鳥舟あやさんのレビュー一覧

竜を娶らば 小説

鳥舟あや  逆月酒乱 

大好きです

描写や言葉選びなどはそれこそ、とても痛々しいものであったり、目を覆いたくなるようなものが多いのですが、それでも健気で異世界で一生懸命生きている受けがとても可愛く、それと同時にそんな受けにだんだんとほだされていき、時々みえる攻めの優しさが本当に好きです。読む人を選ぶ作品ではありますが、耐性のある方なら是非読んでいただきたいです。続編等さらに発売されることを楽しみにしています。

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つがいは愛の巣へ帰る 小説

鳥舟あや  葛西リカコ 

愛が濃い✧*。

再読。イルミナシティシリーズ1作目、葛西リカコ先生のイラストが美しい✧*。
虎獣人アガヒと人外のウラナケ夫婦の元に仔兎のユィランが飛び込んできて〜ってお話です。騒動に巻き込まれる中で自分たちの在り方に揺れるウラナケが悲しい。そんなウラナケを愛してるのが「好きな子が宗教」って言えるアガヒで良かった。ユィランが小さいけど賢い子で、親子じゃないけど寄り添う3人には感動だった。大きくて温かく濃いい愛が感…

3

黒騎士の愛しき銀珠 小説

鳥舟あや  笠井あゆみ 

これ好き!

笠井先生の挿絵が、話の内容にピタリとハマっていてとても美味しくいただきました。

ネスが憎まれ口を叩きながらもフィキに信頼と愛情を感じていて、徐々に溢れてくる態度の変化が可愛くて。
契約を結んだ時には既に深い信頼があったから、キスでちゃんと生き返ったんだなぁ。って事で、なんとかわいいあまのじゃくさん!って思いました。
実は結構な健気ちゃんだった。

フィキは仕事ができて、思いやりもあっ…

3

黒騎士の愛しき銀珠 小説

鳥舟あや  笠井あゆみ 

ユニークなバースルール設定

笠井あゆみさんの表紙を視て興味を持った作品でした。
ユニークなルール設定の物語で、
一般人と異なる外観の人形の「銀種」という別血統が居る。
銀種が居る世界には、災種という魔物・魔獣が居る。
銀種に護られて生きているのに、人間は少数の銀種を差別して人権を認めない。



16才まで野良銀種で、誰にも懐かない狂犬と言われて孤立していたネス。
実は、自己表現が下手なだけで、愛する人を傷…

1

つがいはキッチンで愛を育む 小説

鳥舟あや  サマミヤアカザ 

溺愛

前作「つがいは愛の巣へ帰る」未読。
今作、発売当初に興味惹かれながらも前作未読だしなぁ…と当時購入を見送った作品でした。
そして、最近になり、読み放題で今作をみつけ、お!あの時買うか迷った作品♪と思ってワクワクで読みました。
そして、読み終わって即ポチりました。また読み返したい素敵な作品だったゆえ。


作品タイトルに偽りなく、キッチンにて愛が育まれていく作品でした。
いや、正しくは…

3

つがいはキッチンで愛を育む 小説

鳥舟あや  サマミヤアカザ 

甘々溺愛攻めが好きならお勧めしたい作品

獣人×人間のバディもの、かと思いましたがちょっと違いました。

二人の関係は、仕事の相棒でありながら政略結婚をし損ねた相手でもある。
そのうえお互い憎からず思っているみたいな…複雑なのです。
二人が付かず離れずのじれじれのまま6年同居しているところに飛び込んできたちびっ子のお守りというお仕事、というところから物語の始まり二人の関係も動いていきます。

受けが健気で不憫な生い立ち、けれど…

1

鬼天狗の嫁奪り奇譚 小説

鳥舟あや  兼守美行 

決して優しくはないけれど

「奇譚」とは、珍しい伝承や不思議な話のことを指す言葉だそうで。
まさにその言葉がぴったりな不思議なお話でした。
人外・妖ものかと思えば、確かにそうなのです。
天狗と言っても、鼻が長くて赤いあれではありません。
どちらかというと神様的な存在かも。
天狗たちの暮らしぶりが人間臭かったり、鬼天狗側・人間側両方の生まれ育った環境だったりと、穏やかなものから、家族間の複雑なものまで掘り下げて描かれ…

2

つがいはキッチンで愛を育む 小説

鳥舟あや  サマミヤアカザ 

もふもふも楽しめる

前作の続きとの事ですが未読なので、今作が初です。前作を読んでいなくても充分楽しめました。
獣人と人間、それから人外までも混在する今作の世界。ただファンタジーに寄せ過ぎている気配もないのでファンタジー不得意でもわりとサラッと読めるのではないかな?という印象です。
2人の関係性や距離感が絶妙なバランスで描かれているので、ジリジリとしつつ嫌な感じではない。話の構成も読みやすく、万人ウケしそうなBLで…

4

黒騎士の愛しき銀珠 小説

鳥舟あや  笠井あゆみ 

終わったの?

レビューを書いている皆様がとても評価が高いので電子版で読みました。

「つがいはキッチンで愛を育む」が大好きだったのですが、この作品は壮大過ぎて置いてかれた感が強いです。

鳥舟先生の文章は癖が強いですよね。「つがい…」ではそんなに気にならなかったのですが、主語がずっと主人公の受けのネスの名前と、攻めのフィキなのがとても読み辛かったです。
それと箇条書きのような短い文体が馴染めなかった……

4

黒騎士の愛しき銀珠 小説

鳥舟あや  笠井あゆみ 

萌える

最近読み始めた作家さんで、なかなか自分のツボです。

受の苦しみを攻の愛でもって、時間をかけて癒していくだろうなーという未来が見えます。傷ついた過去をおおらかな攻に癒されるって、24年組の少女漫画が大好きな自分には王道です。

私的には大ヒットですが、死んで生き返る設定は受け入れがたいかもしれないし、なかなか痛そうな描写も多いし、ベッドシーンも腸に入っているんだなー感があるので萌えるかとい…

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