Sakura0904
水と油だった久藤と宮内がメインの物語、ワクワクしながら読み進めました。メインキャラになって宮内の少し冷めた部分というか、物事や世の中を斜に構えて見がちな性格がよくフォーカスされていたので、実は彼の葵に対する感情も、上巻で読み取れたもの以外に何かあったのだろうかと構えました。が、そこには疑いの余地はなかったようでほっとひと安心。彼の人生を知れば、Ωと蔑まれながらも自分よりは確実に恵まれた環境にいる…
さちも先生の最も代表的な作品をなぜか読まずに来てしまいましたが、ようやくこのシリーズを読む時が来ました。イメージ的にはもっとシリアスな雰囲気が強いのかと思っていたけれど、少なくともこの巻では笑えるシーンも多々あるし、上流階級の家庭のしきたりにあまりにも雁字搦めになっているわけでもなく、王道を踏まえつつ現代的な新しい風も吹いているような、読みやすい作品に感じました。やはり次郎の父親が革新的な考えを…
最初読んだ頃、何となく事件の概要が掴めなくて、一読して放置してたんだけど、最新刊の「黒か白か」を読んだら懐かしくなって再読しました。
これは「黒白」のシゲが演じる事になる、「腹黒いクズ」警官みたいな話じゃなかったかと。見た目も、久世は何だかシゲに似ていて。恵まれた高校時代の様子はシゲに激似だ。
ただ、久世はその後転落したかの様な人生に見せかけているので、様子はグッと違って来る。
下條も久世も…
ああ嬉しい!さちも先生がペース上げて発行します、と宣言して下さった通り。続きが思ったより早くて。けれど、お話し的にはあーんまり進んでは無い様に見える本作。
まず持って既刊から読み返す。
マネージャーの梅島さんも心配するよね。シゲのジタジタのせいで、多々良さんにも2人の事はバッレバレ。けど、慎の才能と健気な可愛さに絆されまくってる多々良さんは慎の所属する事務所に移籍してまで「俺ならアイツ(慎)を…