街子マドカさんのレビュー一覧

愛の在り処に誓え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

安定

同作者のパブリックスクールが壮大すぎて、ムシシリーズがほんの少しだけライトに感じる。しかし安定して面白い。心理描写が丁寧。

2

ビタースイートロリポップ 小説

弓月あや  街子マドカ 

イラストは、すてきなのに…

う~ん。ちょっとしたことで攻が浮気って…もめるたびに浮気されそうで嫌だな。受けももう少し怒るとか追及とかして欲しかったかな。おまけに浮気相手が受けとは正反対のエロエロ歳上美女っぽいし!先が思いやられる。読後感が全然スッキリしない。恋人に浮気を見せつけるような男は、嫌ですね。私には、合いませんでした。ほとんどが甘い恋人同士の話なのに残念です。

0

愛の巣へ落ちろ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

俺様かと思いきや

虫シリーズの1冊目。
シリーズでも今後お馴染みとなる星北学園が舞台。

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受けの翼はツバメシジミの15歳。
体は小さく性モザイク(オスとメスの組織が入り混じっていること)のため病弱。
ホルモン安定剤を服用し、なんとか高校生活をスタートさせた努力家。

攻めはタランチュラの澄也。
タランチュラという肉食種のせいもあり下半身にだらしなく、フ…

7

愛の罠にはまれ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

攻めを容認できるなら面白い

シリーズ4冊目の本作。
ただしわたしはまだ『愛の蜜に酔え!(シリーズ2冊目)』しかきちんと読んでいないために、なんと本作の攻めと受けの二人を知らないんです。
どうやら1冊目(昔、途中挫折しました)と3冊目に出ていたようで…
あとがきで知りまして、ひじょうに後悔しております。

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受けはハイクラスでオオスズメバチの篤郎。
美しい容姿で誰彼構わ…

6

愛の蜜に酔え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

涙と鼻水とでティッシュ必須

樋口さんの虫シリーズニ冊目。
虫の擬人化もので、種によってハイクラスとロウクラスにはっきりと分かれています。

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受けはクロシジミチョウ最後の一人の里久、16歳。
体が弱く、クロオオアリと共にいないと生きていくのが困難な種のため、クロオオアリの一族から保護され依存して生活しています。

攻めの綾人はハイクラス・クロオオアリの王種で、高校三…

0

愛の在り処に誓え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

シモンと葵の愛の行方

ムシシリーズ7作目。前作「愛の在り処をさがせ!」の続編です。
カップリングは、シモンx葵。
前作にて、空を連れてたった2人でケルドアに来た葵。
城内でも国民からも身分の低い外国人ということで嫌われ、無視されている葵。自分は隠れて我慢していればいい…そんな態度を取っているけど、シモンは葵が蔑ろにされているのが我慢ならない。
それは十分に「愛」だと読者的には思うけど、異常な母親アリエナの妄執と…

8

愛の在り処に誓え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

おもしろかったです

 評判がよくて、期待しすぎていた気がします。個人的には、期待以上ではありませんでしたが、おもしろかったです。
 切ないシーンがたくさんあり、続きがどんどん気になり一気に読んでしまいました。ただ何だかんだ主人公は、周りから愛されているなと感じました。
 片思いの痛みというより、周りから嫌われている痛み、独占欲を抑えようとする気持ち、価値観の違いから起こるもどかしさなどがたくさんあって、普段読んで…

2

片翅蝶々 小説

雪代鞠絵  街子マドカ 

裏切られても、傷ついても

何も知らないまま遊郭に売られ、何度も逃亡を図りボロボロになった元華族の水帆。衰弱している水帆の前に現れた幼い頃ずっと慕っていた一佳。使用人で水帆の世話をしてくれていた一佳は、あの頃とは変わっていて。そんな2人のお話。

かつて急に姿を消した一佳に会いたくて逃亡を図っていた水帆の前に現れた、本物の一佳は、かつての大好きだった「おにいちゃん」とはまるで別人になっていました。大好きだった相手に、大嫌…

0

初恋姫 小説

凪良ゆう  街子マドカ 

思ったほど甘々ではなく

あま〜いのが読みたくて、“あまあま”で検索したらこちらがヒットしたので。
思ったほど甘くなく、イチャイチャも多くなかったのでちょっとだけ残念でした。

読み始めてしばらくは、あんまりハマんないかなぁ…と思って読んでました。
というのも、花時雨(受)が空気を読まない自己中な子に思えてしまい…。
世間知らずな部分は可愛いなぁと思えたし、育った環境のせいもあるんですが
普通に考えて迷惑でしょ…

4

愛の在り処に誓え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

もやもや…です

虫嫌いの私でも「ムシシリーズ」を読んで少し虫にも興味をもつようになったくらいに大好きなシリーズなのですが、この作品はちょっと〈もやもや〉が残りました。
なのでこの作品が大好きという方は読後感のよくないレビューになると思いますので、ごめんなさい、スルーしてください。

前作『愛の在り処をさがせ!』では子作りの目的での体の関係はあったものの気持ち的にはまだ気づいた程度で終わっていたので、これから…

9
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