夏乃あゆみさんのレビュー一覧

ココだけCOMICフォーカス!! EXTRA 2007 グッズ

豪華でココだけなのがもったいない

小説の一場面を、挿し絵を描かれた先生がコミカライズしたものです。
小説1作品について、登場人物等の説明に1ページ、漫画が5~7ページでした。10本中8本が小冊子のための描き下ろしとのことです。

電子書籍のおまけで付いていないかなぁと期待したのですが、ちらっと検索した限りでは発見できず。残念でした。オチがついているわけでない一場面を抜き出したものなので掲載しにくいのかもしれませんが、この小冊…

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ロマンチストなろくでなし 小説

渡海奈穂  夏乃あゆみ 

大人なジタバタもの

 どうしようもないろくでなししか好きになれない和志は、人気小説家である姉・寧子の新しい担当編集者・伊勢に会う。
 当初は、男前で仕事のできる男なんて恋愛対象外だと考えていた和志だったが、伊勢と接触を持つうちに、段々と伊勢のダメなところも見えてくる。おまけに、和志が寧子の書く小説のモデルだと伊勢にはすっかりバレている雰囲気もあり、強引に伊勢に口説かれる。
 押しの強い伊勢にだんだんと惹かれていく…

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兄と、その親友と 小説

鹿住槇  夏乃あゆみ 

兄ちゃんの嫌な予感的中(笑)

高校生の陽(ひなた)、大学生の兄の佑(たすく)と親友の崇匡(たかまさ)の三人が織り成す恋物語。

陽が片想いしている匡に近づく為に、まずは同じ大学を目指そうと予備校通いを始めた夏休みに、偶然にも接近するチャンスがあって…って展開でさくさくと話が進んでいく。
読んでいて引っ掛かりを覚えたのは、陽が高2って割には中学生っぽくて、年齢よりも少し幼く感じた位かな。

元々、鹿住さんの小説は読み易…

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ヴァンパイアは我慢できない 3 コミック

樋口美沙緒  夏乃あゆみ 

愛を求める吸血鬼たち

湊は強い人ですね。
自分を殺すという人を、心の奥深くで信じ許している。
アンリの事だって「吸血鬼」である事を受け入れて恋をしている。
そして勿論弟たちに惜しみない愛情。
だからアンリもヒナもエルも、そしてユージンも。湊に惹かれるんですね。
3巻では、アンリへの復讐心で一杯になっているユージンの、航を巻き込んでの策略と、アンリと航のどちらを選ぶかの板挾みで苦しむ湊を救おうとするアンリの愛の…

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ヴァンパイアは我慢できない 2 コミック

樋口美沙緒  夏乃あゆみ 

アノ人の正体は!

第2巻です。
湊と口論した後、実家に戻ると言って消えてしまうアンリ。
アンリの本心がわからず落ち込む湊に優しい湯澤。
やっと帰ってきたアンリは、今までと別人のように優しくて、湊はまたアンリがわからなくなってグルグルと。
この気持ちすれ違いループが延々です。
読者的には、アンリがいよいよ本契約を決意した事や、その裏に薔薇の宿命のようなものがある事、黒羽や湯澤が何か知っているという事がわかる…

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ヴァンパイアは我慢できない 1 コミック

樋口美沙緒  夏乃あゆみ 

気の長い話になりそう

「ヴァンパイアは食わず嫌い」の続編。
「〜食わず嫌い」の方では夏休み設定でしたが、「〜我慢できない」の方は湊の高校生活が軸になっています。
吸血鬼界で湊が「福音の薔薇」という事がバレたらしく、アンリは気が気でない。学校に通う湊が心配で本契約を焦る気持ちもあるけど、湊の気持ちも尊重したくて、俺様アンリがグルグルしてます。
優しくて困っている人を見過ごせない湊は、生徒会の仕事も色々抱え込んで…

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ヴァンパイアは食わず嫌い 下 コミック

樋口美沙緒  夏乃あゆみ 

萌えの宝石箱や〜

上下巻合わせてのレビューです。

ヴァンパイアもの、イコール耽美!人外!
そして俺様ツンデレ、執着、すれ違い、両片想い、
その上ネトラレの危機!
身分差、年の差、花嫁の要素も?

絵柄は非常に綺麗で、子供は可愛らしく、背景も良く書き込まれて素晴らしい。
Hシーンは無く、キスも下巻になってから2回と少ない。でもアンリが湊の血を吸うシーンなどはちょうど良いエロさで物足りなさは感じません…

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ヴァンパイアは我慢できない 3 コミック

樋口美沙緒  夏乃あゆみ 

クライマックスにはまだ早い

前巻でちらりと出てきた、『福音の薔薇』を巡っての800年前の事件のあらましを主に引っ張ってきた3巻目。
文化祭の賑わいから一転して、シリアスで切ないムードに傾いている。
湊の周りにいた曰くありげな新キャラ達は案の定、吸血鬼一族の争いに絡んでいましたって展開だった。
う~ん、この騒動、次巻ですっきりするのだろうか?

アンリと湊の本契約はどーなる!?ってばかりが気になっていたところに、もう…

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ヴァンパイアは食わず嫌い 上 コミック

樋口美沙緒  夏乃あゆみ 

ツンデレヴァンパイア

最初にこのお話を読んだ時は、とにかく絵がきれいだな~というのと、シリアスだけでなく、結構コミカルな部分も入っていて、もちろん2人の危うい際どい関係性にドキドキ・・・楽しい作品だなと、すぐ虜になりました。

アンリ(ヴァンパイア)の服装も素敵で、独特の美しい世界が広がっています。
何と言っても見どころは吸血シーン。凄く色っぽくて、Hシーンではないはずなのに、なんだか淫靡でドキドキしてしまいます…

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Chara Collection EXTRA 2016 グッズ

予定通りの到着で嬉しかったです

この手の全プレは遅延発送が常な中、この冊子は予定通りに届いて嬉しかったです。

収録作品の中で、読む事ができて特に嬉しかったのは、「たかが復縁」、「ヴァンパイアは我慢できない」「兄弟ですが、他人です。」でした。
どれも原作本が好きで、とりわけ「たかが復縁」と「兄弟ですが、他人です。」は、(「ヴァンパイア・・・」は数冊出ていますが)1冊のみの作品なだけに、番外編が読めるのは本当に嬉しいです。

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