スカーレット・ベリ子さんのレビュー一覧

ジェラシー 2 コミック

スカーレット・ベリ子 

トラブルに次ぐトラブル

ジェラシーは主人公の櫓木の印象で好き嫌いが大きく分かれる話だろうなと思うのですが、いつも自らトラブルに飛び込んでいくようなところは理解し難いのですが、とりあえず前作で明虎と出会って、側にいたいという一心でいろいろやらかして、とうとう明虎が半田さんを殴り殺すという戻るに戻れない状況で、逃げていたところを明虎に拾われて、明虎所有のマンションに匿われます。

そこに浅生田から明虎の居場所を聞きつけた…

7

ジェラシー 2 コミック

スカーレット・ベリ子 

超少数派だとは思いますが…

1巻では、櫓木の方は常軌を逸したキレっぷりや、明虎に対しての激しい執着心が明らかになったのに対し、明虎の方は櫓木について気になる存在ではあるものの、どう考えているのか今一つ掴みきれませんでした。

それが2巻では予想以上ののめりっ込みにびっくり。二人の現在の関係が『四代目 大和辰之』でわかっているだけに、こんなにも独占欲をギラギラ滾らせる程欲しい存在だった時期があったのかと思うと、一体この先何…

3

ジェラシー 2 コミック

スカーレット・ベリ子 

ひっさしぶりの続刊。
掘り起こしまして、1巻と四代目。合わせて読ませていただきました。
読み返してみると、こんなところでキャラクターがリンクしてるんだなと
少々感動いたしました。
赤ん坊の辰之。こんな人たちに囲まれて、存外まともに育ったなと
思わず泣いてしまったわ(´;ω;`)ウッ…

おいといて本編。
改めてみてもロギちゃんはイカレておられますねw
正直リアルではお近づきになり…

2

ジェラシー 1 コミック

スカーレット・ベリ子 

だれがだれにジェラシーなのか

櫓木さんの過去編。
四代目、大和辰之で辰之を監禁陵辱していた櫓木さんの人生が綴られます。

明虎さんはヤクザの大和組代行。老齢で体の悪い父親に代わって組をしきっています。
一方、櫓木はチンピラ。主に情報や売りで生計を立てています。

ある日、明虎の出入り先で緊縛プレイ中に亡くなった作家の前で紐につるされていた櫓木。同類として惹かれ合う二人。
櫓木は明虎のそばにいようと、あらゆる手段を…

1

ジェラシー 2 コミック

スカーレット・ベリ子 

運命”響同体”のふたり

スカベリ先生の作品の中で唯一ハマったので(^^;、追いかけたいなと思い2巻も購入しました。1巻もそうでしたが、なんといっても表紙のデザインが超クールだなと。表紙買いの感もある本作ですが、まだまだ全貌が見えてこないなぁという印象でした(私の理解力が足りなくて掴めない…)。
櫓木卯一の無軌道な生きざまと明虎さんのビジュアルに惹かれます。
登場人物も結構多くて個性的で流動的だし、この二人の出会いがど…

5

コンビニコーヒー巡りにハマりました。 ~ジャッカス! 番外篇~ コミック

スカーレット・ベリ子 

怖い顔の筈の啓介がもぅ、トロトロの甘々なお顔になっておる。

「ジャッカス!」番外編。一緒に住む様になった二人のその後を描いたおまけ的なショートストーリーです。ショートなのにエチシーンは濃厚かつ、結構ページを割いています。
貧乏で貧乏性の啓介と金持ちの息子の正行ではその金銭感覚が違う。そういう小さなエピソードを描きつつ、二人で共に生きて行くことって、こういう日常のことだよ。っていうのをほんのり温かく描かれているかと思います。私のお気に入りの三好も僅かながら…

2

ジェラシー 2 コミック

スカーレット・ベリ子 

浅生田!

第1巻の櫓木と対になっている明虎のカバーイラストが渋い金でかっこよすぎ。
なに、この極限まで目立たなくさせたタイトル文字!
この絵ありきの、この潔さ!
お話は、まだまだ序盤で、この二人の関係、これからがもっと面白そう。
そして、辰之そっくりな麻巳姐さんのカッコいいことよ!
ヤクザの女房らしい肝の座り具合と、それでも時折みせる弱音とか。
明虎にしても、櫓木にしても、麻巳にしても、こんな風…

4

みのりの手 コミック

スカーレット・ベリ子 

魔性美人みのり先生の施術で癒される

他の方のレビューでも書かれてますが、みのり先生は魔性の美人です。
そして魔性の美人みのり先生の魔性の手によって、患者さんが恋に落ちたり悩みをふっきったりと癒されていきます。

みのり先生と3人の患者さんとのお話しで、その1人にヤクザの大和辰之も出てきます。
別の本では主人公になってる人物です。
辰之は、始め見た目が可愛らしいみのり先生を舐めてかかります。
しかし、実はドSなところのある…

1

みのりの手 コミック

スカーレット・ベリ子 

『四代目・大和辰之』の前日譚収録。カメオ出演的な。

私も『四代目・大和辰之』を先に読んでしまったクチなので、その前日譚であり、辰之の出演たるや冒頭のみ。そういう意味ではガッカリです。浅生田さんが連れて来ただけあって、辰之の失恋(片想いだけど…。)も浅生田さんにバレていて、とっても恥ずかしい小さなエピソード。この時、辰之は受け側として開発されちゃってたんですねー。浅生田さんは、ホントに辰之が中で何を(ナニを)されてるのか解ってたんでしょうか?そんなわ…

2

四代目・大和辰之 コミック

スカーレット・ベリ子 

『四代目〜』〜『ジェラシー』〜『四代目〜』の無限ループにハマる!

今、2巻まで発行されていて完結はしていない『ジェラシー』を読了してから久々に『四代目・大和辰之』を読み返すと、辰之の目が(櫓木の言うように)母親の麻巳に瓜二つなことや、その尖った耳や獅子っ鼻が父の明虎さんにそっくりなことに笑える。また、『ジェラシー』で明虎さんを「若っ!」と呼んでいた浅生田さんが辰之を「若っ!」と呼んでいることや、(浅生田さんも多少渋くなっていらっしゃる。)櫓木のしなしなとした下衆…

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