紀伊カンナさんのレビュー一覧

春風のエトランゼ(3) コミック

紀伊カンナ 

愛と優しさに溢れてます。

アニメイトで表紙に惹かれて買った海辺の~から、長く経ちましたが、第1部という構成だったとは…!?驚きました。
そして、ラストシーンでは別の意味でとても驚きました^^;でも、えっ!?!?ってなりましたね。そうなったのかぁ…と。秋からの第2部がとても楽しみです。実央は随分髪が伸びましたねぇ。

この物語は最初から、同性愛とか、ゲイとノンケとか、最近重視されるセクシュアリティの問題LGBTに対して…

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春風のエトランゼ(3) コミック

紀伊カンナ 

ただのBLじゃない

このシリーズの、紀伊カンナ先生の大ファンで、ずっと前から楽しみにしていて本屋が開くのと同時に買いに行きました。
シリーズ4作目なので、メインの2人ではなくて別のキャラにフォーカスが当たっていました。
ここだけ読んだ人は普通の家族ものだと思うのではないか…もしかしたら2章からは非BLになるのではないか、と密かにハラハラしながら読んでいたのですが、先生は期待を裏切りませんでした。
全体的に言うと…

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星を手繰る 小説

佐竹ガム  紀伊カンナ 

北国が舞台ですがほっこりさせられます

初めて読んだBL小説がこの『星を手繰る』でした。佐竹ガム先生のデビュー作だと知ったのは読み終えたあとで、そもそもは紀伊カンナ先生の表紙イラストに惹かれて買いました。いわゆる表紙買いですね(笑)

とても雰囲気が良い作品で、BL初心者の私にも楽しめる作品でした。健気な鴇沢のかわいさも然ることながら、昴の心境の変化も丁寧に表現されており、二人の物語の行方が気になって、休憩を挟むことなく一気に読み進…

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春風のエトランゼ(1) コミック

紀伊カンナ 

定期的に読み返したくなる、心の処方箋

随分前に読んだのですが、今更ながらレビューをさせていただきます。

前作の海辺のエトランゼを読んだ直後に続けて読みました。
まず、表紙から好きです。
以前に本屋で何度も見かけていたのですが、シリーズものだし…と手を出していませんでした。
読了後、いや1ページ目を開いた時に、酷く後悔しました。いままでこの作品を読まなかったことを。
隅々まで細かに書き込められていて、確かにキャラが生きてい…

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海辺のエトランゼ コミック

紀伊カンナ 

本当に心が洗われるボーイズラブ

「雪ノ下のクオリア」で紀伊カンナさんのファンになって約半年、エトランゼシリーズを大人買いしました。
結果、更に紀伊さんのファンになりました。
安定した作画、動きのあるキャラそれが先生の作品の真骨頂だと思っています。それが、この作品でも思う存分堪能できます。
雪ノ下のクオリアと同じような設定ですが、蓋を開ければ あらやだ!違うじゃない! と驚きました。これにはこれの良さがあります。
では、こ…

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雪の下のクオリア コミック

紀伊カンナ 

何度も読み返したくなる作品でした!

クオリアってどんな意味なんだろうと、手に取った時に思ったのですが、日本語だと感覚質と呼ばれ、とても言葉で説明するのが難しい人が感じる感覚の意味らしく、意味を調べた時に困惑したのですが、あとがきにさらっと箱庭という意味と書かれていて、ちょっと拍子抜けしたのが1番の私の感想です(笑)
エッチシーンがないので思ったよりも、受けの海くんが一度きりの関係を繰り返す割には淫乱っぽさがないところや、キャラの個…

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星を手繰る 小説

佐竹ガム  紀伊カンナ 

何度も読んでしまいます

すごく優しい気持ちになれます。
自然と涙が出てくる感じで、人を愛するということについて、改めて考えさせていただく機会を得ました。
鴇沢の行動の一つ一つから、昴への愛が伝わってきて、うわぁぁぁぁぁ・・・ってなります(笑)
顔のニヤケが治まりません

5

春風のエトランゼ(2) コミック

紀伊カンナ 

今回も暖かいストーリーでした!

春風のエトランゼ1巻を読んで、あまりにもどストライクだったため、読み終わってすぐ衝動的に2巻を買ってしまいました。
前回ほどではないですが、賑やかな雰囲気とコミカルな絵柄の奥底にシリアスな中心があり、でも重くなり過ぎずに描けているところがやはり、好きだなと感じました。
久しぶりのえりちゃんカップル、新しく出てきた個性溢れるオカマバーのみんな、ふみくんの同級生たち、和装姿の桜子ちゃん、今回も愉快…

2

星を手繰る 小説

佐竹ガム  紀伊カンナ 

遠い地での再会モノ

クライマックスにベッドシーンはあるものの、個人的には「雰囲気BL」のカテゴリに入れたくなる作品でした。どう頑張っても27歳(前後)に見えないイラストも気になってしまった…。表紙イラストの時点では高校生のお話だと思ったぐらいなので。

高校の同級生同士の再会モノです。主人公の昴に高校時代からずっと片想いしている鴇沢と、当時から鴇沢の気持ちを知りながら…卒業式の日には告白までされたものの、鴇沢の気…

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春風のエトランゼ(1) コミック

紀伊カンナ 

春風のように暖かい気持ちになれました

前回の海辺のエトランゼを読んだ時に、すごく好きだと思ったので、続きを読むのをずっと楽しみにしてました!
前回は主に実央の話だったのに対して、今回は駿が主体の話でした。相変わらず、柔らかくて優しく描き込まれた絵柄と、2人の可愛いやり取りにほのぼのとさせられたのですが、海辺のエトランゼでもあったように、駿の男が好きなことについて悩んでる描写や、そんな駿をとりまく辛辣な現実の温度差に胸が締め付けられる…

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