藻とカレー
もっと拗れてしまうのかと思っていたけれど、想像していたよりは易しい展開でした。結城とのことは、思春期にはよくある過ちなんじゃないでしょうか。同性愛者だろうが、異性愛者だろうが、好きという気持ちを素直に認められないこと、周囲からの見た目を気にしてしまうことってままあると思います。少し後味が悪かったかもしれないけれど、渡辺の人格を疑うような内容ではなくほっとしました。結城と会ってわだかまりを解消した…
途中まで渡辺が普通に人当たりの良い好青年だと思っていたので、中盤で裏切られて良い意味で驚きました。葉月との付き合い方があまりにも自然だけれど、彼が葉月に近づいたのには意味があったんですね。切ない過去なのか、憎々しい過去なのか、とっても続きが気になります。
対する葉月は基本的にツンデレキャラだけど、根は純粋な男性。仕事はできるようですが、恋愛には疎いタイプですね。渡辺といて楽しそうに過ごす…