華藤えれなさんのレビュー一覧

身代わりアルファと奇跡の子 ~赤い薔薇と苺シロップ~ 小説

華藤えれな  篁ふみ 

良いところで終わって悲しみ

華藤先生のこのシリーズを読むと毎回泣かされるのですが、今回も途中から涙が止まらなかったです。

海莉が不憫で健気で初恋の相手に憎まれて、酷い態度を取られるのがかわいそうなんです。
お話の世界観からすればしょうがないのですが、何度本当の事を言ってしまえば良いのにと思ってしまいました。

ただヒューバートも準備を進めて愛理(海莉)にプロポーズするつもりだったのが、いきなり亡くなったと聞いたの…

3

オメガ 愛の暴君 小説

華藤えれな  駒城ミチヲ 

修道院育ちの浮世ばなれした受け

表紙買いのままで積み本になっていたもの。
華藤さんのオメガバを読んだついでに、あわせて読了。
これがオメガバ一冊目だったようで、この先生のオメガバはいっかんしてオメガは虐げられるカーストの底。ただ、修道院育ちの浮世ばなれした受けは、カーストのどんぞこにあることを、ていこうなくうけいれてしまうせいか、かんじんの健気度がうすまってしまったような・・・・・・攻めは暴君というより、ひねくれていて、あま…

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身代わりアルファと奇跡の子 ~赤い薔薇と苺シロップ~ 小説

華藤えれな  篁ふみ 

はらはらがとまらない

読む手がとまらず、睡眠時間を削って読んでしまいました。

本の中ほどまで来てもなかなか2人に発展がなく、さらに雲行きが悪くなる始末。
これほんとに1冊で解決するの!?とはらはら。

攻めの情緒不安定さが本編を通して描かれていて、その理由がなぜなのか終盤まで明かされないままなので、途中は「この人大丈夫か...?」とかなり心配になりました。
想う人を失った失意のどん底だったのに、見た目だけ…

7

禁じられたアルファの子 ~誓いのはちみつマドレーヌ~ 小説

華藤えれな  八千代ハル 

健気な主人公は重労働にも耐えるタフなオメガ

冒頭のクロデットクリーム入りのスコーンに? スコーンを割って挟むものだから、入りっていうのは変では、と気になったんですが、お菓子作りが好きという主人公だし、これで正しいんでしょうか? 健気な主人公は重労働にも耐えるタフなオメガでした。おもしろそうな要素があっても駆け足で説明されてしまって、少々物足りなさも・・・・・・オメガバだし、これがBLである必然がわからず。この主人公は女性でもいいのでは、と思…

3

身代わりアルファと奇跡の子 ~赤い薔薇と苺シロップ~ 小説

華藤えれな  篁ふみ 

不覚にも、攻めが可愛く見えてきちゃうんですよ

今作で100冊目との事です。
おめでとうございます!!

で、こちら、王道の誤解によるスレ違いもので、オメガバースになります。
個人的に、健気不憫受けが大好きだったりしますが、今回の受けもかなりの不憫っぷりだったりします。
いや、それでも前向きに兄の子供を育てるめちゃくちゃいい子なのです。

が、攻めがいけない・・・。
酷い。
もう、めちゃくちゃ酷い。
いや、ここまで受けに憎悪…

17

人魚姫の真珠 コミック

北沢きょう  華藤えれな 

ただただ惜しい。。。

原作未読。
原作者様の他作品は2作品ほど既読しています。

小説を原作としたコミカライズに共通してるのは
やっぱり説明しすぎ、ということですね。
気持ちはわかります。漫画は表情とかコマわりとか俯瞰視点とかの表現で読者に
気づきをあたえますが、小説は説明で気づきを与えるから・・・。

なのでわたしはもう、小説原作のコミカライズは買いません。。。

小説でさへ、ご都合感を感じるので…

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人魚姫の真珠 コミック

北沢きょう  華藤えれな 

不憫の極み

人魚の水凪が恐ろしい程に不憫。

島民に雑に扱われ、村長には正当な報酬を貰えず、
友人に金は盗られ、唯一信頼している従兄弟にいいように使われ、
母親には代わりに男娼をさせられ。。。。。

それでも立ち向かう男気でもあれば応援しようともなりますが
水凪がネガティブ極めてて、最悪の状況にも関わらず
すんなり諦めてしまうのがなんとも。(悲)

唯一の救いはリアムが、水凪に酷く当たりっ…

2

人魚姫の真珠 コミック

北沢きょう  華藤えれな 

水凪くん不憫で、健気で抱きしめたい( ; ; )

人魚の末裔の水凪と水凪の暮らす島に商売でやってきたリアム様の物語。

話の大筋は人魚姫を思わせるストーリーです。
水凪は人魚の末裔で海を自由に泳ぎまわれ、天気を予知できます。しかし、満月の夜に真珠を食べないと干からびてしまい、20歳までに人間と愛し合わなければ泡になり消えてしまいます。

水凪は島の中で厄介者扱いされ、身なりも汚くやっとのことで生活しています。
それも、人魚の力を持つ水…

4

人魚姫の真珠 コミック

北沢きょう  華藤えれな 

ちょっと不憫すぎやしませんか

原作未読、きょう先生大好きなので購入。ちゃんとハピエンなのですが、受けが不憫すぎて怒ってしまったので中立です・・・先生ごめんなさい。雑誌掲載分9話分+えれな先生の書き下ろし4P+きょう先生の描き下ろし2P+あとがき1P。カバー下は表紙と同じ絵(単一カラー版)でした。

10歳の時に両親を亡くしたウィリアム・チチェスター・オブ・オドンネル侯爵。ようやく爵位を継ぎ、希少な真珠ブルーパールの養殖会社…

3

人魚姫の真珠 コミック

北沢きょう  華藤えれな 

美しく不憫過ぎる人魚姫

原作既読。原作小説は華藤えれなさんです。
かなり主人公の境遇が悲惨な印象があったお話だったのですが、挿絵をされていた北沢きょうさんのコミカライズとの事で購入。
まず、表紙のイラストがあまりにも美しすぎますよね。
芸術作品のようでずっと眺めていられます…
本編の作画もとても美しいので、原作ファンはもちろん、北沢さんファンの方は特に必見です。
海や水の泡の表現、しなやかな身体の描き方が素晴ら…

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