Powder Snow Melancholy

powder snow melancholy

Powder Snow Melancholy
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神74
  • 萌×284
  • 萌46
  • 中立17
  • しゅみじゃない9

--

レビュー数
29
得点
861
評価数
230
平均
3.9 / 5
神率
32.2%
著者
束原さき 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
シリーズ
Powder Snow Melancholy
発売日
価格
¥657(税抜)  
ISBN
9784801950887

あらすじ

―――お前、そんなに俺のことキライ?

大学のミスターコンテストがきっかけで知り合った梁井と成川。

性格も含めて2.5枚目の梁井にとって、正統派イケメンの成川は天敵そのもの。
お目当ての女の子はいつも成川になびいてしまう。

八つ当たりや嫉妬から、あからさまに成川を避けていたが、ナンパ目的で参加したボード合宿で、成川と急接近するアクシデントが発生してしまい・・・。

表題作Powder Snow Melancholy

成川心佑,大学生,ミスコンNO.1の正統派イケメン
梁井凌斗,大学生,ミスコンNO.2の2.5枚目

その他の収録作品

  • Lingering Snow Melancholy
  • あとがき(描き下ろし)
  • カバー下:漫画「もしも、Powder Snow Melancholy がこんな、お話しだったら!」

レビュー投稿数29

梁井大好き❤

受けの梁井が大好きです❤️
とにかく可愛い
ちょっとエッチで、笑えて幸せな気分になる物語✨
おススメです!

4

成川くんに首ったけ

電子書籍購入で飽きたらず、リアルに買いに行っちゃいました❤
成川くんにどはまりです❤❤
凄い男前なのに、梁井くんに片思い
強引で、残念なイケメン♥萌えました!

続きが気になって気になって気になって❗
Qpaの電子書籍買っちゃいました❗
もう、キレイな絵とお話にメロメロです

続き、待ってます❗待ってます❗

3

好きだ 。 続きをお願いします。

電子配信を見てからのお気にいりです。
その時からレビューを書いてみようと思っていたので語彙力はなくつたないですが。

大学のミスコンNo.1とNo.2の二人。
誤解や意地のはりあいでこじれていたふたりの関係がスノボ合宿をきっかけに・・・というお話し。

攻めの成川はイケメンくんなのに受けには不器用でムッツリ、受けの梁井はチャラいようで明るく素直
こんな二人のまるまる一冊の話です。
絵も綺麗で色っぽくキャラクターが好きです。こじらせちゃったムッツリ攻めが楽しい。

ただ少し残念なところを言うとちるちるのインタビューにありましたが当初連載予定でなく読み切りだったと。だからこの作品は全体を通してみると始まりの1、2話はちょっとエッチなシーンが唐突に感じられるかもしれないです。Qpaという雑誌が毎号テーマ別エロありきなので仕方がないですが。もちろんエロも表情が色っぽくて好きです。

エロなしでも十分に萌えます。二人の出会うきっかけやクスッとしたり、相手のことが気になってしまう様子がしっかり描かれていると思います。面白いです。私は成川がちらっとムラムラ、ムズムズしているのが好きです。あと感情表現が苦手なのに下半身は正直なところ(笑)
梁井も最初はツンツンしてたのに気持ちを知ってからあわあわしていて可愛いです。成川は梁井の笑顔に惚れたのかな。

最後はこれからつき合うという感じなので、早く本契約してもらって、二人の相愛ラブラブエッチがみたいです。
ぜひ続きをお願いします。無理かな。脳内妄想は広がる。

あとは余談ですが束原先生がTwitterにあげていたジトーッと梁井をみる成川の絵がつぼで読んだ方誰か見てください(笑)
この本でも風呂場で無言でスーっと梁井を追いかけるような成川の残念なイケメンっぷりが好きです。

