束原さきさんのレビュー一覧

エスケープドロップ コミック

束原さき 

麗しい4人と美しい主従

この作品を読むと毎回、「肉体美」という言葉が浮かびます。
そして自分も体を絞りたくなってくる不思議。
でも結局イメトレで満足して終わるのですが。

突然日本の大学に留学してきたイタリアの御曹子・カルロのボディガードを任された弦。
監視の目を盗んで逃げ回るカルロの様子に、何かの目的を感じた弦は…。

主従です。
硬派なイケメンが麗しい美青年を守る。
それだけでもう素敵。
そこにお…

2

まことしやかに舞う花は コミック

束原さき 

げせぬッ!

試し読みで気に入って買ったわりに積み本にしていたのを思い出し今さら手をだす


舞台は昭和の戦時下 子どもの頃の仲違いで疎遠になった二人の再会からはじまる拙い両片想いのお話


戦争やその時代にありがちな婚約者の存在につかず離れず互いを思いあう


そこまではいいッ!
絵もさることながら時代に翻弄される二人がほんとにもどかしくて





なんで?
なんでタヌキ?…

3

REPLAY コミック

束原さき 

自制心のある攻めに焦らされた

高校野球のバッテリーの恋です。
日焼けもなく、坊主でもガチムチでもないけど球児なんです、誰が何と言おうと!笑

二人は幼なじみで、唯一無二の存在で、大学も同じ所を目指している。これからもずっと一緒に居たいとか言い合っちゃってるし…もう付き合ってるも同然?て感じなんですが、律が最近ナゾに忙しそうなのとか、女の人と歩いてるのも見かけてモヤモヤしちゃう悠太。
律も悠太がコーチをやたら好きなのとか…

4

ブルーノート コミック

束原さき 

ジャズ ピアノ

先に投稿されたレビューに「スパダリがテーマ」とあるので、ブルーノート、ブルースとどのような関連があるのか興味を持って、読みました。
レビューからだと、作品として面白味がある『初恋リフレイン』のほうが人気が高いらしいです。
あとがきに著者も書き足りないと書いているので、続編による補完がありそう、期待。
映画のシーンを漫画化した感を受ける綺麗で丁寧な描写です。私は映画のような作品は好きなので、神…

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秋のリンクスフェアプレミアムマガジン 2019 グッズ

このふたりにまた逢えた!、

座裏屋蘭丸先生目当てで、全プレ応募したした。
1000円支払っただけのことはある豪華冊子!
『リカー&シガレット』より「ウカレポンチ」というエピソードでした。

相変わらずモテモテのカミロですが、ヤキモキしないで安心できるテオ!
なぜなら、カミロが「僕には君だけだよ」アピールを猛烈にしてくれるから。
みんなに優しいカミロ、でも、いつだってテオのことを最優先してくれる素敵な恋人。
丸椅…

1

まことしやかに舞う花は コミック

束原さき 

絵柄綺麗、切なさ満点、だけど

時代設定、登場人物の背景、戦争に向かっていく世相…
どれを取っても思い合う2人の心が何かの形を取れるわけもなく。
お互いの子供時代からの照れ隠し、また幼い独占欲、また意地、その修復もできず。
だけど、御曹司の颯太朗さんは随分甘ったれさんですね。さすが御曹司。
世の中の戦争に向かっているキナ臭さなんてどこ吹く風、ご自分の裕福なご身分を隠しての丁稚奉公。
多分初めから春臣は見破っていたでしょ…

1

まことしやかに舞う花は コミック

束原さき 

良かったです…

まったく予備知識なく読みました。
第2次世界大戦中の話だったんですね。

束原さき先生の繊細な絵と、時代背景がとても良く合うと思いました。
今では、戦争なんて日本にいる現在は、過去になりました。
でも、今でも紛争地域や戦争をしている、あるいは政治的なもの、差別に巻き込まれている人々が、確実にいるんですよね。
読みながら、そんな事も思ってしまいました。

颯太朗と春臣は、思春期の行き…

4

まことしやかに舞う花は コミック

束原さき 

和服がいい

こちら雑誌で追いかけてましたが、コミックスでまとめて読めるの嬉しいです。
先生の描かれる作品はどれも本当に美しいのですが、今回は特に女形で舞を踊る春臣が綺麗で素敵です。
昔春臣と喧嘩別れしたまま長い間海外に行っていた颯太朗が帰国して、春臣に昔のことを謝ろうと尋ねていくところからお話は始まるのですが、昭和16年という時代もあってか、今よりは男同士の恋愛なんて難しい時代だった時に、二人はお互い好き…

1

まことしやかに舞う花は コミック

束原さき 

何年離れても想いは変わらない

最近、ハマっている束原さき先生の作品です。
束原さき先生は絵が綺麗で丁寧なので読みやすいです。

倉本家の御曹子で建築家 倉本 颯太朗と花柳界の武踏家 遊馬 春臣のお話。

舞台は、昭和初期。
颯太朗と春臣は仲良しの幼馴染みでしたが、小さい頃に仲違いをしたまま、口を利かなくなってしまいました。
そして、颯太朗は16歳の時に父親の仕事の関係でドイツに行ってしまいます。
颯太朗は遠く離…

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まことしやかに舞う花は コミック

束原さき 

期待を裏切らなかった

公式ツイッターで毎話の数ページを見、1冊にまとまるのをずっと楽しみにしていました。
ここ最近では、一番期待値の高い作品でした。
しっとりとした世界観と切なくレトロな雰囲気は、束原先生の絵柄にぴったりで、とても美しく耽美的な感覚になりました。

絵柄が美しいので、どのシーンも画になり、とにかく見惚れました。
それに負けることのないストーリー。
小さい頃に喧嘩別れし、再開も束の間、2人を時…

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