波真田かもめさんのレビュー一覧

スモークブルーの雨のち晴れ 6 コミック

波真田かもめ 

かわいいなあ、静ちゃんは。

対になっている5巻の表紙と比べると、露出度は半分以下なのに色気は10倍の男・久慈静。(ごめんね朔ちゃん)
外側はこんななのにね、蓋を開けてみれば可愛い静ちゃんの詰め合わせ。
私がBLの中で見たい“男の可愛さ”って、こういうのだよなと思う1冊でした。

1巻の頃から、すかした顔して朔を大好きなことも意外と必死なことも感じてはいたけれど。こうして改めて本人視点の回想を読むと、想像以上に青かった…

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スモークブルーの雨のち晴れ 6 コミック

波真田かもめ 

久慈が吾妻を見る目つきが好き

 まさか久慈が初めて吾妻と関係を持った夜、その前後の心情をこのタイミングで改めて読めるとは思っていなくて、思いがけない収穫でした。何事にも大きく動じず、淡々とした性格に見える久慈だけれど、吾妻にアプローチをかけるまではものすごい情動をスーツの下に隠していたんですね。吾妻との会話に一喜一憂する若い彼の姿が、微笑ましく可愛かったです。こんな綱渡りみたいな関係性だった頃から、紆余曲折を経て今やちょっとや…

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『スモークブルーの雨のち晴れ 6』コミコミスタジオ限定8P小冊子「100万回の「あいしてるっ」」 グッズ

くじさくin沼津、女子達に注目された理由は…

自分の中で自信を持って「今年1!」のシリーズもの最新刊だった、と言える
スモブル6巻。

コミコミさんの無償特典リーフレットのこちらは、旅先での自然体の二人を
堪能できる内容でした。
(※以下、オチに触れていますので未読の方はご注意ください)



タイトルの「100万回の愛してる」ってなんだろ?と読む前は疑問に思ったのですが、読んで納得。

初めての沼津で、「写真撮っていい…

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スモークブルーの雨のち晴れ 6 コミック

波真田かもめ 

どんどん”好き”なっていく…

最新刊がでるごとに愛しさが募っていく作品です。
毎度描かれるそれぞれの事情や思いが、いい感じに生々しくて、うっかり共感を覚えてしまうせいか、読者に寄り添ってくれるような、読者を置いてきぼりにはしないような、懐の深さをしみじみ感じられるシリーズだなーと感動せずにはいられないんです、はい。

というわけで、想いが重い久慈のターン。リーマン時代のふたりは眼福でしかなくて、久慈→吾妻への予想を超えて…

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スモークブルーの雨のち晴れ 6 コミック

波真田かもめ 

久慈さんのターン

もうね、先ず泣きました
久慈さんが過去を振り返る回で
朔ちゃんとの情事の後部屋をでるシーンからもう切なすぎて泣きそうって思いながら読み進めると涙腺崩壊した

もうね、久慈さんがいいの
普段割とドライを装っているけど心の中は朔ちゃんでいっぱいだったんだね
カッコいい久慈さんがかわいく思えた
本当にいいストーリー
長丁場になってくると読まなくていいかな?みたいな展開あるけど
スモブル…

10

スモークブルーの雨のち晴れ 6 コミック

波真田かもめ 

四十にして

普段、無料配信の単話は読まないようにしてます。個人的に連続で読んだ方が満足度が上がるので。しかし5巻を読んだ後は続きが気になってしまうもので、26,27話は配信を読みまして、久慈はこんなに熱烈な片思いをしていたのかと驚きました。

そのうえ8巻を通して読むと、MRの片思い時代よりラブのレベルが上がっている…朔太郎の人となりを分かった上でラブレベルがあがるとは、つまり真の愛ではないか。そして遂に…

10

スモークブルーの雨のち晴れ 6 コミック

波真田かもめ 

最新巻(最新話)を読み、既巻を振り返る…の繰り返し

冒頭から久慈のモノローグに胸が熱くなる。
これまで表立って語られることのなかった久慈の感情。6巻ではエピソードの多くが久慈目線で描かれており、久慈ファンの自分にとってはかつてないほど感情が揺さぶられる内容だった。

久慈の朔太郎への積年の思いを綴った過去回想エピソードに胸が張り裂けそうな切なさを感じ、かと思えば軽口叩き合うふたりのやりとりにクスッと笑ってしまったり、愛情溢れんばかりの描写に昂…

7

スモークブルーの雨のち晴れ 6 コミック

波真田かもめ 

うちの父のお墓はテレビの上

家族 思い出 宝物に財産 仕事 夢 ついでにいれるなら情?
居場所なだけではない 家ってものに育み守られてきたものだったり 取捨選択をするように何かを得ることで切り捨ててきたものを振り返ってみたり
くゆる紫煙にどこか霞んでいて曖昧で それでも熱だけは求めあって

ここを楽しめればいいお話なんですかね?

どうにも 雰囲気先行でなにも始まっていないような かといって進んでいない訳でもない…

5

スモークブルーの雨のち晴れ 6 コミック

波真田かもめ 

読む度に余韻に包まれる

温泉旅行の続きからMR時代の回想へ。送別会の夜の最初で最後のはずの思い出と終わらせた恋の熱、久慈さんの朔ちゃんへの想いがすごく伝わってきて再会後の展開にほんと泣けてくる。
その肌に触れ寝顔を見つめられる幸せ…。久慈さん、心底良い男。
そしてそんな久慈さんの心を捕らえて離さない朔ちゃんも、本当に魅力的。
仕事に恋に家や家族の事、2人の生活が実にリアルで等身大で素直に共感してしまうばかり。
共…

5

スモークブルーの雨のち晴れ 6 コミック

波真田かもめ 

出会と再会、久慈静の想い。(マイナスなことも書いているので注意)

メインは静の朔太郎との出会いと再会。静サイドから観る心震える息が詰まるほどの恋の記録の6巻です。自分のことはなんでもできる静だが他人とのコミュニケーションは実は不器用で…。朔太郎に恋しても会社を辞め別れるその日まで何もできない。再会後から今もいつもどこか自分の方が想いが強く切ない気持ちなのが健気。

今巻も心のひだの描き方が非常に上手です。温泉旅行で愛を確かめ合い充足した関係の二人。恵まれた環…

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