遠野春日さんのレビュー一覧

摩天楼の恋人(新装版) 小説

遠野春日  円陣闇丸 

恋は盲目!そんな他人の恋愛を覗き見気分!

……いや、そう言ってしまうと、
恋愛小説は、全部そうなんですけれどね!

でもこれはもう本当に二人の恋愛のいざこざを、
覗き見ている気分が半端ない!

基本、お互いがお互いにベタ惚れなのは分かっているので、
心配はしませんが、どのタイミングで仲直りするの?
あ、またここで誤解されちゃうの⁈……と、
ハラハラドキドキの上に、ジーンが意地悪で、
基可愛そう!と思ってしまいましたよ!…

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恋々 疵と蜜2 小説

遠野春日  笠井あゆみ 

意外な一面の連続

2017年刊。
前巻『疵と蜜』で両想いになった長谷×里村の後日談『禁欲と蜜』と、主役カプ以上にエリート然としている感の野上×青柳のスピンオフ『恋々』が収録されている。

『禁欲と蜜』
前巻の事件後に恋人同士となった長谷と里村の後日談。
二人の蜜月ぶりが大人ならではのいちゃつきが楽しめる。
もはや執着心を隠す事なく里村に対して過度な愛情を丸出しにしている長谷だが、〇毛の次は〇〇帯ですか……

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疵と蜜 小説

遠野春日  笠井あゆみ 

サスペンス要素強し

2015年刊。
最初は華やかさとは程遠い印象だなぁ…といった第一印象を受けた。
攻め受けどちらも同じ起業家で若社長だというのに、片やヤクザと勘違いしそうなローン会社経営のコワモテな男だし、もう一方はIT企業に特化した派遣会社経営ながら多額の借金を背負っている美貌自慢のビッチだ。

借金の見返りに"期限付き契約愛人"の条件で長谷となし崩しのセフレ関係を持っていた里村だが、…

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蜜なる異界の契約 小説

遠野春日  笠井あゆみ 

イラストに萌えました

面白そうな設定のわりにどれも出してみただけの中途半端さを感じました。

目的のためには手段を選ばない人非人な父親も、自分を嵌めた元恋人の父親が許せないからと言って元恋人をヤクザに売り渡す男も、小学生レベルのいじめをするホストもちっちゃすぎて面白みに欠けました。
結局どれも放置で出しっぱなし感だけが残って惜しい気がします。
受けのいい加減さや厭世観も好きになれなかったです。
傲慢なスーパー…

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黒き異界の恋人 小説

遠野春日  笠井あゆみ 

白い翼と黒い翼

笠井さんのイラストに惹かれて手に取りました。
が、好みから言うとちょっと萌え度は微妙でした。

ストーリーがあるようなないような。
天界のエリートが、任期終了間際に見つけた魔界の貴公子(サガン)を帰還までの暇つぶしにと手を出しおもちゃにしてポイ捨てして泣き顔を見てみたいという悪趣味な思いつきから始まった物語です。

サガンを凌辱したい醜い獣な義兄と共闘するもう一人の義兄が気持ち悪かった…

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情熱の宝珠 小説

遠野春日  円陣闇丸 

早く現実社会も追いついて欲しい

大好きなシリーズなので待ってました。
相変わらずの仲良し夫夫で読んでいて悶えてしまいました。
日常の2人の何気ないやり取りが好きです。
今回はそんな2人が冬彦君という中学生を養子に迎えるまでのお話でした。
明らかに佳人を意識している冬彦君とそれに気がついて牽制している遥さんと鈍感な佳人。
佳人は冬彦君が養子に来て嬉しくてしょうがないって感じです。
遥さんは「俺さえしっかりしていれば」と…

3

情熱のきざし 小説

遠野春日  円陣闇丸 

展開は予想を裏切らないが、全編穏やかにどきどきしつつ読み終えられます!

長く続くシリーズですが、
このお話、派手な展開はないのに離れられない。
それはひとえに、主人公二人の魅力なのかなと。
遥さんはいわゆるスパダリv
佳人さんは健気で凛としているのに、エロいv<ココ重要!

今回はまた新しい展開ということで、
どうなるのかと期待して読み進めていったのですが、
その期待を裏切らない出だしであります!

読み進めればこうなるのかなという、
先読…

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情熱の宝珠 小説

遠野春日  円陣闇丸 

時代は変わる

この夫夫を追いかけはじめて数年たってますが、熟してます&まだまだ熱々。そんな二人に前作で登場した冬彦くんがどう関わってくるのか!というお話でした。時代を反映しているなあと思う本編200P弱+艶シリーズのカプの短編18Pほど+あとがき。カプ達皆好きなんだわ。(カラー口絵は肌色一色、ユデダコみたいに照れてしまうかもなのでご注意)

前作で育ててくれた祖父を亡くした冬彦君、事件が解決し祖父に別れを告…

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恋する僕たちの距離 小説

遠野春日  門地かおり 

2000年当時の時代背景が色濃く残る高校生もの

2000年当時のGENKI NOVERSで読んだ事があったが、すっかり内容を忘れてしまったのでもう一回買ってしまった。
当時はインターネット黎明期で"パソコン通信"なる言葉を思い出したり、見知らぬ相手とメール(会話)を交わしたりする事が目新しかった頃の時代背景ってのが色濃く残っている。
また、他では身体の相性から入っていくカップルものが多くなった中で、この話は”好き”という…

1

時間巡る恋 小説

遠野春日  yoco 

物分かりの良すぎる斉希に、もっと我儘いって!と言いたくなる!

タイトルから察せられる通りのタイムスリップもの。
トントン拍子にお話が進み、
飛ばされた過去に馴染みすぎな斉希にそんなものかい?と思いつつ、
助けたヴィクターもすんなり受け入れ、これはと思えば……うんうんうん。

題材的には好きな方のお話で、面白いなとは思うのですが、
展開が淡々としていて、こういうSFチックなお話につきものの
ドキドキとかハラハラの展開に欠けていた気が。
事件的に…

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