。
小説には苦しさと痛さを求めているところがあり、1巻がピークで面白いと感じ次点で双竜王、前巻の甘さが辛かった人でなしです。申し訳ない。幼生竜で読むのを止めるべきなのかもしれませんが、1巻の興奮が忘れられなくて読んでしまう。

以下、直接的ネタバレ

終盤、潤が拐われてから途端に読むペースがはやくなったので、自分の分かりやすさに笑ってしまいます。暴力…

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視淫に溺れる 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

これは受けがTバックを履いているのが悪い

一風変わった検事×弁護士。サイキックもの。
冒頭、勝ち確だと思っていた裁判をひっくり返され、証人に偽証させただろうと食ってかかる西賀は、弁護人の灯に激しい怒りを抱いている。おっ、これはケンカップルだな?とワクワクして読み始めたんだけど、結構あっさり懐柔されてしまう攻めに、ちょっと拍子抜け。
実は灯は天人と呼ばれる不思議な一族に生まれ、人の気持ちを操作する力を持っている。ただし、西賀が灯にオチた…

11

幕末オメガバース! 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

読後に物悲しい余韻を引きずります

『小説b-Boy2019年秋号』掲載作品です。
『華は褥に咲き狂う』と同じように架空の江戸を舞台にしたオメガバースですが、あちらで書かれる『恵度』とは異なり、こちらの『武都』は少しばかり暗い感じ。
血で血を洗う幕末ですからねぇ……天下泰平の世とは異なります。

時は大政奉還後(正史の言葉で書きますがお許しを)でございます。ただし、まだ幕府が政権の中枢を放していない時代。南虎と長龍(このネー…

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