つばき深玲さんのレビュー一覧

軍神皇帝の寵花 小説

つばき深玲  Ciel 

大陸匈奴風ファンタジー

親を知らない、異質な外観の美貌。たまに未来を予知できる主人公。
男子だけど、5才から女子として育てられ、后として嫁ぐ。
最初の夫は、ろくでもない人。
二番目の夫は、軍神憑きの人格者。

伏線の仕込み方が上手い 
読み進むと 以外な伏線回収があって飽きなかった。

・・他の作品も読んでみようと思って著者について調べたら、
受賞歴ある作家だということまでしか分からなかった。

こ…

2

淫雨に溺れて 小説

つばき深玲  笠井あゆみ 

印象が変わった

第一印象、横暴×非常識。
特に湊(受け)…元気が取り柄、ああ言えばこう言う苦手タイプで
読み進めるのしんど…いやでも、この表紙とタイトルだから…
挿絵のために読み進めてみたら!!!(挿絵、最高!)
表紙とタイトルの印象から受けたドっえろ満載展開ではなかったけど、
服を一緒に買いに行き、善が湊を気に掛けるようになってから
善の懐の広さや湊のいじらしさが見えてきて面白くなってきました。

1

契婚 ~鬼の恋と乱れ華~ 小説

つばき深玲  兼守美行 

鬼の郷の子

政府公認の鬼討伐隊・・というと鬼滅の刃を連想してしまったけど、
これも時代設定は、維新後の鬼討伐の物語だけどちょっと違う。

角を折った鬼が居る、という設定。
角を折らなければ、自然治癒力が増す。
悪行三昧の鬼と、角を折り人に紛れて隠れて暮らす無害な鬼が居る世界。

鬼が鬼を討伐して、無害で平和な鬼を安全な居住区へ移送する。

寺の門前に置かれた捨て子の千景には、鬼の子の幼馴染が…

0

黒獅子の寵愛 小説

つばき深玲  Ciel 

褐色の獅子と踊り子

おおむねあらすじ通りのアラブものなのですが、良い意味でエロティック・ラブの煽り文は合っていないかも。
アラビア語やヒンディー語が飛び交い、アラビアンな雰囲気のある架空の国のお話。
読み始めに感じた印象が二転三転するような展開で大変面白かったです。
情景描写と、受け攻め両視点での心理描写がとても丁寧。

黒髪に褐色の肌を持つ美丈夫。
アッラーに祈るのは気が向いた時だけ。敬虔なイスラム教徒…

2

契婚 ~鬼の恋と乱れ華~ 小説

つばき深玲  兼守美行 

これはやられた♡

静かに静かに幕を開けます。
まさかこんなにドラマチックだったなんて!
最初はふんふんとサササーッと読み進め、てからのぉ、えっまぢっ、あかーん、もう一度最初っからちゃんと腰を据えて読まないと!と、読み返しました。
いやぁー、幾つも伏線や滾るものがちりばめてありましたね♡
読み終わってからも、もう一度読んでは、そのちりばめられた『宝石』を何度手に取ったか…。

鬼討伐大将の『攻め』と
美…

1

軍神皇帝の寵花 小説

つばき深玲  Ciel 

二人にはすごいきゅんきゅんするのですが…

敵対関係とか、ライバルとか、意に沿わない相手にご無体を強いるところから始まる恋愛に萌えを感じる私としては、侵略してきた大国の王と、攻め落とされた小国の孤独な后なんてめちゃくちゃ滾るテーマだわとウキウキしながら読みました。

二人が少しずつお互いを理解しあって、ちょっとした優しさにはっとしたり、相手のために身を挺するところなんかは、めちゃくちゃきゅんきゅんとはしたのですが、う~ん、でもなんだかす…

3

青龍の虜 小説

つばき深玲  サマミヤアカザ 

不器用なハニートラップ

タイトルにある青龍とは、作中のキーアイテムとなるティアラに嵌めこまれた宝石『青龍の雫』の事だ。

大企業のボンボン・有馬(当て馬)が婚約者の為にフルオーダーしたティアラが偽物にすり替えられていた。
そこで、条件付きでティアラを内密に取り戻す約束を取り付けたボンボンの秘書・名波(受け)が、一番疑わしい人物とされているジュエリーデザイナー・須賀(攻め)の内情を探る展開となっていく。

どうに…

2

契婚 ~鬼の恋と乱れ華~ 小説

つばき深玲  兼守美行 

地味目な表紙に似合わない この高レベルなきゅん度!

先生の他の作品が好きだったので、この本もget。
キラキラしくなく和風な地味目な表紙なので、テンション低めだったんだけど
あらまあ思いっきり期待を裏切ってくれましたよ、めちゃきゅんきゅん!
つばき先生の他のファンタジーがお好きだった方は、
これもいいのではと思います~
といいつつ神にはできない私。。。どうしてもきらきら系の方がすき(泣)

舞台はなんちゃって日本。江戸末期~明治の設定…

3

軍神皇帝の寵花 小説

つばき深玲  Ciel 

伶藍を大好きになったのは私もでした。

やっと読めたこのお話。
ファンタジーとしても、溺愛ものしても楽しめたたくさんの魅力が詰まった1冊でした。

受けさんの伶藍が綸国皇帝に嫁ぐシーンから始まります。
幸せな展開からのお話かと思えば、綸国皇帝は伶藍を邪険に扱って全くもって好きになれない皇帝で。
伶藍も自分の立場と役割を理解してというかそうやって育てられたので、男でありながらも国の為に后として後宮で細々と暮らしていきます。
そ…

5

青龍の虜 小説

つばき深玲  サマミヤアカザ 

もうちょっと受けさんが きりっ としてた方がいいなあ

私も先生の他作品を読んで面白かったので、当作も手に取ってみました。
挿絵、サマミヤ先生だし。うふ。
そうかな-と思ってたのですが、案の定、先生のデビュー作 とのこと。
少々、各種設定に無理がないか???と一人突っ込みあったため
申し訳ありません、中立にさせていただきました。

エロ度は標準とあるように挿絵も、
イタしているところは最後に1、悪戯されているところが1、
キスシーンが1…

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