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華藤えれな 緒田涼歌
男前
つかみは衝撃的でした。すぐに回想シーンに入りますが、ここがちょっとだるかった。この本の半分近くのページを使った回想シーンは、もう少し省くか、盛り上げる人物を入れるかしないとダルイ。読むのやめる人がいるかも。物語はちょうど半分のページから息もつかせず、引き込まれていきます。本当の恋を経験している人なら、主人公の受け様の気持ちはわかるはず。情熱的に聞いてくれる攻め様の視線がないと歌えない。攻め様が死ん…
華藤えれな キヅナツキ
ぴれーね
ネタバレ
フィンランドを舞台とした、恐ろしくも哀しい純愛ものになります。 電子配信中の「小説b-Boy ホラーBL特集(2013年7月号)」にも収録されてるそうなので、重複購入にご注意下さい。 で、こちら紙本だと134ページと中編になりますが、とにかく切ないのです。 ホラー作品になるのですが、ベースになるのが人造人間カインと、研究者であるアキとの純愛なんですよね。 いやもう、泣けて泣けて。 ホ…
華藤えれな 小椋ムク
いるいる
寒い冬に読むのにぴったりな1冊でした。 北陸の厳しい寒さが伝わる情景と切ないストーリーが重なります。 冬独特の空気は意味も無く無性に淋しさを感じる瞬間があったりしますが、読んでる間中ずっとそれに似た"なんか淋しい"を感じてました。寒いときだからこそ心温まる作品もいいですがたまには心まで冬に浸りきるのも世界観に入り込めておつかもしれませんねぇ( ´-ω-`)_且~~ …
華藤えれな 梨とりこ
あーちゃん2016
梨とりこ先生の挿絵目当てで購入(ho〇toさん)。挿絵はカラーの表紙1とモノクロ3でした。2009年の作品当時のものではないかと推測しています(今の梨とりこ先生のとりこ絵より鋭い感じの顔なので)。兄弟もの王道!と思ったので萌にしました。ho〇toさんでは挿絵コミで本文90Pほど。 丸の内のオフィス街でパラリーガルをしている朝人。ある日出勤すると、奈良の吉野の山奥、天隠村に住む叔父から電話があ…
「小説b-Boy2009年12月号」掲載作品を電子化したものになります。 10年近く前の作品になりますが、古さと言うのは全然感じませんでした。 で、こちら「弟と兄、禁忌の妄執愛」と、兄弟もの好きとしては何とも惹かれて仕方ない内容紹介なんですけど。 強い背徳感に、背筋が寒くなるほどの執着、そして、それでもなお抑えきれない、もう情念とも言うべき思い。 内容としてはかなりシリアスなのですが、…
華藤えれな 八千代ハル
麗音
オメガには辛く生きにくい世界感のオメガバースものです。 主人公は、エリートアルファの子を産む道具として隔離して育てられ、それが幸せと洗脳教育をされているオメガの一人である優杏。 けれどそこに現れたオメガにも人権があると声を上げた弁護士でもある伯爵家の後継者キース。 正義の人に出会って二人でオメガの解放に力を合わせるのか…と思いきや、オメガを資金源としているマフィアに狙われたり伯爵家の後継…
華藤えれな 亜樹良のりかず
fiona0109
まずタイトルと表紙に惹かれて読んだ作品です。 あとがきによると「外国人と日本人のエキゾチックロマンスシリーズ第2弾」ということですが、舞台が外国で外国人と日本人が登場するというだけでそれぞれのお話に繋がりはないそうなので、この作品単品で読んでも大丈夫という事です。 私もこのシリーズはこのお話が初めてでしたが、単独で読んでも全く問題ありませんでした。 舞台になっているモナコはF1が大好きな…
華藤えれな 朝南かつみ
ベタベタではございますが、運命に翻弄される悲劇の恋人達と言うのが大好きだったりします。 この二人の出会いって、不幸を通り越して悲劇なんですよ。 共に居たいと純粋に願っただけなのに、殺人犯にまでなってしまうサタナスに、由緒正しい貴族と言う身分から、マフィアの愛人にまで堕ちてしまうアベル。 愛すれば愛する程、互いを不幸にしてしまう・・・。 それでも魂で求め合うような二人の姿に、胸が熱くなる…
華藤えれな 加東セツコ
fandesu
『気持ちが高ぶると方言が出てしまう』というのは大変素敵だと思うのですよ。 で、全くもって個人的見解ですが、その中でも京都弁と博多弁はステイタスが高い様な気がします。 時折、気が高ぶると京都弁が出てしまう美人な華道家元……そそりますよね。 27歳という若さで華道の家元になった怜史はその重圧でかなり息苦しい思いをしているんです。 そんな時、たまたまテレビで映っていた水嶋の作品に目を奪われて…
華藤えれな 葛西リカコ
みにに
タイトル通り、黒豹の帝王と砂漠の生贄のお話です。 お話の根底に悲しく切ない背景があるので全体的に明るさよりも憂とか切なさが漂う雰囲気の内容ではありますが、最後はバッドエンドではなく幸せなひと時が待っています。 すべてが丸く収まりハッピーエンドというわけではありませんが、主役の本人たちが最終的に幸せと感じられる状況を掴めたのならばあとはもういいかなと。 そう思わないと切なさをずっとひきづってし…