11

初コミックスとは思えない作品!絵が丁寧で綺麗です♪

まずは、束原先生、初コミックス発売おめでとうございます!!ちるちるさんのインタビュー記事を読んで購入を迷っていたのですが、先生のTwitterでのイラストやツイートで迷いが吹っ飛びまして(笑)発売早々購入致しました!
登場人物は大学のMrコンテストのNo.1の成川(イケメン・ムッリ攻)&No.2梁井(2.5枚目で成川と出逢ってから何かと残念な受)の全6話(最後の1話は成川目線、ミスコン後の飲み会での出来事のお話…)の物語。
女子にモテたい一身で参加した大学のスノボツアー、男女の組合せ決めかと思っていたら、なんと成川とペアーとなってしまって落ち込む梁井。相手の成川は、梁井にとっては天敵!?だって自分よりイケメンでモテまくり、スノボはライセンス取得者、それにスノボ選手!(イケメン攻はこうじゃなくちゃ)今回のストーリー設定は、先生もスノボをされているので、色々とスノボやアフターが細かく描かれていますね。私も昔~、スキーですが初めた頃を思い出しますね(遠い目)ここでの萌は、二人で乗るはめになったリフトでのシーンや成川が梁井の荒れた唇を見てリップを…のシーンが好きですね!アフターでは、滑走中に自分のせいでケガをさせてしまった成川の世話をやく事になるんですが、成川はそれがきっかけで梁井にスイッチが入ってしまった様で、成川が強引に攻めまくります。梁井も最初は抵抗しますが、気持ち良さの方が上回って受け入れてしまうのですが、ちょっと早急すぎるのではと思ってしまいますが、まぁ~男性同士の心情はよく判らないので、これはこれで有りなのかな~。そんな中、マッサージ機でのシーンや露天風呂でのシーンは、成川が攻めの本領発揮してのHシーンは読んでて萌でした♪
そもそも、二人の出逢いは、梁井も出るコンテストのイケメンの欠員探しがきっかけで、一生懸命翻弄して頑張っている梁井に接していく中で、成川が梁井を好きになっていったんですね。私が攻め目線で見ても梁井は可愛いし、成川が我慢出来なくなる気持ち判りますよ、なので梁井が側に居ると、キスしたくなるだろ~し、抱きたくなる衝動にかられるんだろうな~!最終話まではどちらとも『好き』って言葉にしていないような…暗黙の了解のような関係、それと、梁井はノンケだって判るのですが、成川はゲイでいいのかな!?それとも成川もノンケなんですかね?この疑問が残る中、話は梁井の提案で、二人のお付き合いはお試し期間から始める事となります。これから二人の関係がどう進むのかが気になる中END…となってしまいます。この物語、続編有りますよね、なかったら消化不良になってしまいすよ(笑)Qpa様&束原先生、続編宜しくお願い致します!!
最終話の成川目線の話も萌でした♪
次の作品も楽しみで期待大な先生です!

9

えええ!?この表紙でギャグだとう!?

うっとりしてしまう程美しいこの表紙。
あちこちでお見かけしておりました。
きっと、アンニュイで、シリアスな内容に違いない。
もっと繊細な方向けの作品のハズ。
汚れちまった私は他の作品をポチるぜ。あばよ!!
と何度かスルーしたのですが、実際読んだら意外とギャグで、びっくりしました(笑)。

スキー、スノボに興味なしの主人公・梁井凌斗。
大学の仲間と冬のゲレンデに「女子にモテるため」張り切ってやってきました。
ところがじゃんけんで負けてしまい、ライセンス保有者・成川心佑と組むことに…。
この成川、恐ろしく顔がいい上、無口で愛想も悪いため、何を考えているのかさっぱりわからない。
梁井は明るく、ノリも良く、考えていることが全部顔に出てしまうワンコタイプ。
更に、ミスターコンテストNo2の梁井は、ミスターコンテストNo1の成川に対し嫌なイメージしか持っていません。
反発しつつも意外と面倒見のいい成川に教えて貰い、スノボが楽しくなり始めた梁井でしたが、危うく崖から落ちそうになり、成川に助けられます。
右手を怪我してしまった成川の面倒は自分が見るといろいろお世話する梁井でしたが…。

最初Qpaさんの読み切り(前編後編)で描かれた作品とのことで、始めの展開は非常に早いです。
「好き」とも言わず「リップクリーム落としたから」と梁井にキスしてきたり、貸切風呂でHしちゃったり、ちょっと待って早すぎる~とは思うのですが、何故か萌えます。
浴衣姿もエロくていいし、本当に絵がキレイ過ぎて、多少「ん?」と感じても、もはやどうでもいいや~とふっきれてしまった自分がいました(笑)。

