街子マドカさんのレビュー一覧

愛の在り処に誓え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

シリーズ最高傑作だと思います‼

ムシシリーズの大ファンなのですが、前作の「愛の在り処をさがせ!」では、正直そこまで萌えませんでした。ここで終わり!?という不完全燃焼感がすごかったのです。ちゃんと完結はしていたのですが、いつものムシシリーズの良さが感じられなかったのです。

しかし、この作品を読んで、やっと納得です。続編ですが、この2冊で一つの作品として完結していると言っていいと思います。もう、涙あり、感動あり、萌が大量にあり…

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愛の罠にはまれ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

THE執着攻め

シリーズものですがこの巻から読んでもわかるから!執着攻めだから!とグイグイに勧められて読みました。
ええ、大好きどころか愛してます執着攻め。
まず先に弁解しておくと、間違いなく途中まで、具体的には篤郎のボルバキア症だかボルシチ症だかの病気描写が出てくるまでは神×2くらいの評価でした。
まさか妊娠モノだったなんて…!!
あ、でも妊娠ネタが出て来てもいいと思える漫画(元々がオメガバース設定の漫…

1

愛犬 小説

鈴木あみ  街子マドカ 

我慢できない尻尾が可愛い

シリーズ3作目。犬編。
ですが、前作未読でも単体で楽しめます。
攻めは元カレで義兄という設定にワクワクしました(∩´///`∩)

色々重なって1度は別れてしまったけれど、
ミミ付きのフェロモンを使えばヨリを戻せるかも!と奮闘する受け。
しかし攻めは突然別れることになった過去のシコリがあって、素っ気なくします。
そもそもの歯車の狂いは付き合っている頃から始まっていてーーー。

健…

0

ウサギ狩り 小説

鈴木あみ  街子マドカ 

攻めに萌えた!

タイトルと表紙の雰囲気からドロドロした内容かな?と思ってたら割と甘めでした。

もふもふ要素は耳と尻尾だけ。
でもケモミミを弄り回すプレイが中々エロかったw
ただ耳を触ってるだけなのにエロティックです(^//^)

世界観は伝染病で女がいなくなって7年。
ごく普通に生きてる男に、突然、動物の耳と尻尾が生えるーーーという。
理由も解明されておらず、動物との関連も不明。
設定自体が分…

0

愛の在り処をさがせ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

いよいよスケールアップの一作

ムシシリーズ6作目。
一読しての印象は、これは愛に関しての物語。愛、それも母の愛…

本作もシリーズ作に則って、身分差、すれ違い、女体化、妊娠がモチーフとなっています。
そして、攻め受けのイメージも大体同じで、冷徹で話を聞かない攻めと、不憫な受け。
本作は日本を飛び出して、絶滅寸前のハイクラス中のハイクラス、最後のグーティ・サファイア・オーナメンタル・タランチュラであるケルドア公国の大公…

4

愛の本能に従え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

読みやすい。(他のシリーズ作がどんだけ痛いのかが改めて分かる)

ムシシリーズ5作目。
本作も前作「罠にはまれ!」同様ハイクラス同士のCPです。ですが、受けはナナフシで小型の地味っこ。
本シリーズの攻め受けイメージと同じで、内容もハイクラスの中での格差、体格差、すれ違い、女体化が盛られています。そして今回は受けに体の秘密がありますが、まあこれも従来作の病気・病弱と同列に捉えてもいいかも知れません。
本作では地味で目立たず可愛らしい受けが、自ら持って生まれて…

3

愛の罠にはまれ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

パターンは同じなのに新鮮に読ませる力技

ムシシリーズ4作目。
シリーズ1の人気作ときいて粗筋を読むと、主人公は前作の不憫な受け郁の異母弟、あのどうしようもないジャンキーの篤郎ではないですか。
攻めは、1作目と前作に登場していたヘラクレスオオカブトの兜甲作。
前作で七雲陶也の友人として出ていた兜に妙な胡散臭さと不自然さを感じていたのですが、やはりこいつもとんでもない自分勝手野郎でした…
本作は初めてハイクラスxハイクラスのCPなの…

5

愛の裁きを受けろ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

陶也〜!

シリーズ一気読み!と意気込んで読んでおりますが、2作目を読んだ後、この本作3作目は少し時間を置いて読むべきだった…。
1・2・3作と全てハイクラスxロウクラス、俺様攻めx不憫受けの切ない切ない物語…みたいな感じで、デジャヴ感で目が曇ってしまう。
本作の主人公は、1作目の傲慢タランチュラ、ロウクラスを人とも思わぬ七雲陶也です。
受けは3作で最も儚げなカイコガの郁。
郁はロウクラスの中でも特に…

1

愛の蜜に酔え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

過剰な不憫さ

ムシシリーズ2作目。
1作目と同様、身分差、すれ違いです。その上に、病弱、孤児といった要素があります。
本作では、より相互の離れがたさの象徴として、受けの病弱さは攻めの体液(蟻酸)で治り、攻めの隠れた血の出現を抑えるのが受けの体液(甘露)で、という関係性が描かれています。
受けは天涯孤独のクロシジミ里久。クロオオアリの女王に養われているためいつも言いたいことも言えず。
攻めのクロオオアリ綾…

3

愛の巣へ落ちろ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

ムシシリーズ一作目、すでに金字塔

やっと今頃この大人気シリーズに着手できました。
そしてすぐにこの大人気に納得です。
ここには多くの萌え要素がぎっしり詰まって、その重量感に反して読者をも共に乗せて軽やかに空に飛び出すジェット機の様に、圧倒的です。
一度読み出したら止まらない、いえ止まれない、そんな力技を感じます。
それを昆虫の擬人化で実現するのですから、更に凄い。
一般的に女性は虫が苦手ですよ。それをスーパー攻め様的ポジ…

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