はらださんのレビュー一覧

ワンルームエンジェル コミック

はらだ 

抱きしめたい天使

今までのはらだ先生作品やエロを期待すると、かつBLを読みたい時だと"違う"と思ってしまうかも。そんな気分ではないときに。

はらだ先生の絵や演出がまずもって大好きなので、新刊というだけで嬉しい!天使がずっと可愛いです。幸紀の前に降り立つシーンはキラキラ、羽根はふわふわ、全編大満足でした。

ストーリーは、美しくまとまったヒューマンドラマです。描き下ろしがグッときました。…

5

ワンルームエンジェル コミック

はらだ 

止まり木の方が断然良かった・・・。

はらだ先生の話作品は沢山読んだけど、私のNo.1は恋愛の中の「止まり木」だった。短い中に主人公の天使への愛が詰まってたし、BL要素もあったし。今回、リメイクとの事で凄く凄く楽しみにしてたのに、内容はガッカリするものだった。もう、なんか設定とか色々とゴチャゴチャし過ぎだし、天使が天使になった理由とかも無理だし、BL要素も無くなったし、漫画なのに説明を聞いてる様で楽しめなかった。「止まり木」では主人公…

13

にいちゃん コミック

はらだ 

ハッピーエンド…?⇒闇へ転落

はらだ先生の絵のタッチや雰囲気はとても好きですが、今作においてそれが最大限発揮されているような気がしました。

前半戦はゆい受け、後半戦は景受けです。
最後に描かれるえちシーンは愛に溢れている感じが伝わってきますが、それ以外は登場人物たちの気持ちがついて行かない物理的なえちに見えました。
物語の進行、受け攻めの関係性的にそのように描かれないと成り立たないのは承知の上ですが、それでもあまり心…

2

にいちゃん コミック

はらだ 

書き下ろしが一番良い

はらだ先生は大好きです、でも好きな作品とそうでもない作品がやはりあります。やたももと夜と朝は少し受けをねらいすぎかなと思いました。

この作品は逆です、正直どこを楽しめば良いのかなと考えてしまいました。萌えが薄いのはテーマを考えても仕方ないですが単純に話としても惜しいです。

所々にある残酷な描写の必要性が少ないし、ゆいにしても景にしても内面の掘り下げが少なくて無理矢理ハピエン気味にしてく…

2

ワンルームエンジェル コミック

はらだ 

神作です

鼻に優しい柔らかめティッシュを用意してから読みましょう。
それと、再読必須です。いろんなところに細かく細かく丁寧に伏線が張ってあります。
画力も、キャラの表情から背景の細かさに至るまで、つくづく神。今作が全体的にトーン濃いめに描かれているのも伏線の一部になっている気がします。

読後感はとても温かく優しいです。
さすがはらだ先生、世の理不尽やドロドロの心理描写をまざまざと描く手腕は見事。…

7

やたもも コミック

はらだ 

食わず嫌いでした

最近はらだ先生の作品を読み始めたので、今更ながらやたももにも手をのばしました。 

勝手な思い込みで、ビッチなんだけど可哀相なモモを見るのが嫌で読まずにいましたが、ホント食わず嫌いでした!
確かにビッチ!ひどいくらい!
でも、八田に出会って人らしくなっていくモモを見ていると、変われるよ!と応援したくなります。
まぁ、そんなすぐには人は変われませんが(笑)ギャンブルやら。。。

須田の…

2

ワンルームエンジェル コミック

はらだ 

BLというジャンルから羽ばたいてほしい

評価が高かったので読みました。
結果、読んで良かったです。本当に、、、。

幸紀と自分を重ねて見てしまい
最後涙が止まりませんでした。
天使のまっすぐな言葉や屈託の無い笑顔、先生描く心理描写はとても心に刺さります。

いい意味でBLぽく無いので
全ての人に読んで欲しいです。
きっと読んだ人の心に温かいものを残してくれる大切な1冊になると思います。

5

ワンルームエンジェル コミック

はらだ 

主人公がいい男だった

切ないが、良い作品だった。全くエロは無く、BL要素もほぼないけど。

突然現れた天使が何者か分からないまま、ファンタジーなのかコメディなのかと思いながら読み進めていたが、過去が紐解かれていく内に、それどころじゃなくなってしまった。

思いの外、みんなの過去が重たい・・・。
でも悲壮感が漂うわけではなく、それぞれが今を生きようとしている姿があり、個人的に逆に辛くかった。
全ての人の幸いを…

6

ワンルームエンジェル コミック

はらだ 

いい話でした

一本の映画を見終えたような読後感。
とてもきれいにまとまってます。悲しいんだけど、温かい気持ちになれます。

3

ワンルームエンジェル コミック

はらだ 

ワンチャンでウィンウィン。満たされるを知る

「変愛」を読んだ時にはそれほど印象に残ってなかった「止まり木」。
すでに「変愛」そのものが手元に無く、もはやまっさらの新作として読む。
舞台だけは覚えていて、暴力的な男の狭い部屋で共にいる天使。
本作の「男」は「幸紀」と名を持ち、冒頭こそキレて暴力的な部分を見せるけれど、いわゆる「クズ」とは少し違う。日々がうつろに過ぎ去っていく。それを見ているだけ。そんな感じ。
一方、天使の方もなぜ幸紀の…

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