ゆゆちゃんゆゆゆちゃん
スピンオフとわかっていたのに、こちらの作品のあらすじと表紙のビジュアルが好みすぎてスピンオフから先に読みました。
前作の2人の短編もはいってるので、前作から読んだほうがいいのは間違いないけど本当に楽しかったです…!
攻めは天才売れっ子漫画家でアイデアがふってきたときには、いろいろなところに絵をかいてかなり変わり者。そしてセックスをスポーツ感覚で楽しんでおり、かなり性に奔放な鈴木先生。
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下巻は後半まですれ違っていて、秋平先生の絵のおかげで大分中和されてはいましたが、なかなか辛い展開でしたね。普段相手から好意をたくさんもらっているのに自分では釣り合わないと身を引くキャラが得意ではないのですが、今回の青柳は酔った相手に手を出したという事実があるわけですから、ただの卑屈とは異なります。しかも相手はノンケだし、子供ができずに悩んだ過去を持つ人だし、素面の時にきちんと気持ちを聞いたわけで…
浅桐王子のおうちに初めてお邪魔させていただいたシーンでは、失礼ながら予想外すぎて思わず爆笑してしまいました。確かに伏線は張られていたのに……(笑)。違うだろうとは分かりつつも、青柳が童貞か童貞かと唱えていた直後だったのでギャップの大きさが面白すぎて。あんなにうず高く積もらせることができるもんなんですね。食べ物系がなかったことが救いだな。あれだけ普段きちんとしている方ですから、何かあったんだろうと…