円陣闇丸さんのレビュー一覧

甘い棘の在処 小説

萩野シロ  円陣闇丸 

う~ん なんつ~か

とにかく文章が読みづらいです。
心理描写で Aである。Aではない。 という形の言い回しがこれでもかと出てきます。主語ナシで唐突にぶつ切りで出てくるので、受が相反するふたつの感情に揺れている・・・と理解するまでに多少時間がかかりました。 orz

記憶喪失モノです。
ハッピーエンドです。
結局、記憶はほとんど戻っていないため、「仏頂面で、何を考えているかわからなかった」という、事故前の受の…

0

インプリンティング 小説

浅見茉莉  円陣闇丸 

純粋培養のヒヨコは猪突猛進なのでした

世俗世界を全く知らない御坊ちゃまが、たった一言の刷り込み(インプリンティング)によって染まっていくお話は、榎田さんの「執事の特権」と遠野さんの「茅島氏の優雅な生活」を足して割ったような、でもとても面白いお話でしたよ♪
こういう浮世ばなれしたキャラクターというのは味がありますね。

玲也は1歳にもならない頃、子供のできない資産家の御法川夫妻に引き取られ、息子として育てらます。
しかしそれが普…

7

不器用な純情(新装版) 小説

岩本薫  円陣闇丸 

ちょうどいいサジ加減のすれ違いラブ

岩本さん、と言えば「王道」だと思うのですが
この作品も、BLの王道を目いっぱい盛り込んでて
彼女のロッセリーニ家シリーズほどのキラキラや
エビリティシリーズのセレブな雰囲気はないものの
読者の萌えやキュン心を絶妙に刺激してくれて
安心して楽しめましたw

大学時代の映画研究会の先輩後輩の関係である北巳と織田。
2人とも、出会った時からお互いに惹かれていたっぽいのに
その気持ちを相…

1

きみがいるなら世界の果てでも 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

タイトルに絡ませたセリフ使いの妙

前作でルコちゃんの魅力に取り付かれてしまった私。
冒頭の汚部屋描写に大爆笑スタートでした。
「今回もルコちゃんのダメっぷりが見れるのか!?」
と思いきや今回はルコちゃんが家事に奮闘するんです!
それもこれも東海林のためなんですがやはりその頑張りは裏目に出てしまい・・・それでもなんかルコちゃんを憎めない私も東海林には負けるものの、相当ルコちゃんに参ってます笑

前作「きみがいなけりゃ息も…

1

副社長はキスがお上手 2 (文庫) 小説

水上ルイ  円陣闇丸 

甘々です~

いつもの通り甘々ですね~このシリーズは特に今の所紆余曲折なく・・甘々を進んでますね~なので、普通にサクサク読めちゃう~感じですか?なので、感想はここまで?ってな訳にはいきませんよね~
結構ショート×ショートって感じですね~短編が6篇のってますので~じっくりと二人を堪能する~って、ことはできなかったかなぁ~水上さん独特の書き方だから余計、短く感じた感はありましたが・・結構、好きなんですよね~攻め…

2

きみがいるなら世界の果てでも 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

馬鹿は何もしないで愛されていろ

家事生活能力ゼロの漫画家・二木と
すべて出来る東海林のお話続編です。

相変わらずの汚部屋スタートw
晴れて恋人同士になった二木と東海林。
恋人同士になったという甘えも加わり
二木の東海林への依存は増すばかり・・・

楽しみにしていた旅行が流れたぐらいで拗ねたり
まあ背景には幼少期の傷もあるのだろうけど
それにしても女々しくって女々しくって女の腐ったやつみたい。

前作でや…

5

きみがいなけりゃ息もできない(新装版) 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

こんな受けは大嫌いっなのに涙涙

漫画家シリーズ1冊目。
家事生活能力ゼロ。
漫画を描くことしかできないくせに
その唯一の漫画を描くことですらひとりでままならないという
どうしようもない二木。

正直、私は二木には萌えないです。
自分のことを自分で出来ない人をかわいいとは思えないので
こんな受けは大嫌いっ。

二木を支えるのは有名な美術商の次男坊の東海林。
中学まで一緒で、大学で再会し
二木の世話係りを大学…

7

きみがいなけりゃ息もできない コミック

榎田尤利  円陣闇丸 

ルコちゃんが愛しい・・・

生活力の無い受けと世話を焼く攻め、もともと好きな設定。
それでもルコちゃんの生活力の無さは度を越してます。
はっきり言って大人の男としての魅力は無し。
でも、「壊れてしまった宝物」「でもとてもキラキラして美しい」と感じさせる漫画を描ける子。
東海林に甘えきって、人付き合いも苦手、しかも我儘、でも自分の中にそんな綺麗な世界を持ってるルコちゃんが愛しいです。
東海林に戻って来てもらうために痛…

4

二重螺旋 3 攣哀感情 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

事件が事件を生んで、またさらに絡み合う

この「二重螺旋」という原題通りに、巻を重ねるごとに事件も、人々の感情さえも複雑に絡んで、この終着点は一体どこにあるの?
と、叫びたい気持ちになりますが、中だるみさせない作りはさすが吉原さんです。
事が複雑になるごとに篠宮兄弟の絆が一層強く深くなり、女達はより悪者になり、この「攣哀感情」も目が離せない展開に。

高校生襲撃事件で尚人と同じく被害者となった1年の野上の母親が、どうして篠宮は学校…

2

百年の恋 小説

高尾理一  円陣闇丸 

外国人の傲慢攻め登場!

傲慢攻めのヒューは「こいつは~~~!」と頭に来るくらい気位が高いし、人の話は聞かないし「契約だ、契約だ」と凛に迫るし。
おまけに凛もなかなか頑固者で、契約だと迫られても納得いかない契約には、絶対に受け入れないし。
どうなるんだ、このふたり……と余計なお世話を感じましたが、百年前の先祖の恋を成就させてくれました。

凛がやって来る少し前に、又従兄弟が伯爵家に乗り込んできて「財産を譲れ」と詐欺…

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