「金獅子と氷のオメガ」コミコミ特典SS小冊子

kinshishi to koori no omega

「金獅子と氷のオメガ」コミコミ特典SS小冊子
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
3
得点
9
評価数
3
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
特典
出版社
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
金獅子と氷のオメガ

商品説明

コミコミスタジオさんで購入するといただける特典SS小冊子。
無くなり次第終了。
A5サイズ/12P
時系列は本編終了後。
アデルが子を産むときのエピソードがウィルフリード視点で描かれています。

レビュー投稿数3

萌2にしたかったけど…

本編のエピローグではイズタール軍との戦闘に、アデルに激励されたウィルフリードが金獅子軍を率いて駆け出して行ってました。
そしてそのシーンの後に唐突に3年後になっていました。

そこには既に口絵でバレバレだったウィルフリードとアデルの子供たち、双子のミゲルとマリスが登場していました。

こちらの小冊子はその双子の知りたかった誕生時のお話です。
エピソード的には筋骨隆々のオメガの助産師とかがとても面白かったです。 

ウィルフリードのアデルに対する愛情とか、宰相のゲルトの言った冗談とか最高だったんです。

ただ最後に本編との齟齬を発見してしまって、急速に萎えてしまいました。

それにこの双子誕生秘話は知りたかった読者のためにも本編に入れるべきでした。そうしたら本編との違いに気が付いて直されたと思います。

何となく本編と同時進行だったのかなと想像してしまいました。

1

アデルの出産秘話(笑)

本品は『金獅子と氷のオメガ』のコミコミ特典小冊子です。

ウィルフリードの視点によるアデルの出産時のお話です。

ウィルフリードはイズタールの国王であり、
小イズタール公国の公主を兼任し、
ひと月ごとにラートランとイズタールを行き来しています。

今回はアデルの出産に合わせて
ラートランの王都に着くように出立しましたが
アデルのほうに予定が少しばかり早くなったようで

ウィルフリードは金獅子軍の一連隊を率いて
進んでいた街道で使者の言葉を聞いた途端、
共も連れずに単騎で駆け抜ける事となります。

しかし必死で馬を掛け何とか王都に辿り着いたものの
産室に入るアデルを励ます事は出来ませんでした。

扉の向こう側からやや苦し気な声が聞こえると
アデルの名を呼びながら扉に手を掛けますが
閉ざされた扉はびくともしません。

堪らず扉を力任せに叩いていると・・・

A5判カラー表紙(カバー同イラスト)2段組12頁のボリュームで
アデルの出産時の様子が描かれています♪

やかましいッ!

ウィルフリードの叫び声に
怒号とガンッと言う鈍い音が重なります。

お静かになされよッ!

思い甲冑を着込んだままのウィルフリードを
怒号とともに弾き飛ばしたのは
長い黒髪を1つに束ねた白衣の偉丈夫でした。

彼に産室前での騒ぎと甲冑姿で入ろうとした事を
咎めだしされたウィルフリードは呆然としますが
ゲルトによると彼は助産師だと言われて驚き、
さらにオメガと言われ素っ頓狂な声を上げてしまいます。

何もできないウィルフリードはとりあえず湯を浴び
着替えをして産室前に戻りますが
力強い産声に思わず床に座り込んでしまいます。

しかしなぜかもう1度泣き声が聞こえてきて
双子の王子の誕生を知る事となるのです。

アデルにはいくらせっかちでも1度に2人も
仕込むなんて死ぬかと思ったと責められつつも
疲れて眠る番の寝顔を愛おしむ

・・・という双子誕生秘話的な感じのお話でした。

本編は結構、場面が急展開で割愛されているので
本作はそんな幕間を楽しませて頂きました。

既に伴侶な2人なので
それに関してあーだこーだはないですが

アデルの出産に立ち会ったオメガの助産師は
出産経験のある番もちとの説明があり、
彼と番のスッタモンダも知りたくなりました♪

※他店舗特典(レビュー済)
フェア店特典はアデルとの謁見時のお話です。

1

新しい家族。

本編では、アデルの妊娠発覚後、子供達は3才児となって登場していて、なんだかもったいない感があったのですが、こちらの小冊子では、そのお子様達誕生のお話でした。

2国間を行き来しているウィルフリード。
アデルの出産に間に合うよう向かう途中で、すでに産気づいているとの連絡を受け、馬を全力疾走させて王宮へ。

産室の前で「アデル、大丈夫か」と叫んでいると、内側から開いたドアで弾き飛ばされたうえ、出てきた偉丈夫に、やかましい、と一喝される。

その後は叱られないよう、産室の前で静かに熊さんよろしくウロウロ(^_^;)
一昔前のお父さんのようで、変わらないのね~と微笑ましい。

ウィルフリード視点のお話なので、ウィルフリードのアデルへの愛情や、父親となった喜びをしみじみと感じられました。

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