英田サキさんのレビュー一覧

神さまには誓わない 小説

英田サキ  円陣闇丸 

ハッピーエンドではないけれど

既刊「ファラウェイ」のスピンオフで前作のユージン×珠樹カプも脇キャラで出てくる
作品なので、世界観がまるっきり同じだけどカプのあり方が違うだけで感想も変化。
前作は余りにもファンタジーとしてはやるせなさを感じて好みで無かったのですが、
今回は同じく所謂ハッピーものではありませんが意外にも後味が悪くないのです。

個人的にそう思うだけなのかもしれませんが、アンハッピーものが苦手なのに、

11

欺かれた男 小説

英田サキ  乃一ミクロ 

変人×変人

無愛想で一匹狼なノンキャリア刑事・沢渡(33歳・受)は
同僚の突然の自殺が腑に落ちず、独り捜査を続けていた。
そんなとき、本庁から刑事官(複数の課を統括する捜査責任者)として槙野(29歳・攻)というエリート警視が赴任し、沢渡が世話係を命じられる。

一本筋の通ったイイ男だが無骨すぎて女性にモテない沢渡。
イケメンだが勉強ばかりしていたため友達がおらず
性格的にもちょっと抜けている槙野。…

13

神さまには誓わない 小説

英田サキ  円陣闇丸 

こういうのは苦手。

前作『ファラウェイ』の続編+スピンオフのような感じの輪廻転生ものです。
しかも個人的には読んでいて決して楽しい気持ちにはなれないテイスト。
いいけどさぁ…でもやっぱりこういうの嫌なんだよなぁ…。
粗筋で嫌な予感は覚えつつも前回からの繋がりがあるので読んでしまいましたが、
そういう事でもなければ個人的には敬遠するタイプのお話です。
多分、ネタバレするとお読みになる楽しみが著しく減りそうな類…

6

ダブル・バインド外伝 アウトフェイス 小説

英田サキ  葛西リカコ 

番外?というか5つめ的

新藤さんと奥様との関係がずーっと不思議だったのですが
奥様の美津香さんとは、こういう関係だったのよ!というのが
ハッキリ解って、やっと納得いきましたw

今作は、葉鳥くんがより一層頑張ってるのですが
異常人間の餌食になっちゃうのではないかと
やっぱりハラハラドキドキしながら読みました。

自分を投げ出してまでもその人を守りたくなるほど
人を好きになるなんてこと、現実ではどれだけあ…

1

ダブル・バインド(4) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

4つ目

まるごとひとつのストーリー。

いやぁ~、一体葉鳥くんはどうなるんだ!?と思っちゃいましたよ!

犯人のあの展開は、予想外でした。
そして葉菜ちゃんの事も。
こういう自分の想像に対する裏切りって楽しくてしょうがないですよねw

相変わらず上條に対する瀬名の態度で、オロオロする上條が楽しめます。
が、ちょっとずつ上條も進化してますねー。
瀬名には成長しないって怒られてるようですが…

2

ダブル・バインド(3) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

3つめ

こちらも前作同様、一冊すべてがひとつのストーリー。

今回は、一段と瀬名くんのとんがり度合が上がったような気がしましたが
それに四苦八苦しながら半分楽しんでいるような上條との
掛け合いが面白かったですね~。

新藤と瀬名のわだかまり・・・みたいなものも
ちゃんと解けていったというところが
瀬名の上條に対する態度が変わって行ったところかもしれませんね?
どんどん自分を上條に見せてい…

0

ダブル・バインド(2) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

2つめ

前巻同様、丸ごと一冊ひとつのストーリー。

殺人事件に関して、少しずつ展開していきますが
「祥」の多重人格がまたストーリーに面白さを
加算しているように思いました。

この作品は、2組のカップル、計4人の人物像に
面白みがあるのはもちろんですが、
「祥」をはじめとして周りの人物も楽しめますね。
新藤さんの周りに居る舎弟達と葉鳥くんの会話なんかも
時々出てくるのですが、クスッと笑…

0

ダブル・バインド 小説

英田サキ  葛西リカコ 

序章

まるごと一冊ひとつのストーリー。

1つのお話に2つのカップルが出てきました。

上條といい瀬名といい・・・BLとして好みのタイプでした♪
受け様も攻め様もこういう会話をしてほしい!みたいなのって
やっぱりあったりしますよね?無いですか?有りますよね!?w
それがバッチリハマっている感じで(*^^*)
もちろん新藤さんも葉鳥くんも・・・イイ感じでした。

ストーリーの方は・・・…

2

最果ての空 小説

英田サキ  奈良千春 

一生の孤独

エスシリーズの完結で、篠塚の哀愁たっぷりの作品。絶妙なスタンスで、秀作だと思う。BLとしての甘さはほとんど無いし、緊迫感ただようハードボイルドでもない。が、篠塚の漢気あふれる生き方と、重荷を一人で背負う孤独さに胸がふるえました。これから一人、高みを目指す篠塚の姿をおもうとせつない。ちょっと重すぎる孤独感を江波がほどよく緩和させてくれます。本当に面白いシリーズだ!

0

ダブル・バインド外伝 アウトフェイス 小説

英田サキ  葛西リカコ 

自虐からの成長

『ダブル・バインド』の番外編。
本編にも登場していました、新藤×葉鳥カップルのお話です。
過去編『名もなき花は』と現在編の『アウトフェイス』の、二本収録。


攻めの新藤は『名もなき〜』では東誠会幹部で結婚したばかり。
『アウト〜』では三代目東誠会会長となっています。

受けの葉鳥は新藤の妻公認の愛人。
新藤に汚濁の中から救われたことで、新藤に心酔しています。
『名もなき〜』で…

1
PAGE TOP