市川紗弓さんのレビュー一覧

若葉さん家の箱入りオメガ 小説

市川紗弓  麻々原絵里依 

ルビーさん

麻々原先生おっかけで購入。ルビーさんらしいなあと感じたオメガ話で、めちゃ入れ込むキャラはいなかったので中立寄りの萌にしました。シンプルなオメガバースお好きな方でしたら良いのではと思う本編230P弱+あとがき。

小さなころに子役で舞台に立ったものの、オメガであることがわかり引退。なんとか成長して都内の私立大学に通うようになったものの、就職活動では何を目指せばいいのか分からないまま、オメガの児童…

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『若葉さん家の箱入りオメガ』電子書籍限定書き下ろしショートストーリー「若葉さん家のたぬきなオメガ」 グッズ

瑶のたぬきな一面とは

「若葉さん家の箱入りオメガ』電子限定SSのこちら。
タイトルは「若葉さん家のたぬきなオメガ」ーー”たぬき”って、なんだろ?と思いながら読み始めました。

ある日曜の夕方、ベッドで事後のうたた寝を楽しんでいた二人。アラームが鳴り、目が覚めたカイは瑶に声をかけますが、身じろぎはするも目は瞑ったままの瑶。
交際開始後も門限8時の約束(!!)は変わっていない瑶は起きて帰り支度をする必要があるのです…

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若葉さん家の箱入りオメガ 小説

市川紗弓  麻々原絵里依 

まるで姫に付き従う騎士な兄弟たちの華麗なる溺愛

兄弟4人中3人がアルファ。主人公1人だけがオメガで、なおかつ兄弟3人に溺愛されまくってるという、兄弟愛炸裂のラブコメディです♪( ´▽`)

兄と弟から溺愛されまくってるのにわがままに育たなくて本当に良かった(笑)
兄弟たちの寵愛を受け、お姫様+騎士3人のような構図がとっても面白かったです。見て下さいな、表紙のブラコン3人組を。思わずフフッとなっちゃうこの表紙のイラストが、この作品の全てを物…

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若葉さん家の箱入りオメガ 小説

市川紗弓  麻々原絵里依 

メンズ版・「若草物語」!× 現代オメガバース

小さい頃「若草物語」大好きだった自分には、楽しい”メンズ版”若草物語的ストーリーでした!✨

お話のタイトルどおり、”箱入りオメガ”の瑤。
小姑(※全員男)が3人もいて、カイ(攻)も本当に大変ね…と、その苦労にちょっと同情したくなります笑
自分がカイの立場だったら頑張れない気がする、、

瑤以外の兄2人・弟1人は全員アルファで、瑤の門限は20時(!!)。
長男は瑤の幸せのためにお見合…

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寵愛の花は後宮で甘く香る 小説

市川紗弓  みずかねりょう 

読みやすい中華風ロイヤルスパダリな作品!!

物心ついた頃から嗅覚が優れている受けと、その特別な力によって奮起した王とのお話。

後宮での陰謀論に、受けの特殊能力を使って王と立ち向かう勧善懲悪型で、超寵愛BLなのですが、とにかく受けちゃんが自己申告もしていますが、色濃い沙汰に疎い。

どれだけ疎いかというと、誰が見ても攻めからのストレートすぎる求愛なのに、違う風に捉えられて伝わらない。
想いが伝わらなすぎて不憫すぎる王、、、

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『寵愛の花は後宮で甘く香る』コミコミスタジオ限定SS小冊子「愛しき仲にも秘密あり」 グッズ

急に会えなくなって不安がる溺愛攻め様の姿が愛しい

「寵愛の花は後宮で甘く香る」のコミコミさん限定SS。

攻めの銀耀視点のお話になります。

この数日間、思羽に避けられている銀耀。理由が分からず落ち着かず、スパイ(?)として真奇に状況を探りに行かせるのですが、その真奇も早々に追い返されてしまい、途方に暮れます。
そこへ銀耀の兄、俶が現れ「心配いらないから、今は待つことだ」と言われ、会いたい気持ちを押し殺してひたすら待つことにしー

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寵愛の花は後宮で甘く香る 小説

市川紗弓  みずかねりょう 

匂い

みずかね先生なのでマストバイ。ルビーさんらしい攻め受けで、お話も読みやすく分かりやすいのですが、めっちゃ刺さるものがなかったので萌にしました。本編210Pほど+あとがき。なんちゃって中華?+異能ありの王道にご興味あれば。

7歳で親から引き離され楚家の養子となった思羽。人の本性を匂いで判別できるという異能があるからだったのですが、10歳の時に行った王家に対する鑑定が問題となって冷遇されていて・…

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寵愛の花は後宮で甘く香る 小説

市川紗弓  みずかねりょう 

設定の生かし方が上手い

どんなに良いとされている人物でも裏がある。
逆を言えば、たとえ周囲からの評判が良くない人物であっても、実際のところは良い人物だったりするのかもしれませんね。

目に見える表面上のものではなく、人の心の奥底にある本質の部分を香りで見抜く「読香」と呼ばれる能力を持つ受けが登場する物語です。
設定からして面白いなと思ったのですが、幼少期のエピソードがあってからの攻めとの再会…と、流れ的には王道寄…

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寵愛の花は後宮で甘く香る 小説

市川紗弓  みずかねりょう 

「香り」がモチーフの中華風ファンタジー

読みながら桜や白桃、情交の時の銀耀の花の香りまでもが風に乗って漂ってくるような気がする物語でした・:*+.

政変により兄を廃位し即位した皇帝、銀耀(ぎんよう) × 香りで人の本心を見抜く異能を持つ青年、思羽(しう)のカプ。

初めましての作家様でした。イラストがみずかねりょう先生だったので、コミコミさんでアクリルコースター付きのものを購入。
表紙もイラストも美麗です✨

登場人物の…

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寵愛の花は後宮で甘く香る 小説

市川紗弓  みずかねりょう 

溺愛の甘い香りは最高のフレグランス

匂い・香りの異能を持つ青年が巻き起こす後宮ファンタジーストーリー。養父母に酷い扱いを受けている主人公が、王様に見初められるシンデレラストーリーの側面もあり、王道な溺愛がふわっと香る心地よいお話です。
香りの異能は"読香"といって、性格や人柄を匂いで嗅ぎ分けることが出来る、国では重宝される能力なのだとか。匂いで有名なのは、かの人気マンガ「鬼◯の刃」の主人公の嗅覚力が思い浮かぶかと思います。匂いに敏…

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