英田サキさんのレビュー一覧

DEADLOCK 小説

英田サキ  高階佑 

これ以上ないくらいの神作品です!

アメリカの刑務所が舞台の作品なのですが、その描写も、設定も、背景も全部洋画を見ているようなリアル感! 臨場感があまりに凄すぎて一気にこの小説の世界に引き込まれてしまいます! 刑務所という犯罪者、男だらけの空間、暴力と秩序なき場所。そんな環境の中に放り込まれてしまうユウト。外の世界では女扱いなど受けたこともないであろうユウトが早速、黒人ギャングに狙われてしまい、……ってもう最初からものすごい展開! …

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デコイ-迷鳥- 小説

英田サキ  奈良千春 

よく考えられたお話

シリーズ上下巻読んでの感想です。この小説は作りが凝っていて、殺し屋・火野×刑事・安見カップルと加賀谷×那岐のヤクザカップルの話が平行して進み、他にも記憶喪失設定・人身売買問題など色々なものを詰め込んでるのにゴチャゴチャせず2つの話が上手く交わり、きっちりと2冊にまとめきっています。ヤクザや警察物のスリリングBLには英田サキさんあり、と言いたくなる存在感。10年以上前の作品ですが今も全く色褪せない名…

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Chara BIRTHDAY FAIR 2020 プレミアム♡ペーパーセレクション Aコース グッズ

Charaさんの番外編コミック8、小説8

以下読んだもののみコメント、長文すいません。(コミックは読んでなくてすいません)2、7が秀逸!2が秀逸すぎたので神にしました。

1.見多ほむろ先生『好みじゃなかと』より「夢か現実か」
  あなたが落としたのは金の斧?銀の斧?というやつを、
  夢にみてめっちゃビビる槇さんのお話。相変わらず爆笑です!

2.英田サキ先生『DEADLOCK』より「昼下がりの内緒話」
  すごい!!!!…

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すべてはこの夜に 小説

英田サキ  笠井あゆみ 

ちょっと懐かしい雰囲気も好き

大大大好きな作品で、読むたびに泣いてしまう。
もはや、泣くために読んでるのかも。
文句なしの神作品なのですが、神すぎてこれを基準にしちゃうと神の基準がおかしくなっちゃうので、自分の中では殿堂入りという立ち位置にしてます。
それくらい素晴らしい!

実は旧版も既読なのですが、掲載順序が入れ替わっている本作の方が読みやすい。
そして、小冊子だった『春に降る雪』、描き下ろしの『青嵐』がいい!…

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Chara BIRTHDAY FAIR 2020 プレミアム♡ペーパーセレクション Aコース グッズ

毎年のお楽しみ

バースデーフェアで小冊子を楽しんだ後に、更にペーパーセレクションで番外編を読める極楽!

毎回応募した後はちゃんと封書は事故もなく出版社に届いたのかと、セレクションが届くまで心配でなりません。www

今回も大好きな作品の番外編ばかりだったので、読みながらニヤニヤしてしまいました。

詳しい内容は届いてからのお楽しみなので書きません。

ですが差し障りの無い範囲で語らせて貰えば、「…

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エス 裂罅 小説

英田サキ  奈良千春 

3巻4巻読んでの感想

椎葉がやっとやっとやーと想いを伝えるシーンが!!!
刑事としてどうあるか、強くあるとはどういうことか、向き合う姿に魅了された。宗近の傲慢に見える強さも心強い!熱かった~

本当に敵が上手すぎてゾワゾワする~どんどん面白くなってる!
んだけど、宗近の過去エピ…もやる…
宗近が10代の頃ってので若気の至りというか、やっと愛する人を見つけたってので分からんでもない。義母はハッキリ年齢書いてない…

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エス 咬痕 小説

英田サキ  奈良千春 

1巻2巻の感想

1巻の扉絵からやられて、グイグイ2巻まで読んでしまいました。
扉絵、本当にたまげました。すんごいシーンもりこんできたな…

「自分の心でさえ裏切れる、強さを持つのだ」
強くあろうとする人の美しいことよ…強さがあるからこそ、ちょっと弱さを見せた時、屈することなく抱かれる姿にグッとくる。甘くない2人の関係にしびれる。
オトコ×オトコのぶつかり合いが熱い、抉られまくり。

小鳥は鷹がいなく…

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デコイ-囮鳥- 小説

英田サキ  奈良千春 

2巻まで読んでの感想

目覚めたら記憶喪失で人殺しになってて、助けてくれた超絶美形な男が恋人で殺し屋!!

2カプが交互に時に混ざりあって話が進むのが焦れったくてハラハラする!
闇と拗らせ具合いが溜まりません♡

最後まで読んでそういうことかーって、いろいろとスッキリ!!
可哀想な男を守りたいって火野は優しいのか根っから歪んでるのか…火野の手にどんどん堕ちてく安見が可哀想で可愛くて♡
登場人物の皆が皆、強く…

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ヘブンノウズ 物語 小説

英田サキ  奈良千春 

渋澤センセイの教訓が刺さる

2014年刊、ヘブンノウズ最終巻。
最終巻にして宇喜田の後継者として平久保を新たに登場させて収拾が着くのかと心配したが、たちまちに屋敷の住人達に溶け込んでいてほっこりできた。
永一と渋澤の関係に驚いたり、薫も無事に帰国してひと安心、シリーズとして上手くまとまった感がある。

さて、3巻・"赦罪"にて、とらわれていた過去の想いから解き放たれた渋澤はまさに絶好調で、恋人の旭…

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恋ひめやも 小説

英田サキ  小山田あみ 

「めやも」の解釈でモダる人

サスペンスなし、日常あるかもしれない状況設定での恋愛小説。
各章の小タイトルは内容を掴みやすい構成。分かっているのに、読みながら心を掴まれてしまうのは、著者の巧みな文章力のせいなのかな?
「いつか終わる恋のために」・・棚橋の気持ちが軸 
「恋ひめやも」・・水原の気持ちが軸 
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かつての教え子・棚橋が同窓会で担任教師だった水原と再会する。
水原の外観が変った事から関心を持ち、読書好…

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