izumix
1巻と比べると、濡れ場に走り過ぎず落ち着いていた気がします。勢いで進んでいくなぁという印象は拭えなかったものの、一世と兎和それぞれの魅力が少しずつ見えてきました。ただ、動物になぞらえて発情やフェロモンが絡んでくる世界観なので、体や性の要素を心情描写が上回るということが難しいのは承知ですが、もう少し2人がお互いを好きになるまでの過程がゆっくり描かれていると良かったかなと。結果的には相手の本質を好き…
◆フェロモホリック(表題作)
悪くはなかったのですが、想像以上にエロに振り切っていたなぁというのが正直な感想。表紙やあらすじからある程度は予想できていたのですが、2人の魅力や関係性に浸る前からかなり濃いシーンが続くので、胸焼けするほどエロは摂取できるけれどあまり萌えない…という印象になってしまいました。初読み作家さんで評価も高かったので、新しい風を感じられるんじゃないかと勝手に期待してしまいま…