英田サキさんのレビュー一覧

くぐもったドラム 小説

英田サキ  えすとえむ 

ドラムは太鼓

2年分の記憶を喪失したルドルフが、記憶を取り戻そうとする時に、頭に鳴り響くのが太鼓(ドラム)です。表題の言葉そのものをページで見つけた時は「これか!」と思わず叫びそうになりました(笑)

ルドルフがエルンストという恋人と別れたことを覚えていなかったのが一番の不運ですね。最終的に、ルドルフはマティアスをちゃんと思い出しはしないものの、再び愛するようにはなるのですが、かなり終盤まで切ないです。

2

エス 小説

英田サキ  奈良千春 

う~ん・・・

今更ながらにシリーズ物の一冊目をお試しで購入
自分はもっとはまれるかと思っていたのですが・・・
なんでしょうね
交渉人シリーズが好きな人はこれも面白いよ的な感想をどこかで
みて買ったのですが
自分はそうでもなかったです
受けのおバカっぷりが・・・
警察官とは思えぬ失態続き
盗聴器のしこまれたお土産を素直に持って帰り
危ないと周りからさんざん言われていた人物からの飲み物を頂く受け・…

6

くぐもったドラム 小説

英田サキ  えすとえむ 

高雅で感傷的なドラマ

時は19世紀、プロイセン軍の大尉ルドルフと中尉マティアスの恋。
珍しい舞台設定、英田さんの超訳、えすとえむさんの挿絵、と
魅力的な要素に惹かれて購入。

普澳戦争が勃発する中、互いへの愛を全うする為に
除隊して共に生きようと誓い合う二人だが、
いざというその日に、落馬によりルドルフが記憶障害に……
2年間の記憶を失い、マティアスとの関係も忘れてしまう。

戦場でのシーンは冒頭のみ…

7

くぐもったドラム 小説

英田サキ  えすとえむ 

とってもハーレクイン

ハーレクインの海外作品超訳シリーズ。
いよいよ英田先生登場。

今回はちょっと昔のヨーロッパを舞台にした、軍隊の上官と下士官の秘めた恋。
英田先生って、DEADLOCKシリーズのように海外を舞台にした翻訳物っぽい文体の作品もあるので、こんな風な時代がかったハーレクイン展開とも相性ばっちり。
むしろ、記憶喪失だのすれ違いだのっていう王道メロドラマ展開を、振り切って繰り広げられるのは、ハーレ…

5

密約のディール 小説

英田サキ  円陣闇丸 

これぞ好みの、The BL!

3月から4月、そして5月と発刊が遅れた新刊。
円陣さんの挿絵ということで、期待が高まるとともに
同じレーベル、同じ組み合わせ、でスカだった作品の記憶がよぎり
ちょっと不安もありながら手に取った。

結果、これは好きっ!
好みの「The BL」だった!
会社買収を背景にした、同級生の再会LOVE。

          :

かつて金持ちの子弟が集まる全寮制の男子校で
同室だ…

12

密約のディール 小説

英田サキ  円陣闇丸 

THE王道BLを堪能!!

あらすじからして、王道を楽しめそうな期待感たっぷりで読みましたが、期待以上に面白かったです!!
英田先生の文章力にはさすがの一言です!
エロいシーンでも掛け合い漫才のような会話が面白くてくすっと笑ってしまったり、祖父を失って孤独感に打ちひしがれてる受けに思わず涙してしまったり。。
攻めと受けがすれ違うきっかけとなった出来事が誤解だったことはすぐに分かりましたが、すれ違いから和解までの流れもス…

7

DEADLOCK 3 DEADSHOT 小説

英田サキ  高階佑 

百年愛してくれ

DEADLOCKシリーズ最終巻です。

コルブスを追うユウトとディック。
ユウトは法の裁きを受けさせるため、そしてディックは殺すために。
情報を手繰り寄せ徐々にコルブスに近づくユウト。そしてディックもまたコルブスへ迫っていた。

お前がいなきゃ幸せになれない。
ユウトの叫びはディックに届かず、ディックの心は闇に捕らわれたまま。

「お前を愛したのは、俺の最大のミスだった」

8

DEADLOCK 2 DEADHEAT 小説

英田サキ  高階佑 

ゆずれないもの

DEADLOCK2巻目です。

コルブスを追いかけていれば必ずディックに会える──。ユウトはそう信じ捜査を続ける。
コルブスへ繋がる糸をたどり、かつて本物のネイサンと会ったことのある大学教授のロブと出会い、重要な証言を得て、そこからこに繋がる企業との接触に成功したユウト。
ところがそこで別人になりすましたディックと再会する。

あぁぁぁ、もう。
かっこいいよう、ユウトとディック。

2

くぐもったドラム 小説

英田サキ  えすとえむ 

楽しめました!

二人の甘いシーンから始まるので、この先悲しい記憶喪失が待っていると思うと、どうハッピーエンドに持っていくんだろうとワクワクとページをめくっていきました。
最後まですれ違い、思い違いの繰り返しでしたが、お互いの視点で交互に語られるのでテンポよく、ダレることなく読み進められました。
BLは過程を楽しむ恋愛物語でもあるということを改めて思ったお話でした。
えすとえむ先生の男らしいイラストも素敵でし…

5

DEADLOCK 小説

英田サキ  高階佑 

アツい作品。

冤罪によって刑務所に収監されたユウト。
無罪放免で出所する条件は、潜伏中のテロリストを見つけること。
そこで出会ったのは同房であり真っ青な瞳が印象的な、クールな男ディックだった。

監獄の中にある人種の壁、上下社会。
やっかいな人物に目をつけられながらもテロリストを見つけるべく必至に探るユウトですが、とうとう魔の手が忍び寄り……!?

あーー。やられた。
もう何をとっても萌ばっか。…

5
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