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前巻は勢いがあって、いい意味でツッコミ所も多く、有無を言わさずに進んでいくような空気があったのですが、続編となると若干蛇足なように感じてしまいました。元々よく分からない思考回路を持つ古池の唐突な押しかけから始まった関係性なので、真面目な雰囲気にシフトしようとすると微妙に違和感を感じるんですよね。なんとなく取って付けたような印象を受けたかも。鈴谷のツッコミも1つの魅力だったので、普通に恋人になって…
いい意味でツッコミ所満載で、終始明るい気持ちで読めるオメガバース作品でした。個人的には、初めて鈴谷が古池とおっぱじめたシーンの「虚無」というワードに心から笑わせてもらいました。なんだかんだ文句を言いつつも、そこはやはりαとΩの組み合わせだから、鈴谷もあっという間に古池に絆されてしまうのでは?なんて思っていましたが、予想を遥かに超えて自分をしっかり持っていてくれたところが良かったです。濡れ場でもよ…