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57/127(合計:1263件)
英田サキ 奈良千春
muccu
デコイ 完結編。 安見の記憶も戻り、14年前の事件の真相が見えてきました。 でも14年前の事件の真相以上に衝撃だったのは火野と那岐の過去でした。 お互いに信頼しあい、互いの存在をよりどころとしていた子供時代。でも強くなりきれなかった那岐が下した決別、それを手荒い扱いで責めることしかできなかった火野。 どちらも辛かったんだろうなと思います。 そんな二人も、互いに大事な存在を見つける…
英田サキ 高階佑
ぴぴ606
英田先生と高階先生のコンビにつられて初エッセイ。 読みやすくて面白かったです。 萌えへの共感もさることながら、プロの世界の現実を思い知りました。 読者の求めるもの、売れるものでなければ通らないプロット。 書きたいものと売れるものの狭間で揺れる作家活動…。 書き下ろし小説にはそんな制約を超えて書きたいものを書いた英田先生の萌えが詰まっています。 私は地味なお話も好きですしオヤジ受けも…
エスが面白かったので、その流れでデコイも購入。 でもエスを読んでいなくても大丈夫です。 2組のカプが登場して同時並行で話が展開。 まずは記憶を失った安見と同居人だと名乗る火野。 とにかく火野が独特の空気感を出していて引き込まれます。 (表紙のイラストからも影響受けしまってると思いますが) そしてもう一組はヤクザの那岐と加賀谷。 お互い信頼し必要とし合っているのに、二人の間には…
薄雲
ネタバレ
DEADLOCK番外編その2 前回はひたすら痴話喧嘩してて、はいはいごちそうーさま、という感じの充実感でしたが、今回はもうなんと言えば良いんでしょうか……。 甘くて胸焼けがしてお腹がいっぱいです(はふぅ) ディック×ユウト、ロブ×ヨシュア、ダグ×ルイスと、それぞれのカップルを少し長めの短編でしっかりと描写されていて、非常に読み応えがありました。 読んでる途中から段々とその甘さに居たたま…
大好きなエスがついに完結編を迎えてしまいました。 姉の死の真実と宗近を襲った敵を知るために、一人五堂の元に向かう椎葉。 五堂の別荘に連れて行かれた椎葉ですが、五堂の過去の闇を知ることに。 そこで殺意が薄れてしまうところが、椎葉の弱いところですよね。 まぁ椎葉らしくもあるのですが(笑) 宗近にも別れを告げ、刑事もやめる覚悟をして全て投げ出したのに最後の一歩が踏み出せない優しい椎葉。…
あやちゅけ
番外編の第2弾です。 第1弾の「STAY」を読んでいなくても、 短編集なので十分理解できる内容になっています。 最後には書き下ろしがありますので、 ファンとしては、この1冊は見逃せません! ●Wonder of love ディックがなんと記憶喪失になってしまう話です。 しかも、都合の良いことに記憶が5年前ぴったりまで遡っていて、 ディックの本当の年齢は32歳なのに、 27歳ま…
エス3作目 永倉の死をいまだ消化しきれていない椎葉。 それでも刑事として自分の職務を全うしなければと進み続けます。 その必死の思いと椎葉の抱える闇が、まるで危険を引き寄せているかのように新たな試練が立ち塞がります。 クロという名で椎葉に拳銃のネタをちらつかせるチンピラ。 椎葉は彼の本当の姿を知らぬまま、情報欲しさに彼の指示する場所へ出向いてしまいます。そこで待ち構えていた五堂とは…
エス2作目 今回は椎葉が、同僚の永倉とそのエスである真子のサポートをおこないます。 そこで自分とは違うエスとの接し方、表には出さない二人の気持ちがあることを知り、椎葉にエスとの関わり方について考えさせます。 そして、ついに永倉は刑事として犯してはいけない一線を越えてしまいます。 そこに秘められた思いと永倉の過去。 永倉が最後にみせた弱さがとてもせつなかったです。 同じ苦しみを知…
刑事の椎葉と彼のエス(情報提供者)を取り巻くお話。 英田先生の刑事もの(サスペンスもの)は用語や描写がいつも詳細で読んでいて引き込まれます。 椎葉は情報収集を目的として裏世界の人間と接触するためファー付のコートを着たり刑事らしからぬ風貌。 しかも綺麗な顔立ちときているから、男性からも狙われますよね。 最初は表紙の椎葉と刑事という設定がリンクせず、ホストっぽいよなと思ってしまいました(笑…
DEADLOCK3部作が完結してからの番外編が、一挙に収録されています。 ファン垂涎の1冊と言って、過言ではないでしょう。 ロサンゼルスで新婚生活(!?)を始めたユウトとディックを中心に ロブとヨシュアのカップル、ネトやトーニャも登場します。 好きなキャラが揃い踏みで、自然と胸が高鳴ってしまいます! ●Never walk alone 一番最後に収録されていた短編ですが、 何…