街子マドカさんのレビュー一覧

彼は恋を止められない 小説

安西リカ  街子マドカ 

2人のもだもだがとてもいい


元彼とまだ完全に切れてなかった状態で関係をもってしまったがために遠慮が消えない2人の話


浮気性の彼氏(荻野)と10年もの間何度も別れようとしながら別れられなかった会社員の蒼(受け)と以前から蒼が好きでたまたま蒼が弱っていた時に居合せ棚ぼたに近い(一応頑張った)形で付き合うようになった音楽配信などを生業にしている雪郷(攻め)

自分に自信がない雪郷は荻野の元に帰ってしまうのではない…

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片羽の妖精の愛され婚 小説

市川紗弓  街子マドカ 

めるへん、紳士的な攻め、お姫様っぽい受けです

妖精とか好きな女性が喜びそうなメルヘンで綺麗なかんじです
お花とか蜜とかそんなかんじ

受けは妖精さんです、男の子というよりお姫様ってかんじかな
流行りの「不憫受けが溺愛してくれるスパダリに嫁いでいいこいいこされる」系のお話なので、そういうのが好きだったらおすすめ

攻めは紳士です、いきなり襲ったりしません(個人的に紳士な攻めは好き)
受けはお姫様ですね、女の子でも違和感ないかな?っ…

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山神様の初恋のつがい 小説

月東湊  街子マドカ 

和風昔話で神様もの

BL版もののけ姫風?

とっても良いお話でした。
かかさま〜!若草を良い子に育ててくれてありがとう(泣)

優しい山の獣たちと山の恵みで、かかさまを亡くした後も一人で生きていた若草。
誰も恨まずでもこっそり泣いて。

泉の神様を心の支えに。

とにかく若草が可愛くて良い子で、獣たちとのやりとりも面白くて。
みんなに見守られて。それも全ては泉の神様もとい山神様のおかげで。

0

愛の本能に従え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

本能は愛なのか

初めてレビューを書いてみます。

このシリーズは「愛の裁きを受けろ!」が1番好きなのですが、今作もかなーーーり好きになりました!
たぶん2番目か同等くらいには好きかも。

なんといっても歩のナナフシとしての特性が可愛くて可愛くて……。
存在感0、基本的に見えないし覚えられない、気づかれないって可哀想ではあるけど私に刺さりました。
たしかにナナフシって見えないよね。でも探そうとしてジー…

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良き隣人のための怪異指南 小説

海野幸  街子マドカ 

ホラー要素が強い

作家様買いです。

最初は恋人に騙されて貯金を取られて、
職場にはゲイバレしてとても可哀想な友春と、小説家のお話だと思っていたのですが
それだけではなく、まさかホラー要素があるなんて思ってませんでした。
…と言うのも、あらすじを最初の部分しか読んでなかったんですよね(*_*)


ホラーの内容についてはクスッと笑える部分もあるのですが
友春のお父さんのお話は思わず泣いてしまいまし…

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愛の裁きを受けろ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

ヨッ!攻めのビフォアフ世界一!


健気受けの代名詞、樋口美沙緒先生。
スピンオフで受けの兄の話が次の「愛の罠にはまれ!」になるのですが、初見も再読も経験した私のオススメの読み方はやはり順番通りの「愛の裁きを受けろ!」→「愛の罠にはまれ!」です!!

今回の健気受けは、ロウクラスの中でもか弱く、残り短い寿命を抱えながら必死に攻めへ片思いをします。
これがなんとも健気…。

どんなに邪険にされようとも、儚げに優しい笑み…

1

片羽の妖精の愛され婚 小説

市川紗弓  街子マドカ 

「刷り込まれた価値観」は呪いになる

リゼルは、独りだけ不具合を持って生まれた妖精。
 生まれつき片羽で 飛べないので、裸足で歩く
 片羽で魔力を発現できない

・・ある日、無能なできそこないだから、人間の嫁になれ、と妖精の長に命じられる。
人間界と絆を結ぶために、厄介払いされたリゼル。
嫁ぐ日が来ても、衣装も嫁入り道具も、妖精の長は用意をしない・・酷い奴。
二人の幼馴染が白いロープを作って着せる。

夫は、王の庶子…

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彼は恋を止められない 小説

安西リカ  街子マドカ 

出来上がってるとこからスタート

すでに付き合い始めて同棲するところからのスタート。サラリーマンの受け、蒼とデジタルアーティストの攻め君。攻めの雪郷は億ションを買えるほど稼ぐレベルのアーティスト。

ただ、二人の付き合うことになったきっかけが、蒼のややこしい元カレとうまく行かなかったときに先に体から入ったためで、お互いに遠慮や配慮しまくりの関係。一緒に住めばそのうち…って思いつつもそんなうまく行かず。雪郷は元カレに敵わないと思…

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やはりキリアン良いなぁ

新しい族長になってから、初めてリゼルが妖精郷に里帰りするお話でした。

目的は妖精族との今後の交流についての話し合いなんですが、新しい族長の人柄とかが書いてあってとても興味深かったです。

それよりも一緒に馬に乗って妖精郷に向かう2人の様子がとても微笑ましかったんです。 
そしてリゼルが取りに行きたいと望んだ家に忘れた物に感動しました。更にリゼルが暮らしていた家に泊まりたいと言った、キリ…

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片羽の妖精の愛され婚 小説

市川紗弓  街子マドカ 

理想の攻めでした

市川紗弓先生の作品を初めて読んだのは「竜人皇帝の溺愛花嫁」でした。あちらの作品には号泣させられたんですが、こちらの作品も病院の診察待ちの時に読んででジワッと来てしまい、慌てて本を閉じて深呼吸してました。www

だって市川先生お上手なんですよ、キリアンの父への本当の想いとか、キリアンの母親がキリアンに話した言葉の意味とか、父王が会いに来なかった理由とか…父子の確執がリゼルのお陰で解けた場面で涙…

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