井上ハルヲ(オハル)さんのレビュー一覧

永劫の束縛 小説

井上ハルヲ(オハル)  笠井あゆみ 

主人公を挟んだ『2人の男の話』に見えた

ハルヲさんはもう痛くてたまらないお話を時折書かれますよね。
これ、そういうお話です。
評価が『中立』と『しゅみじゃない』が多いのも頷けるんです。
だって最後まで『悪は滅びず、主人公2人には解放が訪れない』からです。
正直言って、読後感は大変よろしくない。
2人の間に生まれるものも、恋愛と言うにはあまりにも甘くない。
実は私もレビューを読んで、手に取るのを躊躇っていたんです。

で、…

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溺愛神官王の運命の番 - 異世界に飛ばされたらオメガでした 小説

井上ハルヲ(オハル)  れの子 

雄々しい受けは最高


この作者様の話は溺愛と思って読んでいたら、いきなり痛い話に突入することがあるのでちょっと警戒しましたが(痛い話は苦手なので)大丈夫なやつでした。
あとがきで「自衛隊」「筋肉」と言っておられましたが、オメガであっても戦える受けっていいですね。アルファ×オメガなのに攻め×攻めって感じがすごく良かった。

自衛隊の演習中に装備一式とともに異世界へ渡ってしまったコウ(受け)が渡った先での王位継承…

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ケモノと化した王様

コウと出会って4年たった後の王様(リアム)視点のお話です。

アルファであるリアムは長寿で何百年と生きるのですが、コウは稀人(異世界から流れ着いた人)。どうなるんだろうと思っていたら、どうやらコウもこの世界では容姿に変化がないみたいで、リアムは首を傾げながらも、長い人生、コウと歩んでいけるかもと期待しています。

そしてなんとまだ毎日のように抱き合っているらしい。どんだけ精力あるわけさ、ア…

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溺愛神官王の運命の番 - 異世界に飛ばされたらオメガでした 小説

井上ハルヲ(オハル)  れの子 

国防男子、なめんなよっ♡

得意ではないオメガバースと知りつつも、「表紙の銀髪ロン毛」に自衛官との情報で購入。期待通り、自衛官、きりりと頑張ってたので嬉しかったです。また、井上先生初読みでしたが読みやすかったです!次も読んでみよう~。本編240P弱。
オメガの地位は酷い設定ではありましたが、当のオメガである自衛官が「そんなもん、しったこっちゃねー」状態でしたので、落ち込んじゃうことは無かったです。自衛官カッコいい~♡王道か…

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結局はラブラブな2人です

本品は『溺愛神官王の運命の番』の
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本編から4年後、
晃が10日の演習から戻ってきた
直後のお話になります。

晃が10日間の演習から帰ってきた日、
夕刻の祭礼を終えたリアムは
近づくなと叫ぶ晃を
ずっと追いかけ続けていました。

部下に指示を出しながら
執務室から出てきたアレイルは
そんな2人の様子に呆れてしまいます。

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演習に隠された晃の思惑

本品は『溺愛神官王の運命の番』の
アマゾン限定特典ペーパーです。

本編後、
兵士達と演習中の晃のお話です。

晃がこの世界に来てから
早4年が過ぎます。

武官侍従となった晃は
軍事的な仕事を任されていて
兵士達を束ねる役目も担っています。

晃は月に1度
兵士達を連れて国土の西方の草原で
10日間寝食を共にする戦闘訓練を
行っています。

晃は最初「オメガ…

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「溺愛神官王の運命の番 - 異世界に飛ばされたらオメガでした」出版社ペーパー グッズ

清廉な神官様でも

本品は『溺愛神官王の運命の番』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、リアル視点で
兵士達と演習を控えた夜のお話です。

晃が明日から演習に出る夜。

リアムは
甘く鼻にかかつたような喘ぎ声に
唇をほころばせます。

リアムはこの声を聞くと
どうしようもなく抑えきれない
劣情に苛まれ我を忘れて
晃を求めてしまいます。

無理だと言いかけた晃の
奥を突き…

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溺愛神官王の運命の番 - 異世界に飛ばされたらオメガでした 小説

井上ハルヲ(オハル)  れの子 

オメガな稀人は日本の自衛官

今回は次期王と期待される最高神官と
異世界で稀人となる自衛官のお話です。

攻様が王位を巡る政争を勝ち抜き
受様が攻様と生きる道を選ぶまで。

受様は6年前に自衛官となり
5年前に両親が事故死してからは
残された妹を大切に守ってきます。

ところがそんな可愛い妹は
結婚相手に受様の部下を選び
受様は優秀な部下と認めつつも
花嫁の父的な複雑な心境を
抱いていたのです。

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溺愛神官王の運命の番 - 異世界に飛ばされたらオメガでした 小説

井上ハルヲ(オハル)  れの子 

オメガバースは知らない

井上ハルヲさんがとぼけた男性を書くと、どうしてこんなに面白いんでしょう?
本人はとぼけているつもりなど全くないのですが、可笑しみがジワッと染み出る感じがたまりません。
冒頭近くに出てくるリアムのファーストガン○ムもどきの科白ですりこまれてしまったのか、彼がでる度にそこはかとなく可笑しい。
大剣を、あるいは89式小銃を持ってすっくと立つリアム。とても美しく格好いいはずなのに、頭の中に結ばれる絵…

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BreakThrough デンパ男とオトメ野郎ex. 小説

井上ハルヲ(オハル)  小山田あみ 

まだ続いてほしい……

口絵が神!!!
エロス〜!!
エロい絵ってこういうのを言うんだと思う。
挿入してる穴と棒とか、断面図とか直接的なそういうのにはまっっっったくエロスを感じないのだけど、これはすごい!!
この表情たるや!!!

まさかの記憶喪失。
使い古されたネタだとは思えず楽しく読めましたが、記憶が飛んだり戻ったり……ある意味器用だなと思ってしまった。

そして電子はあとがきがないので(あとがき欲…

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