束原さきさんのレビュー一覧

Powder Snow Melancholy コミック

束原さき 

王道をイケメンで楽しむ作品

BL界の常識として、「攻めは受けよりモテる」というのがありますね。
そうじゃない場合もあるけど、9割はこの条件に当てはまるのではないでしょうか。
これって少女漫画における「モッテモテイケメンに惚れられる地味子」というハイパードリーム設定と何か関連があるのかなあ、と常々考えております。

こちらの作品も攻めは飛び入り参加したミスターコンでグランプリ。
受けは2位です。

そこで更なるわ…

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REPLAY コミック

束原さき 

将来有望な攻めの今後を見守りたい

表紙だけ見るとヴァイオリン奏者とピアノ伴奏者みたいですが、スポーツものです。
しかも野球です。

小学校3年生から、ずっと裕太の球を受けてきた律。
高校最後の大会が終わって、受験モードに切り替わる律と対照的に、いつまでも野球モードから切り替わらない裕太。
部活が終わって「たいしたことない用事」が増えた律に寂しさを感じた裕太は…。

「俺たち、ズッ友」(ってまだ使ってる子いるのかな)感…

1

ブルーノート コミック

束原さき 

癒やして癒されて

手に取って表紙を見た時点で、完全に心を奪われていました。
作画が美しいのはもちろんのこと、装丁も素晴らしい。
作品を生み出すのは作家さんですが、それを世に出すべく飛び回っている編集者がいて、コミックスが人目を引くようにデザインするデザイナーがいて、いくつもの手が加わって、1冊の本としてわたしたちに届いているんだなあと改めて感動。

【ブルーノート】萌2
かつて恋をしたピアノ講師に捨てられ…

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エスケープドロップ コミック

束原さき 

麗しい4人と美しい主従

この作品を読むと毎回、「肉体美」という言葉が浮かびます。
そして自分も体を絞りたくなってくる不思議。
でも結局イメトレで満足して終わるのですが。

突然日本の大学に留学してきたイタリアの御曹子・カルロのボディガードを任された弦。
監視の目を盗んで逃げ回るカルロの様子に、何かの目的を感じた弦は…。

主従です。
硬派なイケメンが麗しい美青年を守る。
それだけでもう素敵。
そこにお…

2

まことしやかに舞う花は コミック

束原さき 

げせぬッ!

試し読みで気に入って買ったわりに積み本にしていたのを思い出し今さら手をだす


舞台は昭和の戦時下 子どもの頃の仲違いで疎遠になった二人の再会からはじまる拙い両片想いのお話


戦争やその時代にありがちな婚約者の存在につかず離れず互いを思いあう


そこまではいいッ!
絵もさることながら時代に翻弄される二人がほんとにもどかしくて





なんで?
なんでタヌキ?…

3

REPLAY コミック

束原さき 

自制心のある攻めに焦らされた

高校野球のバッテリーの恋です。
日焼けもなく、坊主でもガチムチでもないけど球児なんです、誰が何と言おうと!笑

二人は幼なじみで、唯一無二の存在で、大学も同じ所を目指している。これからもずっと一緒に居たいとか言い合っちゃってるし…もう付き合ってるも同然?て感じなんですが、律が最近ナゾに忙しそうなのとか、女の人と歩いてるのも見かけてモヤモヤしちゃう悠太。
律も悠太がコーチをやたら好きなのとか…

4

ブルーノート コミック

束原さき 

ジャズ ピアノ

先に投稿されたレビューに「スパダリがテーマ」とあるので、ブルーノート、ブルースとどのような関連があるのか興味を持って、読みました。
レビューからだと、作品として面白味がある『初恋リフレイン』のほうが人気が高いらしいです。
あとがきに著者も書き足りないと書いているので、続編による補完がありそう、期待。
映画のシーンを漫画化した感を受ける綺麗で丁寧な描写です。私は映画のような作品は好きなので、神…

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秋のリンクスフェアプレミアムマガジン 2019 グッズ

このふたりにまた逢えた!、

座裏屋蘭丸先生目当てで、全プレ応募したした。
1000円支払っただけのことはある豪華冊子!
『リカー&シガレット』より「ウカレポンチ」というエピソードでした。

相変わらずモテモテのカミロですが、ヤキモキしないで安心できるテオ!
なぜなら、カミロが「僕には君だけだよ」アピールを猛烈にしてくれるから。
みんなに優しいカミロ、でも、いつだってテオのことを最優先してくれる素敵な恋人。
丸椅…

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まことしやかに舞う花は コミック

束原さき 

絵柄綺麗、切なさ満点、だけど

時代設定、登場人物の背景、戦争に向かっていく世相…
どれを取っても思い合う2人の心が何かの形を取れるわけもなく。
お互いの子供時代からの照れ隠し、また幼い独占欲、また意地、その修復もできず。
だけど、御曹司の颯太朗さんは随分甘ったれさんですね。さすが御曹司。
世の中の戦争に向かっているキナ臭さなんてどこ吹く風、ご自分の裕福なご身分を隠しての丁稚奉公。
多分初めから春臣は見破っていたでしょ…

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まことしやかに舞う花は コミック

束原さき 

良かったです…

まったく予備知識なく読みました。
第2次世界大戦中の話だったんですね。

束原さき先生の繊細な絵と、時代背景がとても良く合うと思いました。
今では、戦争なんて日本にいる現在は、過去になりました。
でも、今でも紛争地域や戦争をしている、あるいは政治的なもの、差別に巻き込まれている人々が、確実にいるんですよね。
読みながら、そんな事も思ってしまいました。

颯太朗と春臣は、思春期の行き…

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