ゆーちん24
2巻以降脇役としてメインCP達に絡んでいた柳×先森をようやく読むことができて感無量です。色任務実習教官を務めるほど場数も踏んでいて、針生×戸堂にはない大人の雰囲気のある2人ですが、その関係性はかなりドライ。主に先森が柳をまったく受け入れないところに原因があるわけですが、ただ単にクールだからではなく、そこにはちゃんと理由がありました。先森は昔、直属のトレーナーだった秋草の窮地を自分の独断で救おうと…
メインは財務省の差形の恋愛ですが、短編で武笠×深津の濃過ぎるエッチが2本も収録されている他、土門と次官の笑えるメールのやり取りも読めて、盛り沢山の内容でした。外務省のメンバーの全貌も明らかになり、この2人は一体どんな関係性なの?と気になるバディばかりなので、彼らの本編にも期待が高まります。
◆差形怜司の解答
財務省主計局課長の古賀×関税局課長の差形。土門と志山の上司同士のCPですね。こ…
3巻までとは違い、武笠×深津に絞って描かれています。まあとにかく武笠の鈍感ぶりと深津に対する思い込みが酷い、これに尽きますね。今まで登場した攻めの中で一番ダメな男だと思いました(笑)。深津はツンツンしているけれど、実習や仕事にはとても真面目だし健気だし、美しい以外にも魅力がたくさんあります。そんな彼の本質に気付かず、一方的にビッチだと決めつけてかかる武笠を正直殴りたくなりました。蔵本や鶏楽を言い…
◆Call me PAPA / 数式は鷹に恋をする 2
土門×志山。志山と彼を溺愛している養父である次官との過去から始まります。幼い志山を引き取った次官は、彼と打ち解けるまでに相当苦労したんですね。この頃から既に聡い志山には、次官に本当の子供ができれば自分は捨てられるかもしれないという不安があり、それが2人の間の壁となっていました。しかし、ある件がきっかけで次官はその気持ちを理解し、志山も次官…
◆恋するインテリジェンス operation 001
針生×戸堂。初めて本格的な諜報活動・色任務の描写が楽しめる回です。とある資料の有無を確認するため、ホテルのパーティに潜入します。パーティには外国の王子と王女も参加しており、針生は王女の攻略が主な任務。戸堂は指揮に徹し、当然色任務は行わない予定でしたが、途中で針生が危機に陥ったため、急遽独断で王子に色仕掛けを行います。初めてなのに咄嗟に機転も…
◆恋するインテリジェンス(表題作)
最早レビューするのも今更感があって気が引けますが、丹下先生が思い付いたこの外務省の設定はBL界で国宝級の価値があると思っています。色仕掛けで諜報活動できるよう、男性の新人を男役と女役に分けバディを組ませ、それぞれ女性を優しく攻め落とす方法や男性を誘惑する方法などを学ぶという、ありそうでなかった素晴らしい設定。そして、その訓練にかこつけて、各バディ達は堂々と相…