もちろんノンケの梁井、身の危険を感じ、すーっ、すーっと逃げはするのですが、ほだされるというか、学習しないというか、結局成川につかまってしまい、やがて意識するように…。
なぜこんなに梁井にこだわる、成川!!という謎は6話の成川目線のお話を読むとわかります。

感情表現が苦手な成川。よく笑い、喜怒哀楽がはっきり顔に出る梁井にいつしか魅かれていたんでしょうね。

私、普段はまず受けを大好きになって、受けを好きな攻めを好きになることが多いのですが、この作品ではもうただひたすらクーデレの成川に萌えました。
寡黙、でもかなりのムッツリ。誤解されやすくて不器用。
ありえない程顔はいいのに、残念イケメン。
私、スパダリよりも、残念イケメンのほうが好きなんですよ。
昔の少女漫画に出てくるようなパーフェクトな王子様キャラより、等身大で人間味溢れる残念イケメンが大好き。

はっきり想いを告げられた梁井はお試し期間として成川とつきあうことになり、さて2人の関係はどうなるの??という美味しいところで2巻に続きます。

個人的にはカバー下のおまけマンガも面白くて好きでした(笑)

期待をいい方向へ裏切り、萌えと笑いをくれた作品(いや、普通のストーリーにちょいちょいギャグが入っているだけなんですけど)。
これでデビュー作品なんて信じられない。

やっぱり喰わず嫌いはダメですね。2巻も美味しく頂きたいと思います♥

3

ギャップ

表紙から感じる淡く儚げな印象とはちょっと異なり、中身は結構可愛らしい、感情表現下手な若い男の子どうしの恋愛、という感じでした。絵も結構さっぱりと。とても綺麗なのですが。

私は淡々として見えて実は受けのことがめちゃくちゃ好きで仕方ないという攻めが好きなのですが、こちらがまさにそんな感じ。クールに見えるのにいつの間にか受けのことが好きになってて、受けに優しくされたいから軽症なのに包帯ぐるぐるにしたり、手を出したいけど「信じてるから」と言われぐっと我慢する攻めが可愛い(笑)女関係で拗ねて(?)攻めの神経を逆なでする様な行動しまくるけど、ちゃんといい子な受けも可愛い。校内トップのイケメン二人で恋愛の経験も余裕であるのに、男どうしになると初々しさが溢れててすごく良かったです。

2

無口・不愛想・不器用だけどイケメン成川くんのムッツリに萌えます♡

初めて読んだ束原先生の作品です。

絵が綺麗で丁寧だと思いました。
表紙買いした方も多かったのではないかと思います。
でも、最初は話が前後していて読みにくいと感じました。
もったいないなと思い、ちるちるの先生のインタビューを読んで納得。
当初は1話読み切りのお話だったそうで、それを編集部の意向で連作になり、全話通して大幅に描き直しや修正をしたそうです。
最初から連作だったら、もっと読みやすい構成だったと思います。
あと、表紙とタイトルから勝手にせつない作品なのかと思ったら、全然違いました(笑)

同じ大学の2.5枚目梁井くんと残念なイケメン成川くん。
ミスターコンテストに欠員(しかも大トリ)が出たため、ミスコン実行委員だったy梁井くんが偶然会った成川くんをなんとか説得(?)して出場してもらったのがきっかけです。
ミスコンの結果は1位が成川くんで、2位が梁井くん。
当時、梁井くんはミスコン優勝者の桜井さん(女子)が好きだったが、桜井さんは成川くんのことを気にしていたため、告白しましたが玉砕します。
その後、梁井君くんは成川くんを避けるようになりますが、成川くんは梁井くんが行く合コンに参加し続けます。
それには理由があって、成川くんは梁井くんのことが好きになってしまったのです。
梁井くんからしたら、自分が参加している合コンにミスコン1位がいたらたまったもんじゃないでしょうね。
それから3年…成川くんは避けられ続けても合コンに参加して梁井くんと縁切れしないように頑張ります。
大学はグループやゼミ、サークルが違ったら、あまり接点ないですもね。
成川くん、頑張ったね(涙)
普通、キラキラ大学生が3年も待たないでしょう。
この時の成川くん視点のお話が描き下ろしの「Lingering Snow Melancholy」です。
お話は大学の仲間で行ったスノーボードで初心者の梁井くんがライセンス保持者の成川くんとペアになったことから動き出します。

