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桃子すいか
桜町
春夏秋冬の短編四部構成です。 なんと言っても表紙の夏!!夏の2人が良すぎました。 可愛らしくて素朴な印象の絵柄ですが、夏は、結構重めのパンチを飛ばしてきます。
桜の夜
ネタバレ
野球で言ったら、ど直球・ど真ん中で三球三振取られたような気持ちよさ。 辛い過去を抱えてるとか、嫌な奴に邪魔されるとか、そういうのはなくて。ただただ、相手のことが好きで。好きだからこそ戸惑ったり、傷ついたりしてしまう……そんな、まっすぐな純愛ストーリー。 結局自分はこういうのにいちばん心動かされるよな、と再認識した作品でした。 まず、野球部全体がもう好き。明るくて、みんな仲間思いで、一人ひ…
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尊い!はぁ〜、バッテリー=尊い=青春ですな。十年もののバッテリー。 よくニュースでキャッチャーはピッチャーの女房役と聞きますが、こんなに?なくらい昌太朗が雄大の世話してて。体も心も何もかも。 お約束な展開ですが尊いのぉ〜。 色々ありつつ無事にって感じですね。 イップスからの相手の存在意義とかバッテリー交換とか。松下もなんであんなことを雄大に聞いたのかなあ。まああれがあっての自覚です…
umeair
やー…これぞ、青春!だよ!ときゅんとしつつも、切なさに胸がいっぱいになってしまう、幼馴染 × 青春スポーツ(野球)ものでした… 泣きそうになった、というかちょっと涙出た。。 特に、昌太郎(攻)が中学時代に自分の気持ちを自覚し、それを雄大(受)にもし伝えたら、どうなる…?と想像するシーンの真っ白なコマの使い方…!! 切なくて胸が締め付けられましたよ( ; ; ) 急なイップス(心の…
もちベーグル
これぞ青春!というようなBLを読んだのは初めてではないかと思うほど眩しい青春物語でした。 幼い頃からバッテリーを組んで2人で野球をやることが当たり前な野球部の少年たちがとある試合をきっかけにバッテリー解消の危機に立たされます。それと同時に自分の相手への気持ちの変化にも気づいたり、それをうまく消化できずに避けてしまったりととてももどかしく、でも恋を夢見るだけで野球に全てを捧げてきた少年たちなら…
ちょっと奥さん
タイトルの18.44とはマウンドからホームベースまでの距離だそう。実際立ってみると意外と距離がある事に気付く。炭酸水のような青春の中で物理的な距離と心の距離にもがく幼なじみバッテリーの物語。読後は爽快感に満たされました。
腐男子のSHINO
読んだのは何ヶ月か前になるのですが、ちるちるでも読んだ作品のレビューをしっかり残し始めようと思い立ったので書いておきます。 出だしのモノローグから極めて秀逸な本作。 幼馴染である優と美市の関係が変化する過程が、先生の絵柄と奇跡的な出会いを果たして、エモエモのエモなんです・・・ 18.44- で遅ればせながら先生のことを知り、こちらの作品は4作目だったのですが、最推し作品の一つ…
しぐれ西瓜
野球のバッテリーを組んでいる2人の青春物語です。ピッチャーの雄大が原因不明のスランプに陥り、しばらくバッテリーは別の人と組むことに。色々不調の原因を探るうちに、キャッチャーの晶太郎を危険な目に合わせたくないという気持ちから来てるんじゃないか?一緒にずっと野球やってきて、これからもずっと野球やっていきたいのに、それなのにどうしてこんな風に体は晶太郎に球を投げられないんだろう?この気持ちって? 桃子…
Sakura0904
野球用語にはまったく詳しくない野球音痴な私ですが、そんな私でも楽しく読めた作品でした。桃子先生の柔らかで瑞々しいタッチは、青春ものとぴったり合いますね。ストーリーが毎回良いのはもちろん、桃子先生のタッチそのもののファンでもあります。幼少期からバッテリーとして強い絆を築いてきた昌太郎と雄大。2人それぞれの心情変化、戸惑い、焦り、熱情がどのシーンでも丁寧に描き出されていました。 BLにおける…
MWMW
大好きなすいか先生の新刊。 描き下ろし24ページ(!)+電子描き下ろし4ページ+表紙裏2ページの大盤振る舞いです。 タイトルの読み方、正確には「じゅうはってんよんよんひく」なんですよ! この「ひく」がエモい〜〜。18.44mって、ピッチャーからキャッチャーまでの距離。幼なじみでバッテリーで10年間ずっと同じ距離だったのに、ある時自分の気持ちに気づいてしまって、この距離から引き算してしまっ…