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7/18(合計:171件)
紗久楽さわ
mi★
ネタバレ
2巻で私は新たな性癖を開花させられました。 『色男の涙』 それはそれは美しく初めて見た時衝撃でした。しかもあの大きめなコマ割りずるくないですか?いい男はドアップにさえ耐えゆるとは本当なんですね。 涙の理由は計り知れない百への愛を感じますが、万次の過去を知った読者としてはぐっと込み上げてくるものがありますね。 幼き日に気付いた叔父に対する感情が大人になるまで燻り、表面に出ない…
Sakura0904
今までより万次と百だけではない、2人の周りにも焦点を当てた部分が多かった巻かなと思います。千の狂おしい恋愛事情だったり、百のいた陰間茶屋で人気だった少年の物語だったり。千と兆の関係性も、ここから変化があるといいなぁ。まだまだ続きそうなシリーズなので、この世界観に深みを持たせる良い構成でした。 メインの万次と百については、この巻ではもう安定感たっぷりという感じで、互いの確たる気持ちの強さを…
満を辞して、名作と呼び名高いこちらの作品に手をつけました。 1ページ目から水彩画の筆が流れるような美しい線で描かれる背景と美太夫たちに釘付けです。 先日、国立博物館でかの有名な『鳥獣戯画』原本を見る機会があり、細部まで見逃すまいとしていましたが、こちらの漫画も本当に同様の気持ち。着物の柄や道端の雑草、橋の上を行き交う人たちの表情一つ、細かくて本当に美しい。 現時点で既刊は4巻ですか。残り…
ate
書き尽くされた感想だけど、江戸文化の描き込みがすごい。 浮世絵風の顔をカッコよく色気ムンムンに描くってすごい。 卍兄ィが気障で粋な伊達男で!二人がすごく想い合ってるの端々から感じる。 こんなに想い合うようになった過程はこれから出てくるのかな。日常で培ってきたものなのかな。心が荒んでるから百みたいな子は苦手なんだけど、3巻で千に可愛がられる仕草で安穏と生きてきたんだろ(要約)的な嫌みを言わ…
みくにちゃん
好みではないだろうと思いつつも購入 結果、、これはBLか? おそらくものすごく忠実で、ものすごく完成度が高いのだろう!という感じはします(知識が皆無なのでなんとも…) お江戸なかんじがお好きな方にとってはまさにパラダイスかと。個人的にはお江戸好き・丁髷萌などの嗜好はなく、強いて言えば陰間茶屋ネタは好きですが、ここまでガッチリしているのは初めて(見た目現代風のキャラクターが着物着て…
磨羯宮
ストーリーは藩校に通う男児二人の物語(が始まったばっかり)みたいです。 右側にいる男の子の片想いでストーリーが始まります。 男色のそれだったりが、要所要所に現れています。 有名な作家さんとのことなので、この方の作品を最近読んでいるのですが、絵は本当に綺麗だなと思います。 …しかし、肝心なストーリーの方はぼんやりとしてしまう感じがして否めません。 イラストに全振りな感じがして。…
メインカップルの話というよりも、他キャラの話が目立ってしまって。 1巻の方が正直面白かったなって思ってしまいました。 2人が出てくる話があまりなくて、ダラダラ続いているようにしか思えず、読んだ時の満足感が低かったです。絵は綺麗でした。 さわ先生お得意の江戸ネタも、何だか見た事あるものばかりで随分とあっさりしていた感じでした。
kaya。
今巻は百と卍の他、火消し四天王の男の熱い絆や千と兆の歪な因縁、 以前名前だけ出てきた美貌の陰間・十五夜とまわしの七松の恋など 物語の脇を固める人々のエピソードも収録されておりました。 前巻では結婚式もとい、今一度の契りを交わし、 新たな一歩を踏み出すことを誓った百と卍。 今回は百に切ない想いを寄せる女の子の話から始まり、 熱くエロス漂う相撲見物、二人の新・愛の巣の下見噺などなど…
百と卍の過去が明かされた既刊を経て、 今回は二人の未来に繋がってゆく3巻でした。 雨の日の出会いから早1年が経ちました。 互いの過去を知り、受け止めあったことで絆もより一層深まり、 季節が移り変わっても、変わらず甘く濃密な日々を送る百と卍。 卍の「お百ちゃん」なんてとびきり甘い呼び声に蕩けそうになってしまう… 前半はそんな二人の甘やか&ド艶やかな日々が描かれますが、 中盤辺り…
面白い… 巻を追うごとに深みを増してゆくストーリーにハマりまくりです。 百の過去編に引き続き、2巻では卍の過去が明かされます。 百の過去もしんどかったけれど、卍もまた鬱屈とした叫びを内に抱え、 重く、息苦しい青年期を過ごしてきました。 百と出会う前には火消しの纏い持ちをしていた卍ですが、 当時はもうキレッキレで、ナイフの如く尖りまくっておりました。 その上、眩い程の美貌なもの…