待ちに待ったチャンスを逃さない成川くん、理由を付けて梁井くんにキスをします。
が、キスだけでは収まりません。
成川くんはゲレンデで梁井くんを助けたときに利き手を痛めます。
なんと骨折しているように見せかけて、梁井くんに自分のお世話をさせます。かなりの策士です(汗)
その後は成川くんの怒涛の勢いで、貸切露天風呂で最後までしてしまった梁井くん…。
もうこの時点で、梁井くんも成川くんのことが嫌じゃなかったのでしょう。
成川くんは3年も待ったのに、その日にキスから最後までって展開が早すぎる…。しかも、露天風呂。

ちなみに、梁井くんは女の子大好きです。
成川くんも彼女がいた時期があったようなので、2人ともストレートだと思います。

後日、梁井くんはボードをくれると言う成川くんの誘いに警戒しつつ自宅に行ってしまいます。
実家暮らしと安心してたら、なんと両親は海外で不在。2人っきり!
「変なことはしない」と約束したけれど、最後は言い争いからキスされそうになり逃げ出した梁井くん。
その後、1週間も大学を休みます。
成川くんは梁井くん家を訪ね、開けてもらえないドア越しに自分の想いを告白して帰ります。
梁井くんはその後に会いに来たお姉さんに「俺も…孫 見せれそうにねーしなぁ…」って言うのですが、もう成川くんのことを意識していますよね。
最後は、梁井くんが呼び出して「お試し期間作るって事でどうだ…」と提案します。
ちなみに、お試し期間中はキスまでは出来ます。キスできる部位は制限されておりません♡
ここからは成川くんのお得意(?)ムッツリな攻めが始まることでしょう~。
なんせ、3年も片思いしていたのですから!
次巻に続きます。

初めてのタイプでしたが、不愛想・無口・不器用・ムッツリのイケメンの攻めっていいですね♡
しかし、ミスターコンテストの1位と2位のCPってすごいな~。次巻も楽しみです。

1

王道をイケメンで楽しむ作品

BL界の常識として、「攻めは受けよりモテる」というのがありますね。
そうじゃない場合もあるけど、9割はこの条件に当てはまるのではないでしょうか。
これって少女漫画における「モッテモテイケメンに惚れられる地味子」というハイパードリーム設定と何か関連があるのかなあ、と常々考えております。

こちらの作品も攻めは飛び入り参加したミスターコンでグランプリ。
受けは2位です。

そこで更なるわたしの疑問が頭をもたげて来るのです。
BL界において、イケメン1位は寡黙、2位はチャラ系って多くないですか?
それで寡黙くんは必ず合コンで1強状態になって、チャラ男くんの狙ってた子を毎回お持ち帰りするという流れ、鉄板すぎませんか?
わたしの疑問はここにあるのです。
2位なのに、なぜモブと同レベルにモテない状態なのか。
なぜかほとんどの作品において、女子は1強状態の1位に群がり、2位+モブは放置。
でも2位ですよ?モテるよね?こっちの方が好きって子もいるから2位なんだよね?
なのに誰もいかない。確率で考えれば2位が手すき状態なら確実に狙い目なのに。
ここが不思議で仕方ないのです。

前置きが長くなりましたが、こちらの作品もまさにそれです。
ミスターコン1位に群がる女子、2位含めモブは男飲み状態。
だけど、女子に囲まれた1位は、2位にムラムラです。

そんな疑問盛りだくさんながらも、萌えは別問題でして。
誰もが認めるイケメン、しかも大好物な寡黙系が、主人公にムラムラは王道だし、わたしも好きな設定なので萌えます。
主人公が流されやすくて、ちょっとアホの子というのも王道。
若干大騒ぎしすぎるので、常にセリフに「!」がついてそうなうるさい子が苦手なわたしには、読むのがややしんどい部分もありましたが、それもお約束かなと。

それにしても、やっぱり引っかかるのは1位と2位の格差。
どうしてなのでしょう。
基本的に攻め受け対等が理想なので、1位2位は僅差のツートップであってほしい。
お互いに群がる女子を掻い潜った上で、お互いを選びとってほしい。
というわたしの勝手な好みは置いておいて、結構前に読んだときも今回も、引っかかるところが同じだったので、もしこの答えを知ってるよと言う方がいらっしゃったら、お手数ですがコメントで教えてください。
よろしくお願いします。

1

hepo

アデルさま

コメント、ありがとうございます。
疑問点がレベルアップできるよう、精進します!

