くもはばきさんのレビュー一覧

運命の期限はざっと十四日~恋愛音痴のオメガバース~ 小説

くもはばき  亜樹良のりかず 

シェアハウスもの!!

人の良いちょいへタレα × 飄々美人Ωのオメガバシェアハウス

星の観察しながら恋が発展してくの良い!
フェロモン効いてる今だけって直球をハイハイ流すも、この心地良さを受け入れたら今までを否定することに…
ってなかなか受け入れられないのが苦しいもどかしい
心と体は矛盾するばかり~

Ωと蔑まれるとこはないと自分の手で場所を得た強さ、無神経さを叱れるお姉さんみにそりゃ惹かれちゃうわけだ…

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オオカミ陛下は愛妻家 小説

くもはばき  北沢きょう 

この溺愛は「おかわり」できます。

初っ端から別作品の話で恐縮なのですが、私、くもは先生の『ナンバーコール……』が大好きなんです。
定期的に読み返しています。
で、こちらの作品。
その大好きな既読作でハードル上げちゃったかな、と思いましたが、それは杞憂でした。
面白かったし、楽しかったー。

『ナンバーコール……』は、攻めの愛が金額というわかりやすい数字でしたが、こちらの作品の攻めの愛も物量という、まぁわかりやすく目で測…

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月の廓に咲く花は 小説

くもはばき  立石涼 

素晴らしかった!

私はものすごく好きです。素晴らしかった!

BLっちゃBLだけど、攻・余市と受・朔花(としておきます。名は変わっていくので)の話、というよりは、一人の"まげもん"の物語。

場所は月面にある遊郭街。子作り禁止のため、同性を抱く世界。
3部構成で、それぞれ置屋が変わる。置屋が変わると名も変わる。

小笹屋-朔花。
月生まれの朔花は背が非常に高く、気性もなかなか。お…

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『月の廓に咲く花は』コミコミスタジオ特典小冊子 グッズ

貴方とともに

本品は『月の廓に咲く花は』のコミコミ特典小冊子です。


本編後、日果が足抜けして2年後のお話です。

与一の元に身を寄せて2年、
与一が稼ぎ日果が家を守るという生活も
すっかり板につきますが

決定力に欠けた与一は「結婚しよう」とか
「一緒になろう」とか「席を入れよう」とかとか
そんな類の話が出てきた事がありません。

何が懸念なのかは判らない日果ですが
与一が言って…

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月の廓に咲く花は 小説

くもはばき  立石涼 

地球行きを夢見るまげもんの物語

今回はバイオ研究で生まれた花を売る花屋の息子と
まげもん町で生きる月面残留孤児のお話です。

まげもんとなった受様が突き出しから花魁となり
唯一とした相手の手を取るまで。

人類が月を見上げて数万年、居を構えるに至り数十年、
新天地の開発バブルは古の遊郭街までも復刻させます。

江戸の信吉原をモデルにしたまげもん町は
昼夜も老若男女も人種も目的も問わず
観光客で賑わっています…

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月の廓に咲く花は 小説

くもはばき  立石涼 

人類が焦がれた月面にて

月を見上げ数万年。人類が月に憧れを持って幾許か。
やがて、月面に住むことが可能になった未来の人類のお話。
舞台となるのは月面に作られた、かつての吉原を模した遊廓街・通称まげもん町。色が躍る其処では男が男を抱き、女が女を抱くという。

くもはばき先生による、構想8年にも及ぶ近未来遊廓もの。
月で生まれ月で捨てられた月面残留孤児・朔花。やや気が強い彼が遥か遠い地球に憧れを抱きながら、遊廓街・…

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月の廓に咲く花は 小説

くもはばき  立石涼 

近未来SF遊郭BL!

地の文も会話文もテンポがよく、言い回しが洒脱で気づけばまげもん町にいるような気持ちでおしまいまで読み終えていました。
挿絵も美しく、本文268ページの展開と、269ページの挿絵が本当に最高にリンクしていて、泣きながら読んでいました。ぜひぜひ、ここはゆっくり読んでいただきたいです!

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ナンバーコールを聞いたあと 小説

くもはばき  みずかねりょう 

爽やかなホストもの

面白くて、一気読みしてしまいました。
ホストものなのに、すごく爽やかでした。

ホストのお話なので、とんでもない額が一夜にして飛び交うような、庶民にはピンとこないやり取りのオンパレードなんですよ。
でも、スパダリデイトレーダーさん(攻め)の、恋愛に関しての思い切りの良さとホスト鷹愛(受け)への甘やかしっぷりときたら、もう!
読んでいてキュンキュンしっぱなしでした。

恋愛の駆け引きを…

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運命の期限はざっと十四日~恋愛音痴のオメガバース~ 小説

くもはばき  亜樹良のりかず 

※ただし動物的本能はないものとする

オメガバース設定にそれらしい理屈付けをして世界観を構築したお話。※ただし動物的本能はないものとする、という条件を加えればツッコミどころはスルーできそうだと思ったら、最後まで尾を引く違和感の原点がここだった。

舞台はセックスパートナーを斡旋するシェアハウス。これがまかり通る倫理観と道徳観念は、最初に述べられた世界観とのバランスが妙な感じで、主人公のキャラ設定と合わせてとても不思議な読み心地だっ…

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運命の期限はざっと十四日~恋愛音痴のオメガバース~ 小説

くもはばき  亜樹良のりかず 

科学的根拠に基づくオメガバ

オメガバなんだけど、科学的な感じで描かれている。オメガやアルファの番関係やフェロモンについて科学的根拠をもとに説明されていて、なるほどという思いで読み進められた。
そして首を噛めば即番になれるわけではない、という設定や、フェロモンに対する抗体ができるという設定とかも、素晴らしい!
アルファとオメガのシェアハウスという設定もすごいなと思ったけど、読み進めると成る程と思ってしまう。

オメガバ…

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