chikakumaco
束原さき先生の『Powder Snow Melancholy』がとっても好きだったので、購入したんだけど、期待が大き過ぎてガッカリしたことを思い出す。あの作品を超える事はもぅ無いのかなぁ、と思うと寂しく思う。大学生の日常を描いていた作品に比べると、遠いイタリアの富豪のご子息がボディガードや執事をぞろぞろ連れて留学に来たなどという非現実感が、腹落ち感無いのか。非現実に惹きこまれて行くような、ワクワク…
そもそも、急病でミスコンに出られなかった深沢くんの代わりに出ることになってしまった成川。
そこから成川と梁井の交流が始まっているのだが、出られなくなった深沢くんは、グランプリ候補のイケメンにして、気さくな人気者。もちろん梁井とも仲良くて、成川にとってはちょっと許せないであろうことに、梁井を「凌〜」と、名前呼びしているのだ。
本編では、そんな成川がちょいちょい妬いている姿が出ているのだが、深沢く…
男同士、その前に友達ですら無かった成川の怒涛の攻めに、ビビりながらも「仮契約」として、お試し期間を設ける梁井。このまま進撃を許しているとまた襲われてしまうという危機感と。
そのイケメンぶりで女子にモテモテの様子に軽い嫉妬を覚えたことと。
スノボでカナダ研修に行ってしまったら、関係が終わってしまうのか?という焦りもあって。
梁井はとうとう成川と「本契約」するという、お付き合いOKの返事をしてし…
再読して、インタビューを読み直して、そうか!これが初コミックスだったのか⁈ と、今更ながらに知る。凄い‼︎ 何も知らずに、ただ美しいと思い、選んでいたのだと思う。そう、束原さき先生の作品には美しい人しか出てこない。それだけでも相当癒しになる。
お話の構成がまぁまぁ謎めいていたのは、予定より長くなったことと、雑誌掲載時のお題に合わせられたせいだったのですね。何となく、中盤でこの物語は終わっていて。…
高校を卒業して、律が黙って決めてきた部屋で、同棲を始める二人。何故か、多分ミスだと思うけど「同性生活が始まる。」と書かれている。いや、そうなんだけども。異性と暮らすことを「異性生活」とは書かないので、きっと間違えたんだと思う。
既に生活するベースを調えた部屋に悠太の荷物を運び込む日。悠太の荷物に「あけるな、絶望。まんが」「あけるな、絶望。ゲーム」と書かれていて、どんな恥ずかしい代物を運び込んでい…
束原さき先生だから買ってしまう。綺麗な人しか出てこない、美しい絵柄。
…しかし、しかしですよ? 甲子園にいつもドラマを感じて涙する者の一人としては、いくら綺麗に描かれても、それはやっぱり不埒な事では無かろうか。なんて、想いが邪魔をする。
マウンドでキスしようが、裸で抱き合おうが、バッテリーは夫婦だと言おうが。
彼らはきっと。無邪気に熱中しているだけなのだ。
そして、地区大会で敗退したからい…