灼さんのレビュー一覧

ハレとモノノケ 上 コミック

 

好きな人は堪らないだろうけど…

フェアで何を買うのか迷ってこちらの上下巻を購入したんですが、「相生結び」の作家様だったのだと知り驚きました。

実はレビューするにあたって上下巻一気読みしたんですが、正直言って既に記憶が薄れるくらいサラッとしてました。

色々な蘊蓄が書いてあって好きな人は好きだと思うのですが、どこに焦点を当てて読めば良いか些か悩む作品でした。

色々と知りたい謎が下巻でもハッキリしていなかったのも残念…

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ハレとモノノケ 下 コミック

 

共に白髪頭になるまで

下巻は糖度が一気に上がって、2人のイチャイチャが見られたのが良かったです。
ウブで照れ屋な八潮とさすが長年のキャリア(?)をお持ちのトキ。初Hは大変萌えでございました。

八潮にはミツの気持ちが分からないし、昔からの幼なじみみたいなものだと思っているので切ないですよね。
2人にしか分からない時間も過ごしてきたんだよね、きっと。そういう関係に萌えを感じてしまうので、ミツが八潮に抱いていた感情…

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ハレとモノノケ 上 コミック

 

受け継がれる風習っていいですよね

灼先生の作品は『あおに鳴く』以来。
会話のテンポ通りにサクサク読んでたら、読了後なんの話だっけ?ってなってしまい、すぐ2周目読みました。

自然いっぱいの山中で一人で暮らしている八潮のもとに現れた''モノノケ"のトキ。
八潮の"ケガレ"を落とすために来たと言います。
日本古来の言い伝えや風習を元にしたファンタジーとでも言いましょうか。

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あおに鳴く・続 コミック

 

数回読むと感想が変わってきます!

初めてこの作品を読んだ時は悲しくて涙がとまりませんでした。

時間をあけて数回読むと、最後の終わり方に少し希望があるように思えてきます。

鴻は過去に戻って、菊次郎と話をつけて落とし前をつけてくると言ったので過去に戻った瞬間に戦争で死ぬわけじゃないんだなと。
そして有言実行した通り菊次郎と話をしたからこそ司朗の家の写真がじいちゃんとの写真から家族写真になってます!

最後は個人的な願…

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相生結び・続 コミック

 

ゆったりと進んでいくお話

親代わりのまこさん、子犬のように懐く光太。
2人で人生を共にしていこうねっていう優しい世界観の裏にそれぞれのキャラのバックボーンがある、静かな展開なんだけどしみじみ出来ていいなぁ。
真人が覚悟を決めて2人一緒にいるんだぞというのが伝わってきます。

少し真人の感情が分かりにくいかな?
というのがあってそこがネックなんですが、続になってようやくまこさんの恋愛感情がハッキリします。
そこが…

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あおに鳴く 小冊子 グッズ

ありがとうございます...っ!

こうして小冊子を電子配信されること、出版社と配信社と作者さまに本当に感謝します。

『あおに鳴く』の初回限定付録小冊子、『あおに鳴く・続』のアニメイト限定付録小冊子の電子配信とのことです。
一つはエッチな夢を見た司郎が、トイレに行って戻ったら菊が悪夢にうなされていて我に返るというお話。
二つ目は司郎のお誕生日、おねだりするのなんてベタですよ?なお話。
ドラマティックな流れは特になく、本編…

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相生結び コミック

 

好きなもんは好きだからしょうがない

相生結び って水引に使われる結びかただったりするんだけど 意味合い的には縁結びとかね

この相生結びと続の2冊を通して見えるのはタイトルほどおめでたい感じではなく 共に生きていくための決意とかそういうの



仕事が忙しい隣人の息子を夕方からの時間預かる 父が引き受けてきた子どもがなついたのは高校生のお兄ちゃん

ひとりぼっちの淋しさを分かち合い家族として傍にいる

なんだろ?…

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あおに鳴く・続 コミック

 

前向きに捉えたいラスト

初読みの際はこの結末が辛くて、司朗の気持ちを思うとあまりに残酷だと思ってしばし涙が止まりませんでした。

今回読み返してみて、鴻は帰ってくるんじゃないかと、いや多分帰ってくるなと思えたんですよね。
そのまま帰らないなら「俺と生きてくれ」とは作者さんは鴻に言わせないのでは?なんて思ってしまいました。
都合のいい解釈かも知れませんが。
最後にもう一度紙飛行機を飛ばして、戻って来た時に鴻もまた…

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あおに鳴く 初回限定版 コミック

 

久々に読み返して

この作品と続編も同時に読みました。
しばらく読み返す気分になれなかったのですが、久しぶりに読み返しての感想です。

こちらの巻だけの感想を書こうと思います。
初めて読む作者さんの作品だったのですが、作画が非常に好みで試し読みの後すぐ購入。
巻頭のカラーページの美しさに目を奪われました。
一人暮らしの男子校生司朗と、記憶を無くして突然現れた男、菊(仮名:司朗命名)のお話。

2人は司…

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ハレとモノノケ 下 コミック

 

共に生きるものとのガイドブック

前に数冊読ませていただいて ツボは外れてないはずなのに若干の物足りなさがあった作家さんの上下巻ってので買ったくせに気づけば積み本に


季節の惠や祭・神との関わり
置いていくことの怖れ 置いていかれることの寂しさ
互いの満たされない部分に触れ 思いを近づけた上巻


山から一人で出られない少年とモノノケを名乗る男 野犬の姿で少年を見守る眷属 2人と1匹の掛け合いが まぁ絶妙ッ!(*…

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