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こん炉
めんだこ2525
ネタバレ
漣と時生と元(遺骨)の短い旅の話。 突然の肉親、友人の死に、各々がどう向き合っていくのか。 その中で、それぞれが秘密にしていたことを少しずつ打ち明けて漣と時生の距離が縮まっていきます。 はられた伏線の回収が面白く、ノートのメモ書きにはドキッとしました。 最初は元の死の真相を明らかにするための話なのかと思っていましたが、違いましたね。 元の死に関して、漣は幻影を見、時生は肉親の立場…
おぶもいもい
時生が自殺してしまった兄の元との最後の会話を思い出し、ひとり項垂れていると元の遺骨が盗まれそうになっていることに気付く。 骨壷を抱えて走る男を捕まえると彼は元の友人の漣で元の一部と旅をしたいので遺骨をひとつ分けてほしいと言い出し… 時生が旅に同行するのを条件に遺骨を貸し出して旅をするところから始まっていくお話でした。 切なく悲しい雰囲気で話が進んでいくなか、自殺の真相を知りたいと願う時生…
wororo
購入予定じゃなかったんだけど メイトで見たら青緑のカバーがあまりに綺麗だったので購入。 こん炉先生の絵はクセが強いので苦手だったんですが ずいぶんと見やすい絵柄になりましたね。 タイトルが「遺骨の旅路」と すごく興味をひかれるし自死した兄の遺骨と遺骨を 盗もうとした友人と兄の自死をめぐる旅が 三角関係に発展?と すごくすごく掴みはOKな感じ。。 しかし結構出おちでミステリー感を期…
かりんていん
結局、兄の元が自死した理由ははっきりとは明らかにされていない。 小さい時から全てに於いて優秀な兄と比べられて育った弟は兄や周囲、環境から逃れて生きてきた。 兄のことを疎ましく思ってきた弟、時生。 漣というのは兄の親友。 実は元に恋していた。 さらに実は元も蓮のことを好きだった。 蓮に突然告白されて走って逃げたけど、思い直したのか温泉旅行に漣を誘う。 なのに直前死んでしまう…
ポッチ
こん炉さん作品て、いつも表紙がとってもきれい。 そしてこのタイトルに、このあらすじ。いやー、つい買っちゃうよね、という素敵さを秘めています。 主人公は時生。 優秀で、子どものころから「優等生」だった兄・元が自殺した。 その兄の葬儀の晩、兄の遺骨を盗もうとしている男と時生は出会い―。 兄の遺骨を盗もうとしていたのは蓮と名乗る兄の友人だと名乗る青年。蓮は、元と行く予定…
誰
某会社のポイントを交換したら思いの外賞味期限が短くて 何かないかと焦ってタイトルだけで買っちゃいました ちょっとミステリアスで気をひかれません?【遺骨の旅路】だなんて そんなこんななんですが 実を申せば こん炉さんも数冊読ませていただてるわりにしっくりハマれずにいたりします 読んだ時の自分の状態やら年齢やらがダメなんですかね? いいな 好きだな とは思うんですけど最後でまく…
大学受験前(一浪中)の大事な時期に 祖父の財産目当ての後見人争いに巻き込まれた透は勉強に身も入らずボロボロ。 予備校講師の月谷に思わず相談すると意外にも親身になって話を聞いてくれた。 そして土曜に親族会議を開くとラッキーデーになるかもしれない、などと謎めいたことを言ってきて何故か透も素直にそれを信じ、叔父たちを呼び出すと4人目の叔父として現れたのが月谷だった!というところから始まるお話。 …
ツラくて胸が痛むエピソードから 恋人になってからの甘いお話まで 振り幅の広い一冊でした。 お父さんが亡くなった那月の悲しみやその後の生活はどんなに大変だったか、想像すると切なかったし 自分の気持ちと向き合う時間もないまま 那月と会うことが出来なくなった由仁のことも見ていてすごくツラかったです。 そして大学での再会… それこそ興信所で探したりもできただろうけど那月を"…
chikakumaco
阿掛の家はお金持ち。余命幾ばくも無い祖父と暮らしていた孫の透は、いきなり全財産を遺すと言われ、そのせいで親戚中に後見人を選べと詰められる。 普段家に寄り付きもしなかった叔父や叔母が、財産狙いで構って来るのにうんざりしていた透は、予備校の先生に頼るが、実は先生こそが、阿掛家の親戚の1人、祖父の末息子で透の叔父、冬ニだった。 冬ニは欲をかいた親戚たちの目の前で、自分を選ばせ、鮮やかに透を攫う。…
くみぽん
後見人争いに辟易してる孫の透。 後見人としてやってくる阿掛の息子達。 そこに現れてない後見人の権利を持つ叔父の月谷冬二。 冬二は阿掛の実子ではなく、透の祖父が再婚した女の連れ子である。 冬二は阿掛家を透の祖父を恨んでおり寄り付く事は無かったが予備校の教え子である透から後見人の話を聞き、関わっていく。 冬二と(透の)祖父との関係性。 両親を早くに亡くし1人ぼっちになった透…