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つばき深玲 兼守美行
碧雲
政府公認の鬼討伐隊・・というと鬼滅の刃を連想してしまったけど、 これも時代設定は、維新後の鬼討伐の物語だけどちょっと違う。 角を折った鬼が居る、という設定。 角を折らなければ、自然治癒力が増す。 悪行三昧の鬼と、角を折り人に紛れて隠れて暮らす無害な鬼が居る世界。 鬼が鬼を討伐して、無害で平和な鬼を安全な居住区へ移送する。 寺の門前に置かれた捨て子の千景には、鬼の子の幼馴染が…
つばき深玲 Ciel
みざき
ネタバレ
おおむねあらすじ通りのアラブものなのですが、良い意味でエロティック・ラブの煽り文は合っていないかも。 アラビア語やヒンディー語が飛び交い、アラビアンな雰囲気のある架空の国のお話。 読み始めに感じた印象が二転三転するような展開で大変面白かったです。 情景描写と、受け攻め両視点での心理描写がとても丁寧。 黒髪に褐色の肌を持つ美丈夫。 アッラーに祈るのは気が向いた時だけ。敬虔なイスラム教徒…
テトくん
静かに静かに幕を開けます。 まさかこんなにドラマチックだったなんて! 最初はふんふんとサササーッと読み進め、てからのぉ、えっまぢっ、あかーん、もう一度最初っからちゃんと腰を据えて読まないと!と、読み返しました。 いやぁー、幾つも伏線や滾るものがちりばめてありましたね♡ 読み終わってからも、もう一度読んでは、そのちりばめられた『宝石』を何度手に取ったか…。 鬼討伐大将の『攻め』と 美…
みちみち
敵対関係とか、ライバルとか、意に沿わない相手にご無体を強いるところから始まる恋愛に萌えを感じる私としては、侵略してきた大国の王と、攻め落とされた小国の孤独な后なんてめちゃくちゃ滾るテーマだわとウキウキしながら読みました。 二人が少しずつお互いを理解しあって、ちょっとした優しさにはっとしたり、相手のために身を挺するところなんかは、めちゃくちゃきゅんきゅんとはしたのですが、う~ん、でもなんだかす…
つばき深玲 サマミヤアカザ
渋茶
タイトルにある青龍とは、作中のキーアイテムとなるティアラに嵌めこまれた宝石『青龍の雫』の事だ。 大企業のボンボン・有馬(当て馬)が婚約者の為にフルオーダーしたティアラが偽物にすり替えられていた。 そこで、条件付きでティアラを内密に取り戻す約束を取り付けたボンボンの秘書・名波(受け)が、一番疑わしい人物とされているジュエリーデザイナー・須賀(攻め)の内情を探る展開となっていく。 どうに…
あーちゃん2016
先生の他の作品が好きだったので、この本もget。 キラキラしくなく和風な地味目な表紙なので、テンション低めだったんだけど あらまあ思いっきり期待を裏切ってくれましたよ、めちゃきゅんきゅん! つばき先生の他のファンタジーがお好きだった方は、 これもいいのではと思います~ といいつつ神にはできない私。。。どうしてもきらきら系の方がすき(泣) 舞台はなんちゃって日本。江戸末期~明治の設定…
潤潤★
やっと読めたこのお話。 ファンタジーとしても、溺愛ものしても楽しめたたくさんの魅力が詰まった1冊でした。 受けさんの伶藍が綸国皇帝に嫁ぐシーンから始まります。 幸せな展開からのお話かと思えば、綸国皇帝は伶藍を邪険に扱って全くもって好きになれない皇帝で。 伶藍も自分の立場と役割を理解してというかそうやって育てられたので、男でありながらも国の為に后として後宮で細々と暮らしていきます。 そ…
私も先生の他作品を読んで面白かったので、当作も手に取ってみました。 挿絵、サマミヤ先生だし。うふ。 そうかな-と思ってたのですが、案の定、先生のデビュー作 とのこと。 少々、各種設定に無理がないか???と一人突っ込みあったため 申し訳ありません、中立にさせていただきました。 エロ度は標準とあるように挿絵も、 イタしているところは最後に1、悪戯されているところが1、 キスシーンが1…
てんてん
本品は『軍神皇帝の寵花』の コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。 汪凱が結婚許可を得るため奮闘するお話です。 三度の予見により男ながらに 綸の皇帝の花嫁になるべく 女として育てられた伶藍。 紆余曲折を経て 綸に攻め入った隗の皇帝と恋仲になり 彼の后にと望まれます。 伶藍も綸皇帝とは違って 自分自身を愛してくれる汪凱の 后になりたいと望みます。 …
他のお姐さまのレビューを拝見して、うーわ、これ絶対好きだわ と思って ama〇on君のお力を拝借し、大至急お取り寄せした次第。 朝からありがとうama〇on君。 年末に嬉しい一冊になりました、 ちるちる姐さま方、いつもながらご紹介いただき、感謝申し上げます。 年末大特価で神あげたいけどやっぱ萌2。 以下、色々書きましたが、めっちゃ面白かったです! なんちゃって中華、ファンタジー要素あ…