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9/18(合計:176件)
紗久楽さわ
ふばば
ネタバレ
相変わらずの絵の美しさ。 描き込みの充実。 時代考証に基づく生き生きとした江戸暮らし。 江戸の、生活、風俗、暮らしぶり、風景。これらが異色としての江戸BLの風を運んでくる。 「第24話 美人水」 へちまの化粧水を絡めて、女の性交痛をぶつけてきた…!驚きと共に、作者様の気合を知ったような。 「第25話 冬場所」 相撲ですよ…! ガチムチをはるかに超えて、相撲取りの肉と肉の…
ポッチ
とらのあなさんで『百と卍(4)』を購入すると手に入れることができる小冊子。本代とは別に+400円(税別)が必要な有償特典ですが、どうしてもこの小冊子が欲しくてとらさんで購入しました。 だって、タイトルにご注目。 「百と卍」公式同人誌。 公式同人誌、ですよ。これは欲しい! ということでレビューを。 大きさはB5サイズ。22P。 本誌の現パロで、百樹は保育士、卍はデータアナ…
安藤優一郎 紗久楽さわ
sbtiori
百と卍がとても好きでタイトルが気になり興味本位で購入しました。 男娼と男色の歴史を知ってから読むとより面白かったです!
いるいる
相変わらずの見応えで面白かったです。 しかし、今回ちょっと読みにくかったような? 脇CPがカップル未満で複雑な感情が入り乱れるせいか、 ちょっとゴチャッとしてて理解に時間がかかりました。 (単に私の理解が悪いだけかもですが…) その点で言えば卍と百のわかりやすさは良い対比になっているのかもしれません。 それだけ彼等がストレートに愛し合って言葉を紬合っているということですもんね。…
待ちに待った『百と卍』の4巻。 「江戸時代」に対する紗久楽さんの愛情と情熱をひしひしと感じる今作品ですが、この絵柄がこの世界観にぴったり合っていてそれも良き。最高か。 で、緻密な下調べ、この絵柄に萌えを感じるわけですが、ストーリーがこれまた最高。男同士の恋、プライドをかけた男の張り合い。よくぞここまでいろいろなものを混ぜ込んでストーリー展開できるなあといつも感心します。 4巻は前三巻…
難しい言葉(セリフ)の解説がありわかりやすく読むことが出来ました。セリフも街の風景そして小物までも忠実に再現されているのですね。作家さんの絵柄や文字が作品にすごくあっていて作品への愛を感じました。
犀香
とても人気だと聞いていましたが、私にはハマりませんでした。 皆さんのレビューを見て感じたのは「江戸っ子」を萌えコンテンツとして消費できるかどうかが、好みの分かれ目ではないかということです。 残念ながら私は江戸っ子には萌えないので、下記のような感想を抱きました。 ・日本文化のお勉強をした気分 現代とは違う言い回し、単語、文化がたくさん出てきます。知的好奇心は満たされても「BLを楽しみたい…
やまいも
笛吹きの美丈夫×元男娼の義弟。 百が天真爛漫で、卍とのエッチにも積極的だから楽しいテンポで読めるのですが、過去編は男娼時代の苦しい境遇がとても生々しく描かれていて心臓が縮む思いでした。 だからこそ命の恩人である卍と、超両想いな現在の様子は心から尊くて……! 百の男前で真っ直ぐなところと、卍のクールに見えて愛情深いところとが噛み合って最高なカップルだなと、拝むばかりです。 あとHシーンのエロ…
碧雲
紗久楽さわさんのシリーズは、どれも現代日本人が忘れてしまった江戸時代の文化を覗くことが出来るので、楽しい。維新と戦争で失った日本人の精神文化のテキストといったらいいのか。 江戸弁、江戸言葉が粋で、浮世絵の画法を取り込んでいるのも素敵です。 読むと、今の時代よりずっと江戸時代のほうが生活しやすいというか、生き物や人が生きやすい制度や暮らしの文化があったんだな、と回顧に浸ってしまう。 不幸や…
江戸時代に入るちょっと前の庶民の生活や風俗の歴史書としても読める、よく調べて、研究されて書かれている本だと思います、資料集めは大変だったろうと思います。 陰間は、花魁の少年版のお茶屋が江戸時代初期まで存在していて、女性の花魁より、男子の陰間遊びにはお金が必要だった。戦国時代が終り、景気がよくなって、生活が安定しだした頃に大流行したらしいです。 陰間は、歌舞伎と同じくらい古い日本の文化と知り…