海老原由里さんのレビュー一覧

リアルライフゲーム 小説

夜光花  海老原由里 

評判通り!

誰にも興味ない、って感じの平良がヒロに執着しているのが
非っ常に萌えでしたv(>∀<)
自分との繋がりを保つためにとんでもないゲームを作り、
莫大な費用をかけるのもいとわない。
やっぱりそれぐらいの気概が欲しいです。
執着愛は感じるけど、あくまでも「ゲーム」という形にこだわっているから
素直な態度はなかなかとれない。
それが少し切なくもありました。

酷薄そうな印象も…

6

すべてはこの夜に 小説

英田サキ  海老原由里 

過去と現在2CPのお話。仕掛けがおもしろい。

おもしろかった。゚( ゚´д`゚ )゚。
ドラマCD→原作の順で「すべてはこの夜に」を堪能したのですが
構成が違ってて
CDだと音で説明しなきゃいけない分、演出が丁寧でしたね。
原作は、短い文章の中で想いをめぐらせるような部分があって
それはそれで目頭が熱くなりました。

傷をつけあった恋人同士の再会モノ。
ヤクザとか裏社会のお話って
なんちゃって系だと軽すぎて
シリアス系だと…

2

愛欲の檻-トラウマボンド- 小説

妃川螢  海老原由里 

題名が気になる

BLを読み始めてから、いろんな雑学に強くなった気がします。
知らなかったような職業を知ったり。
で、今回は心理学のお勉強をした雰囲気。
ストックホルム症候群はよく聞きますが(これもBLで知ったような気がします)、これは被害者側の意識の変化ですが、リマ症候群なるものを初めて知りました。
こっちは犯人が被害者に感化されるというものらしい。
いやぁ、奥が深いなぁ、BL。

心理的な描写がふ…

1

リアルライフゲーム 小説

夜光花  海老原由里 

<エロい!>破天荒お金持ち芸術家×営業苦手で不器用なディーラー

設定がおもしろい!そして、エロい!
題名通り、リアルな人生ゲーム!エロ指示に強制的に従っていきます。
規模のでかい王様ゲームですね。
このゲームを作ったのが、破天荒でお金持ちの平良(攻め)。
それもこれも、幼なじみの佳宏を落とすため。
既成事実作っちゃえって感じの平良の心意気(強引さ)が、潔いですねw
体で落とす自信があったんだなぁ…。(それだけじゃないけど)

この二人の他に、も…

5

残酷な熱情 小説

響かつら  海老原由里 

一億の腕と躯

響さんの作品初の脱ヤクザもので、辣腕実業家×美貌の外科医の話です。
 が、「堕ちるまで」と「溺れるまで」の主人公桐生竜也が、静の紹介者としてすこーしだけでてきます。
 (でもこれが結構重要な役割を果たしています)

 静のその美貌と経歴を見て静を桐生の愛人だと思い込んだ鷲崎に強姦服従を強いられ、憎みながらも躯は淫らな快楽に落とされていく。
 しかし、のっけからこんな仕打ちを静にする鷲崎は…

0

すべてはこの夜に 小説

英田サキ  海老原由里 

切ない人間模様

夜や闇を描く英田作品。舞台設定がアンダーグラウンドな世界であることもさることながら、そこに登場する人物が皆、痛みや悲しみ、罪など光の下にさらけ出せない部分を心の内に抱えていることが、その醍醐味だと思います。この作品も、英田作品の例に漏れず、暗さや重さが際立っているように思いました。

借金を抱え、拳銃である人物を傷つけるという仕事を請け負った加持。拳銃を持って出向いた先にいたのは、因縁ある男、…

4

リアルライフゲーム 小説

夜光花  海老原由里 

おもしろかったです

凄く楽しく読ませていただきました。
夜光さんの作品は、最後までどきどきです。
何が目的か分からない、どうなるかわからない、、、
そんなスリルがあってとても好きな作家さんです^^

平良、回りくどすぎる!
というのが、読んでみて最初に思った感想。
お金があるからこそできるゲームだなぁと。
いや、お金があっても現実では不可能ですね;;
そんな非現実感がとてもよかったです。

人生…

5

すべてはこの夜に 小説

英田サキ  海老原由里 

ますます武井ファンになりました

ドラマCDを先に聴いてたんですが
結構満足してたので、原作はいいかな~って思っていたら
原作とはちょっと構成が違っているとの話を聞いて
俄然読む気満々になってさっそく手に入れて読みましたよ!

結論としては、原作も読んで良かった~!
ドラマCDではすっかり武井と鈴原にすべて持ってかれてましたが
原作では、部分の湊と加地の複雑な気持ちや不器用さが
文字の方がよりくっきりと浮かび上がっ…

4

愛と正義と 小説

火崎勇  海老原由里 

・・・何かが足りない

攻・白土井祥(27)
受・押切温(26)

再従兄弟で、白土井が1才年上。
ともにグラフィックデザイナーで、仕事の環境も似ていることからよく比較されるコトが多い。

温にとって再従兄弟の「祥一郎」は苦手な存在でした。
子供の頃もほとんど会った事などないのに、親戚の大人たちが自分と比べるものだから、その存在にはうんざりしてました。
また同業者の「祥」に対しても、苦手意識を持っていた。…

0

愛欲の檻-トラウマボンド- 小説

妃川螢  海老原由里 

それはストックホルム症候群なのか?

攻はマフィアのスポンサーでアメリカ人投資家のワルター・ランバルディ。
受はキャリア管理官でありながら、ノンキャリアとよい関係を築こうと努力している小笠原誉人。

投資詐欺にかかわる事件への捜査協力として、ワルターと誉人は出会います。
ワルターは誉人を食事に誘いますが、勤務中ですので…と断る誉人。

この出会いの会話が、後々まで気になっている2人です。
特に誉人は、あの時に食事の誘いに…

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