文乃ゆきさんのレビュー一覧

ひだまりが聴こえる コミック

文乃ゆき 

神に限りなく近い萌2

ずっと読みたかったシリーズもの、やっと読めました!

先生の初単行本なんですね。
デビューからこのクオリティ、すごい。

何かと細かいとこが気になったり、好き嫌いが激しく一言多い私ですが、本作は文句のつけようがないのではないでしょうか。偉そうにすみません。
(厳密には、絵の安定さとか細かいことを言えばあるかもだけど、そんなの気にならないレベル。内容が断然いいし)

まず、表紙がいい…

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ひだまりが聴こえる -リミット- 3 コミック

文乃ゆき 

ナイスおじいちゃん

とうとう最終巻まで来ました。
つらかった1、2巻を経て、しあわせな2人しか見るつもりはない!という心構えでやって参りましたよ。

端的に申し上げます。

おじいちゃん、最高。

お互いのことを大事に想いながらも伝えきれずにすれ違ったまま、航平が「距離を置こう」と去っていった2巻のラスト。
登場人物みんなが口々に太一を猪突猛進と言うけれど、航平に対しては『ひだまりが聴こえる』だけだっ…

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ひだまりが聴こえる -リミット- 2 コミック

文乃ゆき 

すれ違うばかりが人生か…

その昔、フリッパーズギターは歌っていました。
「分かり合えやしないってことだけを、分かり合うのさ」と。
人はそれぞれ、育って来た環境が違えば考え方も違うわけで、だからこそ考えを伝えて、分かってもらおうとするわけです。
それでも100%の理解なんて夢のようなことはなかなか起こらないけど、伝える努力を怠ってはいけないと思う次第であります。

やっぱりコミュニケーション不足なんですよね、この2…

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ひだまりが聴こえる -リミット- 1 コミック

文乃ゆき 

どうしてそうなる!?

つらい…。
どうしてこんなにすれ違うんだ…。

社会人になった太一と、学生の航平。
立場が変われば、自由になる時間も変わってくるわけで。
前はどんなにバイトで忙しくても学校に行けば会えた2人だけど、太一が大学を辞めて就職した後、太一がもだもだしていたせいで半年も会わなかった(前作参照)ことを考えると、このすれ違いが怖い。

今回も前作同様、配分が2人の時間よりもそれぞれの時間が多めで…

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ひだまりが聴こえる -幸福論- コミック

文乃ゆき 

終盤までの苦行に耐えよう

さて続編です。
だいぶ遅れてやっと購入したこちらのシリーズ。
1冊目を完全に読み違えて、「太一が鈍感すぎて…。無神経すぎて…」とモヤモヤしてましたが、読み直したら全然そうじゃなかった。
なので、こちらも読み違えていないか読み直しました、3回。

物語が大きく動く2冊目。
目的もなく担任に勧められるまま大学に進学したものの、学費を稼ぐので精一杯。
在学中に考えれば良いと言われた進むべき…

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ひだまりが聴こえる コミック

文乃ゆき 

ひだまりというより、台風一過

※先程1400字を超えるレビューを上げたのですが、読み違えていたので訂正します。

発売当時ものすごい反響だったので、天邪鬼なわたしは「じゃあ読まない」と思って、未読のまま今日まで来てしまいました。

読む前はもっと太一が航平に寄り添うようなストーリーだと思ってました。
音のない世界で静かに育まれる恋なのかなあ、と。
まさかの太一自身が、騒音製造機でしたよ。

最初に書いたレビュー…

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ひだまりが聴こえる -リミット- 3 コミック

文乃ゆき 

ストーリーが素晴らしい

こちらの本を読む方は恐らく、今までのシリーズ作品読んだ上でだとおもうので、私が思うシリーズ通して読んだリミット3への素直な気持ちをお伝えできればとおもいます。
(全体通して神評価ですが一部ここはちょっと、という点も書いていますので嫌な方注意です)

リミット3の最大の魅力はキャラの心情・背景にあるとおもいます。
シリーズ通して5冊あり、かなり分厚いものもあります。その中で描かれるさまざまな…

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ひだまりが聴こえる -リミット- 3 コミック

文乃ゆき 

感動しました

映画の方を先に知り、映画を見る前に原作の方から読みました。
BL初心者ですが、こんな切なくて、泣けちゃうBL作品もあるんだ、、、BLって色々あるんだなぁとしみじみ思った作品の一つです。
また最初から読み返したくなる作品でもあります。登場人物も、みんないいです。
もちろん主人公の2人もいいですし、ホント、応援したくなります。タイトルや表紙のイラストも、大好きです。
最近BLにハマって、、、と…

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ひだまりが聴こえる -リミット- 3 コミック

文乃ゆき 

だんだんと聞こえなくなるということ

このシリーズを読んで、段々と聞こえなくなる当事者の気持ちを少し理解することが出来ました。

私のいとこ、姉弟二人が高校を卒業するまでに耳が聞こえなくなっています。
今は、男性の低い声でゆっくり話すと少し聞き取りができる程度です。
聞こえなくなったことを理解していても、段々と聞こえなくなる当事者の気持ちを慮るところまで考えなかった、というか思いつかず慮りが脱落していたことを、このシリーズを読…

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ひだまりが聴こえる -リミット- 3 コミック

文乃ゆき 

NoTitle

当事者でないので滅多な事は言えませんが手話を実際に使用するのは難聴者の中でも二割に満たないようですね、弟が難聴者なのをきっかけに手話を覚え仕事にまでするというのはかなり特殊な例だと感じました。

『死ぬまでに何回「聴こえない」って言えば済むんだろう』と考えていた航平の苦労ははかり知れないけど本来健常者と難聴者の架け橋にもなれる立場。健常者のはずの太一がその垣根を越え、航平は新しい一歩を踏み出し…

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