みちみち
1巻の終わりに、雪代(Ω)の前に現れた運命の番い、柊(α)がとんだクズ野郎だという事が分かり、運命の前に諦めかけていた藤、頑張れ!ってとこで終わったのですが。物語はそんな簡単ではなく。
藤(β)は怒りを柊にぶつけ、興奮したまま雪代の元へ。そのまま雪代を抱いてしまいます。あんなに大切にしていたのに…。
一方で「運命の番い」だからそのフェロモンには抗えないよね、とばかりに身体を繋げる柊と雪代。柊は…
αとして生きてきた優秀なΩである、雪代はその努力で比較的大きな企業の最年少統括部長という役職に就き、人望もあり、頑張って生きていた。
後輩の早乙女(β)は、高校時代からそんな雪代の体調を気遣いながら、陰となり支えていた。
二人はそうした中でお互いを気遣い、想いあってはいたが、恋人同士では無い。
一度だけ、発情した雪代を治める為にそのカラダに触れた事があったが、カラダを繋ぐ事は無かった。そんな…