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10/12(合計:118件)
緒花
hepo
ネタバレ
初読でレビューを残していなかったことが悔やまれる作品があります。 読み直したときに感じたことと、1回目で感じたこと。 あのときの自分はこの作品を読んで何を感じたのだろう?評価すら入れていなかったということは、きっとすぐには文字に出来なくて、もう少し時間が経ってから書こうと思うくらい何かを感じたんだろうなとか、いろいろ考えてしまう。 歩道橋の上の幽霊と、その幽霊を見える、話せる、触れる大学…
はるのさくら
本編終了後の2人。 テオの誕生日であるクリスマスが近づいてきたある日。 バイト先の店長に、クリスマスのバイトの休みのお願いをすると、店長からイブじゃなくていいの?と確認が。 祝いたいのはクリスマスではなく、誕生日なのだと告げて、そのままどんなお祝いをすればいいかと相談する幸喜。 テオに聞いてみても「君と1日中一緒に過ごすだけでいい」と言われて、それじゃいつもの休日と変わらない、と幸喜…
愁堂れな 緒花
なんだかんだ溺愛で、安心して読めるお話でした。 受け様は、両親を亡くし、生きていくことに精一杯な大学生の幸喜。 大学で知り合った桃香からルームシェアを持ちかけられ、敷金礼金等のお金を渡して、もらった地図と鍵を片手に行ってみたら、その部屋には金髪碧眼の美青年が。 この美青年こそ、攻め様であるテオ。 テオは桃香の婚約者だと名乗り、2人して、桃香に騙されたことを知る訳で。 社会…
窓月
多作すぎてどこから攻略していいのか迷った時は、イラストで選ぶ!ということで、緒花先生がご担当のイラスト買いです。BL小説では長〜いことお待ちしておりました…! 今回はさらりと読める、シンデレラストーリー。受け攻めどちらもキャラ的に基本はいい人たちなので、安心して楽しめました。 金髪碧眼のセレブ美男子×純朴な苦学美青年。女詐欺師に騙された者同士が協力してリベンジを果たそうとするところから…
あさだ2枚
期待以上に面白かったです。 1話最初のページのセリフはどこに持ってくるのかな、と思ってたらここか〜 この2人の終わりから始まり、2話以降は出逢いに遡ります。このドラマチックな構成が、最終的に構成だけの作品だったな…で終わったらいやだな〜と思って読んでいました。「過去にトラウマがある高校生モノ」という自分としてはそこまで楽しめないことが多い設定では、最後しっかり「よかったね〜」と思って終えること…
よそみ
切なげな表紙を裏切ることなく、受けの子の優しさに中盤からずっと泣いていました。 20歳で別れるという約束で付き合っていた二人が別れの瞬間を迎えてから、なぜそういう約束をすることになったのかを振り返る構成になっています。 『約束をする』ということがテーマになっている話ですが、とにかく受けの子がずーっと優しくて、その優しさが宙に浮きがちだった攻めを地上に繋ぎとめてくれたんだなと思いました。 …
はな0415
緒花先生らしいお話だなあ。というのが第一印象。 表紙絵も儚くて綺麗で透明感があるんですが お話もとっても切なかったです。 でも切ないけど悲しくはない。 高校三年の春、いつまでも出席してこなかった前の席。 登校してきた彼に話しかけたのは、ほんの少しの好奇心。 そういうきっかけが積み重なっていって、興味は恋に変わっていったけれど、恋の期間には期限があった。 北斗の二十歳の誕生…
kurinn
余りに遠回りの恋が成就したのは、北斗の至を想う気持ちひとつだったと思います。 至は子どもの頃の出来事に縛られていて、とても生き辛そうです。北斗を傷付ける言葉を吐いた事を謝って気持ちを伝えるチャンスは、至と一緒に暮らしていた時に何度でもあったと思うのです。 北斗は自分で自分を縛って不器用な至に、過去の至を北斗に重ねるのでは無く、他人である自分に恋してへ欲しいと告げて離れる事にするのです…
ぷれぱーる
高校の同級生二人の出会いから20歳までの3年間と、 その1年後の後日談を描いた作品です。 「ハタチになったら別れる」 ……そう約束して付き合いだした北斗と至。 出会いは高校生。サ行の人とカ行の人。 寡黙で時々見せる意外な表情が可愛く、自分の知らない世界を知っている男ーーそれが至。 わんこで押し付けがましくて独善的、それでいて素直でお人好しーーそれが北斗。 正反対の二人…
その名を「バルス」といった。
いまさら評価は遅い気がしますが、簡単に・・・ ストーリー。一言でいうと、「ほかに類を見ない」です。展開の仕方とかはすこし王道気も入っていますが、ほかの作品と群を抜いて違うのが「メッセージ」です。こういった生命に関することを書くといかにも説法気味てしまうのですが、それがありませんでした。そのおかげもあってか、作者が何を言わんとするかが抵抗なく伝わってきました。場面を追うにつれ変わっていく主人公の心…