アデル

偏向的ですが、お答えしたく思います。以下。
 それは、作家の力量不足です。貴女の知的考察の方が
正しい。つまり、そんなおちゃらけBLを読んで満足できるほど貴女の脳力はローカルではないんですよ。もっと高レベルの作品だけで満足度を高められるよう指針を変えた方が短い人生を効率よく過ごせるかと思います。
高レベル作品にこだわり続ければ、今回のような低レベルな疑問は格段にへり、疑問点もレベルアップする事でしょう。
                     愚酔より

ウィンターBL

年末に整理しよう、〇ックオフしようと思ったんですけど、
読み返したら、前より萌えてしまったので、手元に置くことにしました!
いや、これ、今更だけど、私の好みドストライクな攻やんけ~。しかも、スノボかっこいいし!
ゲレンデ→温泉ってBL冬の風物詩満載だし、毎冬読みかえそう!と思いました。
束原先生の繊細で美麗な絵がまた、冬の恋の雰囲気を盛り上げてるんですよね。

無愛想、硬派イケメンがモテたいだけの無邪気な受を溺愛するというパターンです。個人的にはこのパターン、永遠に繰り返せる好物です。(最近気づいたんですが…)しかも、この強面イケメンが結構スケベで、受けが戸惑っているのをいいことに(?)グイグイいくのが、もーたまらん。上限がキスっていうお試し期間の設定(攻的にはその上くらいまで常に行きたいとゆームラムラ)が可愛いです。

これから読む方には、2巻までまとめて購入することをお勧めします。(1巻:始まるまで、2巻:始まってから、とゆー感じ。)2冊まとめてのバランス、内容のまとまり具合は神だと思います。

1

ムッツリイケメン成川の虎視眈々にも程がある、その攻めっぷりに萌える♡

再読して、インタビューを読み直して、そうか!これが初コミックスだったのか⁈ と、今更ながらに知る。凄い‼︎ 何も知らずに、ただ美しいと思い、選んでいたのだと思う。そう、束原さき先生の作品には美しい人しか出てこない。それだけでも相当癒しになる。
お話の構成がまぁまぁ謎めいていたのは、予定より長くなったことと、雑誌掲載時のお題に合わせられたせいだったのですね。何となく、中盤でこの物語は終わっていて。その後日談や番外編や、おまけが止めどなく続く様な感じなんです。作品のファンになってしまったら、「あ♡まだ終わらないんだ!嬉しいな♬」なんですが、読み進むうちに「え?まだ終わらないんだ。別に良いけど?」って気持ちにもなって来ます。

とにかく、イケメン過ぎるムッツリの成川が、梁井が引くほど押せ押せなのがいい‼︎ 再読して、こんなに早く梁井のアレコレを奪っていたかな⁈と、驚く程にスピード感がある。ちょっとしたチャンス(⁈)をも逃さない成川がいい‼︎ リップクリームを雪の中に落としてしまったからと言って、唇移しで貰おうとする、その隙に舌を入れる⁈ とか。寸時も見逃さない。逃がさない。躊躇する暇も与えない‼︎素晴らしい! 動揺する暇も与えては無いが、やっぱりジタジタする梁井が可愛い。けれど、超絶イケメンのあの顔で迫られたら、遅かれ早かれ落ちてしまうのだという事は分かる。
後半には、成川の気持ちがどうにもこうにも昂ぶって行くキッカケのようなもの、も一応描かれていて。ちょっと変態チックではあるものの、梁井が可愛い過ぎるので、それもまた仕方ないであろうと思えてくるのだ。大学のミスコン1位、2位という組み合わせもいい。昨今のミスコン入賞者はロクな事件を起こさないが、イベントを成功させようと頑張っている梁井の様なイケメンもきっといるのだと思いたい。
私はスノボはしないけれど、束原さき先生はご自身が好きでされているようで、とっても臨場感のある詳しさなのも素敵だと思いました。メランコリーは、スノボのトリックの一つと掛けているのもいい。梁井のムズムズする気持ちがメランコリーなのか。押して押して、それでも嫌がる事はしたくないとムズムズしている成川の気持ちがメランコリーなのか。ニマニマしながらごく甘の次巻へと続きます。

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